エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

北海道のコンビニ「セコマ」

2020-06-29 08:03:11 | 旅行・地域
北海道の“コンビニ”と言えば、セイコーマート セコマ」です。 確か 15年ほど前は、洗練された セブンイレブン の店舗が多かったと思いますが、現在ではセコマが逆転しています。 セコマは 店構えも品揃えも、他のコンビニ(ローソン・ファミリーマート・等)に勝る特長はありません。 ただし セコマの運営理念が、多くの道民に支持されているのです。 人が集まる繁華街に店舗を集中させ、利益を優先している某コンビニとは違います。 人口が減少し スーパーが撤退した過疎地で、買い物難民 を救う(義援)の為に、数多く出店しているのです。 それも、スーパー並みの安値で販売しているのですから、経営陣は立派です。 7月からの“レジ袋有料化”にしても、セコマは高品位袋に切り替え、無料で提供する事に決めています。 “地域包括支援” そんなコンビニは、“セコマ”だけです! 

◎「セコマ」店内調理の“ホット シェフ”が人気

 
セコマは、北海道だけのコンビニかと思いきや、最近は青森県・埼玉県・茨城県に 100店以上 出店している様です。 セコマの商品は 他のコンビニと違い、北海道の新鮮な農水畜産物を使って加工・調理しているのが特長です。 店内のプライベートブランドは、全て北海道の工場で製造されたもので、安心・安全だと思います。 15年ほど前から、おにぎり・弁当・等 店内手作り Hot Chef を始めました。 電子レンジで“チン”しなくても美味しいと人気です。 豚丼・カツ丼・親子丼・サンマ蒲焼重(季節限定)・ハンバーグ弁当・おにぎり・ポテトフライ どれも、ボリュウムがあり安いのが Good! 郊外に、“レストラン”や“大衆食堂”が少ない北海道では助かります。 今、日本中(大都市以外)が過疎化しています。 セコマの様な経営理念の店が、今後 多くの地域で必要になるのではないでしょうか? 

北海道から全国に進出している企業は、家具の ニトリ ・ホームセンターの ホーマック ・クスリの ツルハ ドラッグなど、人気ブランドが多々あります。 その中で お土産・菓子部門は、道産食材を使用し売り上げを上げた店舗が多いと思います。 
石屋製菓(白い恋人)・ 六花亭 ロイズ など、私としては“夕張メロンピアゼリー”や地元の“わかさいも”が好きです。 余談ですが、関東土産の定番は硬いお菓子が多かった。 “雷おこし”や“草加せんべい”は、子供も老人も「歯が立たない」 一体 誰が好んで食べるのか、理解出来ませんでした。 今は 違う様ですが!

◎ 北海道土産の元祖“わかさいも”
           

医療における“マッチポンプ”

2020-06-27 08:37:04 | “現代医学の功罪” 関連
 “マッチポンプ”とは、「火事です」と消防署に助けを求める事ではありません。 仕事熱心な消防士や消防団(自警団)が、火事がないのを憂い自ら火を放ち、消火活動で活躍する歪んだ行為を言います。 勿論 “放火”は、重い“犯罪”です。 世の中には、マッチ以外のマッチもあれば、ポンプ以外のポンプが数々あります。 就職難を逆手に取り、悩める求職者を簡単に採用し、厳しい仕事と安い給料で労働を強いる、ブラック企業も“マッチポンプ”に含まれます。 自動車メーカーが、車の販売を狙って、燃費データを改ざんするのも同じです。 
最大の“マッチポンプ”は、医療における 過誤 だと思います。 「医者が火を点け、火を医者が消す」“マッチポンプ”の 権化 です。 伝染病・感染症の予防と言いながら、注射器(針)を使い回し B型肝炎 を日本中に蔓延させた出来事は、救いである冪の医療が齎した明らかな過失です。 人々の防疫の願いを、 医療者が裏切ったと揶揄されても仕方がありません。 ましてや 過失の償いを放棄し、国に丸投げしたのですから、責任転嫁も甚だしい。 注射器(針)の使い回しは、WHOが注意喚起しても、20年に渡り無視し続けていたのですから、医者・医療界の責任は大きい。 患者に対する慰謝料(最大3600万円)は、誰が支払うのでしょうか? 被害者が、加害者の過失を補てんする? 辻褄が合わない! 賠償金が税金では、納得できません! 

 
 
杜撰な医療は、まだまだあります。 最高の医療環境・最高の医療機器・最高のクスリを使い、最高レベルの医者が「ガンは完治しません。ただ数年の延命は叶うかも知れません?」・・・、要するに「気休め程度の医療しか出来ません」と、始めからガン完治を放棄しているのです。 死を伴う病気(脳疾患・心臓疾患)は治せても 、ガン治療は現時点でお手上げと言うのす。 そんな認識では、高度先進ガン医療など謳う資格はありません。 医療効果が望めない病気(ガン)に、無謀な治療は今すぐ止める冪です!

