エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

昭和の純愛「愛と死をみつめて」

2021-07-15 08:05:55 | 心と体
・・・ 愛と死をみつめて ・・・  唄:青山和子 

一、♪ まこ・・・甘えてばかりでごめんネ~ みこは・・・とっても倖せなの~ 儚い命と知った日に~ 意地悪いって泣いたとき~ 涙をふいてくれた まこ・・・ 

二、♪ まこ・・・わがまま言ってごめんネ~ みこは・・・ほんとに嬉しかったの~ たとえ その瞳は見えずとも~ 二人で夢見た信濃路を~ 背負って歩くと言った まこ・・・ 
          
三、♪ まこ・・・元気になれずにごめんネ~ みこは・・・とっても生きたかったの~ たとえ この身は召されても~ 二人の愛は永遠に咲く~ みこの命を生きて まこ・・・ ♪ 
          
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この楽曲は 今から五十年以上前、実話を元に作られ大ヒットした、昭和の名曲です。 「青山 和子」が歌う「愛と死をみつめて」を聞く度に、男 と 女 の純粋な愛の危うさが しみじみと感じます。

みち子(みこ)と實(まこ)は、高校時代に病気療養所で知り会い、退院後は文通で意気投合した若い二人でした。 その後、みこ は京都の大学へ まこ は東京の大学へ、遠距離恋愛を続けたそうです。 そんな中、みこ の病気が再発し、入院しなければならなくなった様です。 病名は、軟骨肉腫 と言う難病でした。 まこ は みこ を励ます為に、アルバイトで旅費を捻出しながら、何度も何度も見舞いを続けたそうです。 しかし、みこ の病気は快復するどころか、悪化が進む一方でした。 現実は 厳しいものです。 まこ の看護も虚しく、みこ は 22歳の誕生日前日、天に召されたそうです。
 
その後「愛と死をみつめて」は 本 になり、映画化 され テレビ版 も何度か放送されています。 心 と 心 が結ばれた若い男女は、病気や事故で引き裂かれても、愛は永遠に生き続ける事を唄う、辛く悲しい 昭和の ラブストーリー でした。 
 
「純愛とは、強い心の繋がりです。周りが引き離そうとすればする程 激しく燃え上がり、終いには取り返しがつかなくなる」 ことわざ「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて〇〇じまえ」先人の教えです! 令和の日本で、M & K は 成就されるでしょうか?

◎ 友人「鈴木 博詞」作 油絵 
   
                     


遺稿(俳句)絶筆まで

2020-02-18 07:46:00 | 心と体

叔父は、北海道の南西部・洞爺湖畔のサナトリューム(結核病棟)に、25歳の若さで隔離されました。 入院当初から、肺の切開手術の為に肋骨の大半を切除され、ベットから起き上がる事さえ困難な状態でした。 ただ許されたのは、食べる事と寝る事だけ、まるで「鍵のない牢獄」です! 唯一の楽しみは、ラジオで大相撲放送を聴く事と、俳句を詠む事だけの余りにも悲惨な闘病生活でした。 おそらく、頭の中で数千の俳句を詠んだと思います。 しかし、ノートに記された句は100にも及びません。 ペンさえ握れない苦悶の症状が、最期まで続いたと想像します。 叔父が34歳で亡くなるまで、今回は絶筆まで 35句ほど紹介します。 一句だけでも、詠んで頂けると幸いです。

