エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

ワクチンの功罪とは

2020-05-30 09:01:37 | “現代医学の功罪” 関連

1880年代、イギリスの医師“エドワード・ジェンナー”は、“天然痘”の治療法を発見しています。 当時、不治の病と恐れられていた“天然痘”から、大勢の感染者を救った実績から 後に“近代免疫学の父”と称賛される人物です。 それが、現代における“ワクチン”の起源です。 当時 牛の乳絞りをする女性達は、一般人より天然痘に罹り難いと言うヒントがあったのです。 天然痘より症状が軽い“牛痘”(牛由来の感染症)に接触し、抗体を獲得した人は天然痘に罹患しても 重症化しない。 偶然が齎した幸運です。 そして 牛痘ウイルスから、天然痘ワクチンが出来たのです。 牛痘のウイルスを培養し、天然痘患者に投与し 天然痘の免疫を確立する唯一無二の療法です。 それでも「命をかけたワクチン」と言われ、接種者の 2割はワクチンが原因で亡くなっています。 現在 盛んに生産される 直接ウイルスを培養するワクチン(不活性ワクチン・生ワクチン・サブユニットワクチン)の発想とは、全く生い立ちが違います。 牛痘と言う媒体がなければ、天然痘のワクチンは完成しなかったのです! 


日本における法定予防接種は、①ポリオ ②ジフテリア ③百日咳 ④破傷風 ⑤風疹 ⑥日本脳炎 ⑦結核 等です。 幼児・学童は、半ば強制的に接種されます。 一体 どの感染症が、日本で大流行しているのでしょうか? これらの感染症は、現在 流行していないのです! 発生源があるとすれば、接種によるによる“2次感染”・“3次感染”です。 本来ならば 絶滅した筈の感染症が再発するリスクは、疫病研究所に保管されている病原菌(ウイルス)が、誤って世の中に拡散される可能性が大です。 多くの病原菌は、自然消滅ないし淘汰されるのが現実です。 何ゆえ、治療法が確立されている病気の予防が必要か、ワクチンの意義(医療の合理性&収益)が倫理的に問われます!

現在 “新型コロナウイルス”が、世界中で猛威を振るっています。 誰しも、ワクチンや治療薬を待ち焦がれています。 ワクチンや治療薬があれば、新型コロナウイルス”から救われる? 現代医学は進歩しているから、ワクチンや治療薬の研究開発は直ぐにも出来る! アメリカ合衆国・イギリス・中国など(日本を含む)が、ワクチン開発競争を始めています。 信頼出来るのでしょうか。 21世紀、SARS・MARS・エボラ出血熱・新型インフルエンザ・・・、様々な伝染病が出現しています。 それらのワクチンは、研究されても効果が認められた“クスリ”はありません。 それでも“新型コロナウイル・スワクチン”は、莫大な研究費を投入すると出来る? 



湾岸戦争を、思い出して下さい。 アメリカ合衆国は、イラク軍の生物化学兵器による攻撃を想定し、兵士や予備兵(米国で待機)に“炭疽菌”や“サリン”等から身を守る為、混合ワクチンを接種したのです。 戦いが始まり、アメリカ合衆国は 短期間で“湾岸戦争”に勝利しました。 まるで、大人と子供の“喧嘩”の様でした。 しかし 10~20年後、混合ワクチンの後遺症(副作用)で、20万人もの兵士および予備兵が、謎の精神疾患者で発病し 廃人同様になったのです。 精神を病んで“自殺”した元兵士は、6000人以上で湾岸戦争で戦死した数を上回っています。 それが、未承認ワクチンの“恐怖”です。 命を守る筈のワクチンが、屈強な兵士達の命を縮めたのです。 それが、紛れのない“ワクチンの現実”です! 

果たして、ワクチンは効果があるのでしょうか? WHO(世界保健機関)は、「インフルエンザ・ワクチンで、感染症の予防は出来ない。 また有効とするデータもない」と、明言しています。 季節性インフルエンザで 日本は、年間 何万人の犠牲者が出たと言うのでしょうか? 幼児や学童が、熱を出したり・咳をするのは、伝染病の領域ではありません。 外来の異物(ウイルス)を、自己の免疫機能で排除する為に戦っているのです。 それを安易にワクチンに頼っては、病気を免れる(免疫)の破壊に繋がります。 それ以上、子供達に蓄積されるワクチンの成分、重金属や水銀などの添加物が気になります。 「ワクチンに頼らなければ生きられない」 弱い子供を大量に生み出す 医学の贖罪 は計り知れないのです!