そんな中、難治性のガン(特に肺ガン)に、延命効果が高い 新薬 が出現しました。 商品名は 「オプジーボ」と言う、副作用の少ない 点滴薬 です。 副作用が少ないのは、ガン細胞を殺傷するタイプの“抗ガン剤”でないからです。 言い換えれば、免疫力を増強しガンの増殖を抑制する、現在の抗ガン剤と異なり“リスク”の少ないクスリです。 ただし オプジーボには、大きな問題があります。 体重が60キロの男性ガン患者が、1度の点滴に約133万円・2週に1度使うと、薬代だけで 年間 3,500万円 掛かります。(現在は値引き) 仮に、肺ガン患者約 5万人が1年使うと、単純計算で1兆5千億円になります。 ガンの特効薬と期待し、全ガン患者がオプジーボを希望すると、2018年の医療総額・50兆円を、遥かに超えてしまいます。 国家の税収が、全て医療費で消えてしまうのです。 ガンで苦しむ患者が、オプジーボによって救われる訳ではありません。 ほんの少し 余命(1ヶ月ないし1年)が伸びるだけの、高価で怪しい新薬です。 それでも、人の命は金に勝ります。 国民皆保険で、全てのガン患者を救済する冪です・・・。 然らば、誰が医療費を支払うのか? 借金(国債)で、将来(次の世代)に先送りです!(それで、良いのでしょうか)

◎「オプシーボ」2018年、ノーベル生理学・医学賞を受けた「本庶 佑」が、小野製薬と共同開発した免疫増強の為の“点滴薬”。(一本 130万円以上)
 
過去、薬事法でガン治療に 免疫増強剤 の類は、認められていませんでした。 50年前、“丸山ワクチン”は 抗ガン剤でないので、治療に使うのを法的に禁止された様です。 また、全てのガンに有効と言われる「ガストン・ネサン」が開発した“ 714X ”は「抗ガン剤でなく単なる免疫増強剤」との理由で、世界的にバッシング(否定)されたのです。 おかしな話です。 元々 免疫増強剤は、ガン治療に使用するのを認められなかったクスリです。 医療界は 利益の為、掟(タブー)を破ったのでしょうか? ガンに対する社会の認識が変わったと嘘ぶり、超高価な「オプジーボ」をガン治療薬に認定し、健康保険適用すると言うのです。 
ガン患者に対し、“抗ガン剤”で火(マッチ)を点け、免疫増強剤“オプジーボ”で消す(ポンプ)、実に巧みな医療界の 錬金術 です。

先日 日本一の資産家である“ユニクロ”の「柳井 正」社長が、ノーベル賞学者「本庶 佑」と「中山 伸弥」に、医療研究費として100億円(ポケットマネー)を寄付した様です。 実に立派な行いです。 「本庶の“オプシーボ”」も「中山の“iPS再生細胞”」も、研究が進む事でしょう。 そして、ユニクロの株が上がれば、“三方得”となる筈です。 ただし、結果が見えない“未来投資”です! くれぐれも、“三方(一両)”に成らない様に 願っています。

“TVコマーシャル” の 怪

2020-06-25 08:31:20 | 日記

昔から、新聞広告(チラシ)を多発する会社や店舗は、営業を宣伝広告に託し 窮地を脱するのが目的と言われています。 当然 過剰なコマーシャルは、優良企業や人気店舗を競うものではありません。 単に「競争相手には負けられない」 その程度の“過当競争”で、価値ある商品やサービスは、コマーシャルの質量と比例しません!

民放で流れる“TVコマーシャル”は、宣伝広告の中で最も過激だと思います。 特に、“ビール会社”のコマーシャルは派手です。 しかし 会社側が、如何に面白・可笑しく製作しようと、視聴者の興味は簡単に惹きつけられないのが常です。 だからと言って、“何でもあり”では困ります。 ビールの酒税が高いから発泡性ビールへ、発泡性ビールよりも第三のビールと、安さ・旨さ競争の挙句 宣伝が過熱する一方です!

“旨い・美味しい・最高”・・・ どちらのビール会社も 有名タレントを起用し、視聴者の購買意欲を煽るのですから、これらのコマーシャルが何時 終焉するか分かりません。 しかし“終わる”&“終わらせる”時期が、間近に迫っています。 それは、来年の(2021年)“東京オリンピック”で、外国人観光客が来日する迄です。 先進国の多くは、TVコマーシャルでビールなどの飲酒シーンは、自主規制により放送されていません。 当然です! TVは、成人だけが観ると限りません。 未成年も視聴し、無秩序に流れるコマーシャルに興味を抱くのです!