なお 叔父の俳句は、北海道「氷原帯・俳句会」で発行した書籍を引用したものです。


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雪明りで粥喰らう反芻のごとくに 


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破風に舞う雪病眼に鶴舞わしめ


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粥すする間も北風の肌ずれの音


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寒波来る風葬となりゆく病者の眼


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病める冬湖を眼窩に溜めて


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朝靄に流される帆のなき枢妻と子


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メス持てば音を発しそうな寒気


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枯れ芦の中で獣声を発す病者らは


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死を決すべく思う星空にしばし母あり


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吹曝しの中いさかいの息千切れとぶ


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天は苦悶する雪ふらしめつ貧欲なる地


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錆びた銃口欠けた牛乳瓶に花活ける姉


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豆鶴数う病眼を霧に吹かれ


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吾れに救いなくうちわ太鼓心に刺さる


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療友死せり秋刀魚食う眼をとじらせて


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どの窓も枯れ夕餉に行く患者羊群めき


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寒気ズカズカ病の独房に鍵なくて


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腐木を踏んずけるような寒肺患の死


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亡友・療友みな髭提灯に睦合う雪


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時たま羽ばたく鵞ポケッタブルラジオが欲しい


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寒気すっぱ抜けて病者の吹きだまり


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いのちもろとも噴く病院の煙突


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老婆無言手の皺足の皺


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雪原から続く白壁岩漿吐く吾


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胃の個室にサボテン咲く時効のいのち


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病者の砂漠に堪えかねて咲くサボテン


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天使にどうしてもなれない小指にマニキュアあって


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漁夫に殴られたアイシャードつけた看護婦


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炎えない蛍の瞳になろう暑さに堪える病者達


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火をかき立てる楡ただ髪をむしる指


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没陽青芝影のびる白痴の松葉枝


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鬼火となってころげたいが風鈴許さず


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誘蛾灯にきりきり舞う農夫よ蛾よ


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波紋の湖岸は立てり残月は病痕


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遠花火見る爉の灯で画く母の像


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漁夫の唄は和してならない嚕の音芒の音


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遺稿・俳句を詠んで頂き ありがとうございました。 


◎「松尾 義人」は、洞爺湖畔のサナトリュームで、無念の最期を迎えました。

遺稿(俳句)

2020-02-16 08:19:52 | 心と体

昭和37年 34歳で亡くなった叔父が、病床で綴った遺稿・俳句を紹介させて下さい。 名前は、“松尾 義人”と申します。 叔父(母方)は、教師として就業中 25歳で結核に罹患し、洞爺湖畔のサナトリュームで療養中 辛く苦しい思いを俳句として残しています。 決して綺麗な俳句ではなく、型破りで粗い作品だと思います。 宜しければ、一句でも詠んで頂けると幸いです。

 

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一生無駄とは思われず蝶の網つくろい

 

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ばさばさに刈られた麦夕やけの場広くする

 

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誰も剝いではならぬ鬼灯の朱を知る者は

 

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農夫の喜び魔術のごとくいもを掘る

 

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娼婦通るぶらんこ毛虫風まかせ

 

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フイルム切れて眼底をよぎる過去の恋

 

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梅雨の野良着にふれず乳をのむ子

 

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海霧の中だけの声量かなしむ仏法鳥

 

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吾死臭を嗅がしおり冷たき繩の足

 

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ネクタイなびかす療友に助なし

 

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冷水通る喉細くして死水想う

 

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リンゴ売り足袋より真っ赤な指こぼれて

 

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尿瓶を愛せば軒に寒星ぎしぎし

 

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病さみし木兎のごと眼るばかり

 

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病者の一燈白い風にさらわれる

 

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農夫呆けてペロペロ炉火眠る

 

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夜の顎寝台を揺すり咳つづく

 

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冷えきった麦飯に食道の長さ知る

 

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真白き息がうろつく吾等の叫び

 

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涙に甘やかされて指間の星を読む

 

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吾がおとろえに担送者ボロボロ泣く

 

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眠れねば星となる座をさがす

 

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吾が肺患コップに氷の針浮かぶ

 

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「ガン」と凍って担がれて来る俺の寝まき

 

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先職の寒空に食器の音が満つ

 

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春のアンプルの秘よ一つの生涯の基点となれ

 

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病と貧のなき世欲し春月の肌見ゆ

 

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農に生きん兄しかと野火にまぶれぬ

 

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肺活量千緑の息吐くまで生きたし

 

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春陽満ち病者が抜けたき鍵穴

 

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送金絶ゆ夏ミカン食えば涙噴く

 

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朝のキビもぐと吾が盗癖におどろく

 

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老母帰り給う地吹雪に足をかくしつ

 

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贋乳房ずる汗の胸に肋骨なし

 

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朝霧から生まれて後光を放つ蜘蛛

 

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虹の五線譜吾半生を詩わねば

 

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鍬錆びて農の吐息や蝶羽すぼむ

 

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雪虫降りつぎ弱き者の抵抗に似て

 

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背伸びする車窓に火葬場の赤き屋根

 

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胸涸れて冬稲妻の突通る

 

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煤煙の病窓ネオン何を数うや

 

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熱き冬至南瓜食う顎骨むきだして

 

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吹雪の壁つんぬけ配達夫来る刻

 

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餅焼くのに煩骨焼かねばならぬ病者

 

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テレビ終り十円玉が湯気立つ病者の掌

 

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雪庇伸び裸電燈に肋骨数え合う

 

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病者知るはビルに網はる蜘蛛のこと

 

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今日は夏至罪人も病者も影重く

 

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霧に欲しきはガス灯病者に母

 

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遺稿・俳句を詠んで頂き ありがとうございました。


◎「松尾 義人」洞爺湖畔のサナトリュームで、無念の最期を迎えました。


湾岸戦争症候群の怪

2019-12-27 12:48:29 | 心と体
◎イラク&アフガニスタンに派遣された米兵(延べ230万人)は、帰還後に20万人が“湾岸戦争症候群”に罹患し、内 6000人が精神疾患を伴い自殺している!