新型コロナウイルス”に対し、ワクチンも治療薬もない中で、どの様に戦うのか? 現在、マスク・手洗い等以外、良好な戦術はありません。 一人一人、ウイルスに感染しない事しかないと思います。 なぜなら、“正体不明”の微生物(謎のウイルス)です。 拳銃(治療薬)や大砲(ワクチン)で「一網打尽に叩き潰す」そんな発想では、ウイルスを撃退できても 感染患者すら薬害で犠牲になります。 湾岸戦争における“混合ワクチン”の様に!

印度リンゴ

2020-05-28 09:31:28 | 日記

日本生まれの米国リンゴを、ご存知でしょうか? その名は、印度リンゴ です! 印度と言っても、お釈迦様の故郷 インドではなく、アメリカのインディアナ州が名前の由来で、明治の初期 青森県弘前市で生まれたリンゴの品種です。 弘前市に縁があるアメリカ人宣教師が、苗を持ち込んだとか諸説ありますが、確かな記録はない様です。 その印度リンゴが、青森リンゴと交配し“王林”や“ゴールデンメロン”等が、生まれたと言われています。


私は子供の頃、印度リンゴに魅了された一人です。 リンゴの皮を剥いた瞬間の甘い香りが、半世紀以上経つ今でも脳裏に焼き付いているのです。 当時、子供の小遣いで気安く買える果物ではありませんでした。 一個、大きなスイカと同じ位の値段と記憶しています。(高級で高価) 私の味覚・臭覚において、最高の果物が 印度リンゴ でした。

そんな印度リンゴも、生産地の青森県では不評だった様です。 「酸味が無くてはリンゴに非ず」と、印度リンゴの生産を全面的に止めてしまった。 日持ちがしないのも原因の一つです。 2002年に印度リンゴが復活し、僅かながら販売が始まりました。 ある日、スーパーマーケットで印度リンゴに再会した私は、迷わず購入して食べました。 只のリンゴではありません、思い出の味です。 「味も香りも最高でした」

この話を 青森県在住の友人にすると、数日後 30キロもある“リンゴ箱”を送って来ました。 中は、黄緑色の“王林”でした。(印度リンゴより、少々甘みが少ない) 電話でお礼を言うと「残念ながら、印度リンゴは無かった。 生産者に話を聞くと、県内に何本か印度リンゴがある様だ。 来年リンゴの苗を探して、お前の家に持って行く・・・」 “ありがとう”と感謝しましたが、苗木は丁重にお断りしました。 果たして何年後に実をつけるのか、手入れの仕方が分かりません。 昔“姫リンゴ”の苗を庭に植えましたが、実をつける前に枯れてしまったのです。 「桃栗三年柿八年」 リンゴ栽培も、素人には難しい!  

噴火湾

2020-05-26 09:11:16 | 旅行・地域

北海道地図を見れば、噴火湾 がどこか直ぐに分かると思います。 イカ飯(駅弁)で有名な森町から、日本屈指の鉄鋼の町・室蘭市に位置する ほぼ円形の湾は面積が 2,485㎢と大きく、東京湾の1,380㎢を遥かに凌ぎます。 1796年、イギリスの軍艦が立ち寄った際、船長・ブロートン海尉は駒ヶ岳や有珠山を見て「噴火によるカルデラ(地盤沈下)に違いない」ゆえに  「噴火湾」  と命名したそうです。 しかし その後の調査では、噴火による“カルデラ”でない事が明らかになっています。 元々、噴火湾は太平洋に面する大きな入江なのなのです。 我々地元の呼び名は、穏やかな湾である事から 「内浦湾」  と呼んでいますが、日本中に同名の湾が4か所あるので、やはり 「噴火湾」 と呼んだ方が良いと思います。


噴火湾は、湾内に多くの漁港(約50ヶ所)が点在します。 戦前 “鰊”(にしん)が獲れた頃は、各漁港に活気があった様ですが、今は“道東”・“道北”に比べ、どこも疲弊しています。 原因は 噴火湾の入り口“室蘭市”が、製鉄業を始めとする工業地帯で、タンカー・大型船舶の往来が多く、自然であるべく“魚道”を妨げている事です。 元々 浅い海が、魚の環境(繁殖)に悪影響していると思います。 残念ながら“噴火湾”自体が、昔ながらの豊かな海ではなくなったのです! 


