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それでも“検診”を!

2016-09-17 13:38:26 | 健康

小林麻央さんのブログ、毎回、読んでいます。

記事の内容から、“誤診”されたのではと世間で騒がれていますが、私にもその可能性がないわけではありません。

乳ガンと診断され、手術を受けたのは約3年前。
そのさらに7年前、私は人間ドッグで乳ガン検診を受けています。
触診した先生は「これは検査をしたほうがいい」と言いました。別の先生に超音波検査を受けたのですが、結果は“異常なし”。「マンモ」はやっていません。
「乳腺症」でまともな乳腺が一つもないので、今後は年に一度、超音波検査を受けるように言われました。

今から約3年前、今も定期検診で通っているクリニックで、乳ガンの疑いで生検をした時、私のガンは2cm弱でした。この大きさになるのに7~8年はかかるそうです。
当時、7年前に乳ガン検診を受けた時のことを話すと、ガンの大きさから「その時にはもう(ガンが)あったんじゃないかな」と言われました。

私の場合は“疑い”のレベルですが、実際にガンを見逃された人は案外います。

私の知人は、毎年、検診を受けていて、脇にしこりがあるのを感じていたのに「異常なし」と毎回言われていたそうです。でも、その方は“絶対におかしい”と思い、病院を替えましたが、その時には、すでにガンが他の臓器や骨に転移していて、手術不可能な状態でした。

きちんと検診を受けていてもそんな切ない事態になるのでは、検診の意味があるのかと思いたくもなります。でも、私はやはり“検診”は大事だと思います。

私は最初の人間ドッグの検診の時、毎年、検診を受けるように言われたのに、忙しさにかまけて一度も行きませんでした。だから、仮にその時に見逃されたとしても、リンパに一つ転移するまでに至ってしまったのは、自業自得の部分が大きいです。

この度の乳ガンの件でお世話になっている先生に、当時、乳ガンと診断された時、「せめて超音波だけでも受けていたら…。実にもったいない」と 言われました。
確かに、毎年、それを実行していればリンパに転移することは防げたはずです。

もう一つ、検診を受けるにあったて重要なのは、受診する病院・クリニックです。

この度、手術時の7年前と同じ病院で受けた人間ドッグで「乳ガンの疑いがあり、精密検査を要する」との結果をもらった時、私はそこで受けようとは思いませんでした。
あるテレビ番組で、“乳ガンは画像診断がすべてを決める”といったことを女性の先生が言っていたのを覚えていたからです。

私は、インターネットで信頼できそうな病院・クリニックを探し、今、お世話になっているクリニックにたどり着きました。
そこの先生は、「マンモ」の画像認定がA評価です。HPでそれを知り、迷わず決めました。

乳ガンは、乳腺の影響で、発見が難しいことがあるようです。
もちろん、A評価だからといって、“絶対”とは言いきれないかもしれません。
でも、検診で“見逃し”が起こる確率を少しでも減らすために、やはり画像認定がA評価の医者に診てもらうのがいいのではないかと思います。

私は今、定期検診で先生が「今回も大丈夫でした」と言えば、安心して生活ができています。

とにかく、まずは“検診”です。受けなければ、何も始まりません。
そして、受けるなら受診機関を選んだほうがよいでしょう。