そもそも論ですが、日本人の体質に“ビール”は合うのでしょうか? 酒類は嗜好品ですので、成人は「日本酒・ウイスキー・ワイン・ビール・・・」、何を飲むのも自由です。 飲み過ぎや飲酒運転をしなければ、他人に批判される事はありません。 しかし、胃腸を活性化するアルコール飲料(ビール)は、飲むにつれ食欲を増進させます。(アルコールの作用で満腹中枢が麻痺する) それを続けると、何れ訪れる体調変化:俗に言う「ビール腹」です。 一概に言えませんが、肥満・高血圧・脂肪肝・糖尿病・痛風・・・“生活習慣病すなわち成人病”の元凶です。 下のグラフを見る限り、糖尿病&ガンの急増状況は、日本の経済成長と一致します!


糖尿病ガン”の原因を、安易に“ビール”と言及する事は出来ません。 しかし 要因の一つとし、注意喚起する事は必要です。 少なくとも 各ビール会社は、TVコマーシャルで飲酒シーンを放映しないで欲しい。 来年は、オリンピック・イヤーです。(中止も有る) お上から 放送規制がかかる前に、独自の判断で中止する冪です。 それが、先進国の潮流です! 

特に、“新型コロナウイルス”が蔓延する昨今です。 是非とも テレビコマーシャルは、清涼飲料水(サイダー)程度にしませんか? ビールや酒は、飲みたければ“酒屋”や“コンビニ”で自由に買えるのです。 購買意欲を必要以上に煽る企業は、いずれ淘汰されます! こんな批判をする私は、古希のアル中です。(笑)


“事件簿” 死刑囚 A

2020-06-23 08:17:14 | 旅行・地域
戦前 北海道の春は、産卵で押寄せるニシン(鰊)で埋め尽くされた様です。 その頃 我が町の“ニシン漁”は、絶頂期だったと聞いています。 特に、漁師を束ねる網元(漁労長)の羽振りは、想像以上に良かったそうです。 その網元の屋敷が、我が家の近くにありました。 ただし 私が中学の頃には、過去の栄華など夢物語でした。 既に網元は破産し、大きな屋敷は荒れ果て、家主は亡くなり 残された二人の姉弟は、直ぐにも屋敷を追い出される運命だった。 その屋敷に、私より 7~8歳年上の息子 (K・O)がおり、多少面識がありました。 正義感が強く、逞しく優しい好青年でした。 その後 姉弟は町を離れ、私はすっかり彼等を忘れていました。
 
数年後(1980年) を観たのは、テレビの報道番組でした。 道南で起きた「平取事件」の犯人として、近く逮捕状が出ると噂され、テレビ局が張り付いていたのです。 テレビでは 以前より少し太った容貌の が、自身の営む壮瞥町の剥製(はくせい)店の前で、穏やかに掃除をしている姿が映っていました。 私は一目見て「平取町で、一家 4人をライフルで殺害した凶悪犯が、である筈がない」と、直感しました。 しかし、放映直後に逮捕された様でした。 その後 新聞や雑誌を数々読みましたが、証拠も自白もない別件逮捕だった事が分かりました。 それから、20年に渡る裁判が始まったのです。

 A が使用したとされる“ライフル銃”


 「平取事件」 1980年、平取町の剥製業一家 4人を、ヒグマやシカなどの害獣駆除用のライフル銃で射殺した凄惨な事件です。

残念な事に、裁判は一審から高裁まで、全て有罪で死刑判決でした。 司法判断を批判するつもりはありませんが、証拠も自白もない判決は、何か合点が行きません。 それは、についた 32人の(人権派)弁護士も同じ疑問があったと思います。 被害者(S)男性は、と同じ剥製業であり元暴力団員で、近隣の住人とトラブルが絶えなかった様です。 他にも闇で金融業を営み、強引な取り立てで 借り手から恨まれていたそうです。 そんな事から、以外に容疑者に成り得る人物は数人いた。 しかし、真犯人に結び付く目撃者や物的証拠が何もなかった。 勿論 とする証拠も!
 
