もうすぐ2月。
いつも散歩をする道の脇で、ロウバイ(蝋梅)が咲いています。
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ブログ 「晴耕雨読 in 神鍋高原」
第428回(2021年2月1日(月)配信)・・・・・毎月第1第3月曜日配信予定
ブログは「恩送り」 / 井上 直久 / このブログの管理者
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ブログの管理者の素顔の一部でも理解いただけたらと思い、新しいカテゴリーの「このブログの管理者」をはじめました。
今回は2回目の記事で、このブログを始めた理由と10年も続けている理由についてです。
〇はじめに
「恩送り」という言葉をご存知でしょうか?「恩返し」なら知っているが、「恩返しの間違いじゃあないの」という方が多いのではないでしょうか。じつは私も約1年前までは全く知りませんでしたから。そのため、「恩送り」について調べてみました。ある辞書によると「恩送り」とは、「誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。」と書かれています。
〇「恩送り」の言葉を知ったTV放送
私が「恩送り」の言葉を知ったのはあるTV放送でした。関東のある県の納豆屋さんが納豆がなかなか売れないので、近県の流行っている豆腐屋さんに教えを乞うたそうです。原料が大豆で同じですからね。すると、なんと持って行った納豆を全て買い取ってくれたそうです。当然、味の確認をされてですが。それ以外にも得意先の百貨店に試供品として送付されていたのですが。納豆屋さんはその後、百貨店にも納豆を納めるようになり、成功されました。
〇恩返しはしなくていい、恩送りをしてほしい
その全量買い取られた豆腐屋さんは、豆腐が売れなくて苦しんでいたころ、大変お世話になった農家の方がおられました。豆腐屋の事業が軌道に乗った後に、恩返しをしたいと申し出たところ、農家の方から「これからあなたを頼ってくる若者が必ずいるだろう、私のことはいいから、その時その若者を助けてやってほしい。」と言われたそうです。そして、その言葉を思い出し、納豆屋さんを支援されたのです。
〇私の「恩送り」
私は技術士(経営工学)の試験に5年間トライしました。大学で学んだ学科は電気科ですので、全く異なる経営工学に最初のころは四苦八苦していました。そんな中、分からないことをインターネットで検索すると「生産管理」というHPが必ずトップに出てきて、そのHPを読むと分からないことがよく理解できました。そのHPは当時あこがれでした。今はそのHPは閉鎖されていますが。このブログでは私が読んだ本の紹介をしていますが、私がブログを書き始めた時に思っていたことは、読んだ本の内容等についてどなたかのお役に立てればと思ってのことです。これが私の「恩送り」になります。
〇本当の「恩送り」
ウキペディアにも「恩送り」の説明が書かれていました。これは先ほどの説明より広くなっています。これが本当の「恩送り」の意味なのかもしれません。「誰かから受けた「恩」を自分は別の人に送る。そして送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐると回っていくということ。」。「恩送り」いい言葉ですね。
井上 直久
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