それ以上の問題が、“漁師”の首を締めています。 それは、ホタテの養殖 です。 魚が獲れなくなり苦渋の選択が、漁民の将来に禍根を残してしまったのです。 噴火湾の一部で始まったホタテの養殖は、当初 大金(ホタテ特需)を生んだのが問題です。 その成功を真似しない 漁師はいません。 次から次と、湾内はホタテの養殖で埋め尽くされました。 湾の特徴は、潮の流れが少ない事です。 養殖(*ミミズリ)は外洋に比べ楽ですが、ホタテが成長する過程で排出する糞の量は膨大です。 調査によると、50年程で湾奥部のヘドロ(ホタテの糞)は1メートル以上、海底に蓄積されている様です。 結果的に噴火湾の環境は荒れ放題、一時 羽振りが良かった一部の漁師は、生活保護を受ける羽目に陥りました! (*ミミズリ: 200個ほどのホタテの稚貝を、密閉した籠に入れブイで吊るし大きくなるまで育てる)  

私は、噴火湾の港町で生まれ・育ちました。 幼い頃から、港や海辺が遊び場でした。 そんな環境の中で育ちましたが、なぜか魚介類が苦手です。 その理由は、港独特の魚介類が発する鼻を衝く“腐敗臭”がでした。 それが“アレルギー?”となり、魚貝が好きになれませんでした。 そう言えば 漁師の息子(友達)は、船酔いが激しく 跡継ぎを諦めました。 案外 “郷土に勤しむ”(適正・適応)は、個人差が大きいと思います! 

噴火湾の“ホタテ養殖”と、日本政府が目指す“観光立国”は、似ていませんか? 中国人のインバウンドを狙ったものの、トラブルが起きた瞬間 全ての計画が頓挫する。 “ホタテ養殖”・“観光立国”、夢破れて・・・ 何事も「一寸先は闇」なのでしょうか?     


WHO(世界保健機関)

2020-05-24 10:55:26 | “現代医学の功罪” 関連


4年ほど前 WHOは、不可解なコメントを残しています。 「ハムやソーセージなどの加工肉を、1日50グラム食べると大腸癌のリスクが18%高まる」と、スイスのジュネーブに拠点を置く‟WHO”が公に発表したのです。 加工肉を食べるのは、アスベストを吸引する事やタバコを常用する事と同じ危険があると言うのです? 明らかに、加工肉を食べると“ガン”になると示唆した事になります! 

WHOは世界各国が参加し、人々の命や健康を医学的・科学的に研究する、権威ある組織です。 伝染病の発生情報を一早く公開する事や、ワクチン・治療薬の開発を指導したり、環境の中に危険な物質があれば摘発するのも大切な仕事だと思います。 しかし、政治や文化に介入するのは問題です。 「ハムやソーセージは危険だ」 それは事実かも知れませんが、WHOの仕事とは思えません。 生産国(ドイツなど)に対する食文化の否定です。 その時点で、WHOに疑問を抱きました!

新型コロナウイルス”は、中国・武漢でいつ発生したのか? 「習 近平」は、2019年12月31日(COVID-19)に発見したと、WHOに報告しています! 「その情報は正しいのでしょうか」 情報の中に、偽りや隠蔽があれば国際問題になります。 WHOのテドロス事務局長は、なぜか中国の言い分んを鵜呑みにしている様に思われます。 母国・エチオピアの財政支援を、「習 近平」と闇取引した? 証拠はありませんが、疑惑の言動は数々あります。 (ペドロス)「感染力も死亡率も季節型インフルエンザと変わらない。 中国の感染者は低減している・・・」 結果として、WHOが“新型コロナウイルス”を“パンデミック”(世界的大流行)と宣言したのは、2ヶ月半後の“3月11日”です。 警戒警報の遅れが、世界中に“新型コロナウイルス”の蔓延を許してしまった!