1991年に勃発した“湾岸戦争”を、覚えている方は多いと思います。 2001年にアフガニスタンへ 2003年にイラクへ、反米テロ集団と確信したアメリカ合衆国大統領「ジョージ・ブッシュ」の号令で、米軍&有志連合が 戦闘を開始しました。 目的は、“アルカイダの「ラビン」”や“イラクの「フセイン」”の一掃作戦でした。 “20世紀最後の戦争” 何とも、不可解な戦争でした! 
イラク・アフガニスタン戦争により、アメリカ軍は 6000人の犠牲者(戦死者)を出しましたが、イラク側は 60万人以上の軍人や民間人(約70%)が亡くなっています。 戦争は 老若男女の区別なく、多くの犠牲者を生むのです。 その結果、イラク軍の残党(フセイン支持派)が、“イスラム国(ISIS)”を結成し“憎しみの連鎖”を繰り広げているのは、周知の事実です。 古今東西、戦争に“円満解決”は 無いのです!
 
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 “湾岸戦争”や“イスラム国”は分かっていても、“湾岸戦争症候群”を知っている方は少ないと思います。 中東で流行する 感染症でも風土病でもありません。 湾岸戦争に派遣された兵士や アメリカで待機していた予備役 約 20万人が、原因不明の疾患(主に精神疾患)で療養を余儀なくされていると言うのです。 徴兵された屈強な若者達が、湾岸戦争の後に精神疾患に悩んでいるのです。 如何してなのでしょうか? その原因は、“未承認ワクチン”です!

アメリカ軍は 湾岸戦争に備え、イラク軍の生物化学兵器による攻撃を想定し、20種類以上のワクチンを 兵士達に接種したのです。 現実に、化学兵器に対応するワクチンなど 存在しません。 勿論、炭疽菌やサリン等から身を守るワクチンなど、科学(医学)的に解明されていないのです。 いわゆる、兵士を利用した“ワクチンの人体実験”です。 数か月単位で接種する必要があるにも拘らず、数日間で投与した事が問題です。 ワクチンを投与された兵士は、全員が薬害で具合が悪くなったそうです。(一応に免疫機能が破壊された?) 湾岸戦争で犠牲になった兵士は約 6000人であっても、湾岸戦争症候群で精神を侵された兵士は、おおよそ 20万人と言うのですから、未承認ワクチンが 如何に恐ろしいものか分かります。 クスリが 命や健康を守るのとは裏腹に、人の心(精神)を蝕むのです! そして、戦死者を上回る(6000人以上)退役軍人が、精神疾患を伴い自殺しているのです!

イギリスの新聞“タイムズ”は、「イラク軍による各種生物化学兵器の使用に備え、兵士に接種した“混合ワクチン”が、湾岸戦争症候群の原因と考えられる」と、調査の上で発表しています。 事実です。 それは、軍人だけでは ありません。 アメリカ軍の指示に従った 領事館に勤務する役人や 軍属(軍職員)も、ワクチンの犠牲になったのです。 その中に、日本人が確実に居ります。  
 
日本において、「2020年までに憲法改正を行う」と、総理談話がありました。 勿論、憲法九条の戦争放棄を改め、“自衛隊”を“国防軍”に昇格するのが主目的です。 日本が軍隊を持つ為には、諜報員を含め 30万~50万人以上の人員が必要になります。 自衛隊員(現在・総数約 16万人)では、屈強な軍隊は絶対に出来ません。 憲法改正と同時に、“徴兵制度”が加筆されるのは、間違いありません!  
安倍総理が掲げる「美しい国・日本」とは、天皇制復活(教育勅語を重視) 徴兵制度なのでしょうか? 明治時代の亡霊(軍国主義)が、今日に蘇った様です! どうして 70数年に渡る平和を、日本政府は否定するのか?

湾岸戦争症候群”を検証し、“戦争の愚かしさ”を 再確認しました!