最大の疑問は、が逮捕後に警察・検察に対し「貝になった」事でした。 それは、単なる黙秘権の行使ではなく、誰かを庇うかの様に“口をつぐみ”、裁判を愚弄した? まるで“武士”が 拷問を受けても「絶対に口は割らない」そんな魂の叫びかも知れません! そうして、証拠も自白もないまま 死刑が決定したのです。

◎ 日本の処刑台(絞首刑)

 
果たして、凶器となった 所有の“ライフル銃”は、何処に行ったのか? 警察は、“洞爺湖”に捨てたと推測し、数か月に渡り湖底を捜索したものの、銃は見付からなかった。 物的証拠は、唯一“ライフル銃”でした。 真犯人は、一体誰なのか? が、頼まれて X に貸したと自白すれば、死刑判決は即座に覆った筈です! X の名前は、死んでも言い出せなかったのか? 永遠の“”です。
 
は、1999年に亡くなりました。 55歳でした。 そこは、刑務所の処刑台ではありません。 札幌拘置所の風呂場でした。 髭剃り用に支給されたカミソリの刃を使い、頸動脈を切り出血多量で 沈黙のまま死んだのです。 誰も 潔い最期と、泣いてくれる人はいません。 しかし 私は、若い頃の を偲びつつ、今でも真犯人でないと信じています。

この事件は、A自殺 で収束しています。 しかし A の沈黙は、何を語っていたのか? 本来、死刑判決を受けた囚人は、自ら死を選ぶ必要がないのです。 一家 4人の殺人は、法務大臣が執行書類にサインすれば、即座に処刑台送りです。 その日を、待たなかった。 何故か? 
私は、この様に考えます。 A の自殺は、警察や裁判の強権に対する 無言の抗議であったと! 

妖艶『大原 麗子』

2020-06-21 08:15:18 | 芸能・アイドル
ウイスキーのコマーシャルで、「すこし愛して・なが~く愛して」と、酒好きな男心を魅了したのは、女優の「大原 麗子」さん(以降 敬称を略します)でした。 時代の流れで、邦画界から テレビ界に移行し、成功した数少ない美人女優です。 映画「男はつらいよ」では、寅さん(渥美 清)のマドンナ役として光っていたのは「吉永 小百合」や 「浅丘 ルリ子」かも知れませんが、自分的には「大原 麗子」が一番でした。 テレビでは、民放の“2時間ドラマ”に多数 出演していました。 他に、NHKの大河ドラマ「春日局」は人気で、視聴率が高かったと思います。 “和服”も“ドレス”も“普段着”も似合い 艶のある甘い声で、観衆を惹きつける希少な演技派でした。 私生活では、俳優の「渡瀬 恒彦」・歌手の「森 進一」と結婚歴はありますが、いずれも短期間で離婚しています。 華奢で淑やかな女性に見られますが、気性の激しい男勝りの面があった様です。 そんな「大原」さんの人生ドラマは、余りにも寂しく終演()してしまいました! 

    

12年前 「大原」は、自宅の寝室で倒れ“孤独死”しました。(享年 62歳) 彼女は30年以上前、“ギランバレー症候群”を患い 回復したものの、再発し芸能活動を休業していました。 東京の成城に豪邸を構え 優雅な一人暮らしと思いきや、身内や芸能スタッフとも交流を絶つ 孤独な生活だった様です。 自宅療養中、“ギランバレー症候群”が進行し 転倒した弾みで頭を打ち、脳内出血を起こし 帰らぬ人となったのです!(合掌)
 
一体 “ギランバレー症候群”とは、どの様な病気なのか? 日本では余り知られていない病気ですが、アメリカでは珍しい病気ではない様です! 45年ほど前、全米で施行された“新型インフルエンザ・ワクチン”の後遺症で、接種者の数%が罹患した治療法のない難病で、日本では公に接種されていない。 「大原」が、どんな状況でワクチンを接種したか分かりませんが、ワクチンの中に難病を齎す成分が含有する可能性があります。 一説には、動物由来のカンピロバクター菌がギランバレー症候群の原因と推定されています。 しかし 今になっては、彼女が何時・何処で・何が原因で、ギランバレー症候群に罹患したのか、調べ様のない謎です!        
 
ギランバレー症候群が発症すると、「免疫が拒絶反応を起こし 自らの末梢神経を破壊してしまう程の抗体を生産し 四肢の神経が麻痺してしまう」、症状として手足の麻痺が徐々に進行する様です。 「大原」の死因は、重大な脳障害か否か定かではありませんが、転倒の原因が手足の麻痺であり、起き上がる事も救いを求める電話も、自分の意志で出来なかったと思います。 ギランバレー症候群が、間接的に彼女の命を奪ったと言っても過言ではない筈です! 

ワクチンのリスクは、“ギランバレー症候群”の他にも数々あります。 「感染症の予防に、多少の犠牲(副作用)は仕方がない」と、前向きに考える冪なのでしょうか? しかし、自分や家族が ワクチンの被害者になった時、本当の怖さが分かるのでは手遅れです! 
ワクチン神話」は、あくまで人々の夢や希望です。 現実に 効果が認められているワクチンは、“天然痘”予防だけと言われています。 ワクチンは、伝染病を防ぐとされるラクチン(安楽)な方法です。 効果が有るか否かは、世の中の反応次第です。 「信じる人は救われる」ワクチンは、“神”・“仏”の領域かも知れません!