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生きるために大切なメッセージ&日々の出来事

旅行*石川県③

2016-11-04 10:33:25 | 旅行&スポット

「ひがし茶屋街」から、私たちはタクシーで「JR金沢駅」に向かいました。

ちょっと強硬スケジュールでしたが、ここだけははずせません。
テレビで目にして、“絶対にこれを見たい!”と、いちばん楽しみにしていたのですから。

金沢駅の東口の玄関前に建造された「鼓門」です。
伝統芸能の一つ、「鼓」をイメージして造られたそうです。
この堂々とした立ちっぷりは、インパクト大、迫力満点!!
雅の中に、凛とした強さを感じるのは、“和”と建築がうまく融合しているからでしょうか。

 “和”の醍醐味

「鼓門」をくぐると、“和”とはかけ離れた、近代的な「もてなしドーム」があります。
“訪れた人に雨傘を差し出す”という、雨や雪の多い、金沢ならではの“おもてなしの心”がつまったドームだそうです。
建築には、アルミフレームと、3,019枚のガラスが使われているとのことです。
下から見上げると、一つひとつがジグソーパズルのピースのようで、その細かさと、技術の高さにびっくり!
上からも、光がたくさん入ってくるので、開放感たっぷりです。
“ここは、本当に「駅」なのか?”と、思ってしまいました。

アメリカの某旅行雑誌の「世界で最も美しい駅14選」に選ばれただけあって、その美しさは予想を超えていました。

今回は、時間の余裕がなく、車で来たこともあって、駅の構内までは見られませんでした。
次回は、北陸新幹線で来て、隅々までじっくり鑑賞しようと思います。

 

 

 


 

 

 

 


旅行*石川県②

2016-11-04 10:32:00 | 旅行&スポット

「兼六園」をあとにした私たちは、「ひがし茶屋街」に向かいました。

「紅殻格子」という格子戸が特徴的なお茶屋が並ぶ景観は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれているだけあって、まるで、江戸時代にタイムスリップしたような感じがします。

ピンク色には、意表を突かれました。

茶屋街では、古い造りを利用して、様々なお店が開かれているのですが、すべて入ってみたくなるような、ステキなお店ばかりです。

二人とも歩き続けていたので、ちょっと休憩ということで、スイーツのお店に入りました。
「茶房 素心」というお店です。
上から茶屋街を見たいこともあって、2階でスイーツをいただきました。

主人は上生菓子の「ハロウィン」、私は和菓子がダメなので、紅茶のシフォンケーキを、二人ともコーヒーとセットで頼みました。
とってもおいしかったです

そして…、金沢と言えば、やっぱり“金箔”でしょう。
帰りに、「金箔屋 さくだ」というお店で、蒔絵シールを買いました。

「向かい干支」といって、“自分の干支から数えて七番目にあたる反対の干支”のモノを持つと縁起がいいのだそうです。
私は“寅年”なので、向かい干支は“申”になります。
携帯やガラス、プラスチック、陶磁器、スポーツ用具ほか、いろいろな物に貼れるようです。
何に貼ろう…と考えるのも、金箔ゆえにテンションが上がりますね。

江戸情緒にたっぷり浸った私たちは、タクシーで次の場所へ移動することにしました。

金箔のほとんどは金沢で造られていますが、運転手さんの話では、職人になる若い人が、今はほとんどいないとのことです。
非常に細かい作業で、修業も厳しく、一人前になるのに時間がかかるというのが原因のようです。

このすばらしい伝統工芸が、なんとか廃れないよう、願うばかりの私たち観光客でした。