WHOの存在は、世界中の人々にとって、命と健康を守ってくれる要(砦)です。 事務局長の独断と思惑で、安易に情報操作したとすれば大問題です。 テドロス事務局長一人が、悪い(不適任)と言うのではありません。 WHOの組織全体に、疑問と疑惑を感じるのです。 “パンデミック”は、一瞬でも判断を誤ると大変な事になると、WHOに言いたい。 決して、トランプ大統領に傾向するのではありません。 “新型コロナウイルス”の戦いに敗れたアメリカが、“誤った報復”を起こす事が“パンデミック”より 遥かに恐ろしい!      

テレビ版 『蒲田行進曲』

2020-05-21 08:43:39 | 芸能・アイドル
1982年に放映された角川映画・『蒲田行進曲』は、大々的に宣伝・製作されましたので 観た方も多いと思います。 主演(銀次郎):風間 杜夫 脇役(ヤス):平田 満 ヒロイン(小雪):松坂 慶子・・・、舞台劇・新撰組の製作過程に纏わる人間ドラマをパロディ化した “悲劇”とも“喜劇”とも言える映画でした。 やはり、脚本:つか こうへい 監督:深作 欣二 となれば、平凡なストーリーであっても 面白・可笑しく仕上がると感心しました。

映画・『蒲田行進曲』が上映されて一年後、TBS系で二週に渡り同題名のテレビドラマが放送されました。 「低予算で造られたテレビ放送が、映画より面白い筈がない」そんな感覚でテレビを観て驚きました。 『蒲田行進曲』が、映画以上 リアルに仕上がっていたのです。 主演「沖 雅也」 陰のある二枚目役(銀次郎)が、「風間 杜夫」より数段 勝っていました! 何より、演技が素晴らしかった! 何故か? テレビ版・『蒲田行進曲』が、「沖 雅也」の遺作だったからです!



一週目のテレビ放送の後、「沖 雅也」(31歳)は“京王プラザホテル”47階から、投身自殺したのです。 不可解な“死”でした! テレビ版・『蒲田行進曲』で最高の演技をした役者が、どうして自殺の道を選択しなければならなかったのか? 当時、様々な“デマ”や“憶測”が飛び交っていました。 結論は、精神病である“うつ病”だったからです! 大勢で芝居をする昼の顔と、一人孤独をさ迷う夜の顔と、全く別人だったと思います。 演技が上手くゆけばゆく程、孤独感が倍増する“ジレンマ”が、咄嗟に彼の異常行動に繋がったのでしょう? 惜しむかは、彼に行動を見守る人間(連れ合い)が居なかった事と、適切な治療(投薬)が成されていなかった事です。 そして、俳優「沖 雅也」は死んだ! 遺書は「涅槃で待つ・・・」兄の様に慕っていた人に向けて綴ったものでしたが、真相(同性愛説)は藪の中です?

もう一度、テレビ版・『蒲田行進曲』に戻ります。 「沖 雅也」の病気とは別に、このテレビドラマは素晴らしかった。 やっと芝居の主役を貰った「銀次郎」は、内縁の妻「小雪」:大原 麗子を、子供を宿していながら脇役「ヤス」:柄本 明に、無理やり押し付けます。 「銀次郎」を慕う「ヤス」は、喜んで「小雪」とお腹の子を引き受けます。 それから、「ヤス」の運命は悲惨だ状態に陥るのでした。 生まれて来る子供を養う金を稼ぐ為、命懸けのスタントを続ける事になりました。 舞台・新撰組のクライマックス「大階段落ち」を 自ら志願した「ヤス」は、大怪我を負い生死をさ迷います。 それを知った「銀次郎」は、己を恥じて改心するのが、ドラマの“おち”でした。 ストーリーは、至って単純です。 しかし テレビ版・『蒲田行進曲』は、「沖 雅也」が自殺を意識したか否か分かりませんが、彼の演技は悲壮感さえ漂うものでした。 脇役の「ヤス」も ヒロインの「小雪」も、映画とテレビの境を越え 全てにおいて素晴らしかった!