ゴレパニへ向かうルートで、車が入ってこれないエリアになって花の種類が増えてきました。
ウレリ村の近くで、ネパールヒイラギナンテン「Mahonia napaulensis D.C.」が白く輝くヒウンチュリを背に、黄色い花を咲かせていました。
路傍にリンドウの仲間「Gentiana argentea」やゴマノハグサ科に分類されるサギゴケの仲間「Mazus surculosus」を目にしました。
ゲンチアナ・アルゲンティア マズス・サーキュロサス
その他にも、名を知らぬ花々を眺めながら、マイペースのトレッキングを続けました。
バンタンティーを過ぎて、ルートはブルンジ・コーラに沿って森の中へ入って行きます。
周囲の植物に変化が現れ、サクラソウ科の花が目に付くようになってきました。
左:プリムラ・デンティクラータ 右:プリムラ・シャルマエ
初めて目にする植物ばかりなので、ブログを書くに当たって、カトマンズで購入した、「ヒマラヤの花」(Flowers of the Himalaya)を足掛かりに、ネットを駆使して調べました。
その作業こそが楽しいのですが、花を調べていると、参考になるブログを見つける度に、「私のブログも誰かのお役に立てるかもしれない」と思うのです。
左:Fragaria nubicola ヒマラヤイチゴ 右:詳細不明
「Daphne papyracea」は標高1500mから3200mに生育する潅木で、紙の木(Nepali paper plant)とも呼ばれ、ネパール和紙の原料として利用されます。
白から、緑がかる花を11月から4月にかけて咲かせます。
ブルンジ・コーラの両側に広がる森の中で、数多くの個体を見かけました。
ダフネ・パピラセア
「Daphne papyracea」
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