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プリティヴィ・ハイウエー

2014-06-10 23:52:41 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 3月16日

 

 ポカラを離れる日がやってきました。

 

 明後日の18日の朝、カトマンドゥからニューデリーへ、そしてその日の夜にJALで日本へ戻る予定です。

 

 インドの航空会社と空港はトラブルが多いそうなので、スケジュールに余裕を持たせ、一日早くカトマンドゥへ戻ることにしました。

 

 

 

 ポカラへ来るときと同様、ホテルのオーナーにツーリストバスの手配を依頼しました。

 

 バスの料金はカトマンドゥまで700Rsでした。

 

 ホテル ロータスインからシティ・バスパークまでのタクシー料金が200Rsですから、バス運賃は破格です。

 

 バスパークには2~30台のバスが並んでいましたが、ホテルのオーナーがバスターミナルまで送ってくれたので、不安なく乗車することがきました。

 

 

 カトマンドゥまでのルートは来るときと同じですが、車窓からの景色を十分に堪能できましたので、少し詳しくご紹介します。

 

 バスは朝7時半にポカラを出発しました。

 

 バスはポカラ市街を離れ、ポカラ市内を貫くセティ・ガンダキ川の河岸段丘に沿って、プリティヴィ・ハイウエーを走り続けます。

 

 ハイウエーとは言っても自動車専用道ではなくて、人も車も自転車も、みな共用します。

 

 

 出発して1時間半程で最初のパーキングエリアに入り、殆どの乗客がここで朝食を摂りました。

 

 私はここを出発するとき、最後部の席に移動し、窓を開け放って景色を眺め続けました。

 

 

 3月16日はネパールのホーリーという祭日でした。

 

 街道筋の町や村では、顔に赤い顔料を塗った人達がお互いに水を掛け合ってワァーワァーキャーキャー声をあげていました。

 

 

 ドウムレの町を通りを過ぎるとき、子供達がバスに向って水を掛けてきました。

 迂闊に窓を開けていると、とんでもないことになります。

 

 

 最後部の席から顔を出し、後ろに続くバスの様子などをカメラに収めました。

 

 日本でこんなことをしたらすぐ「窓から顔や手を出さないで下さい」と運転手に注意される筈です。

 

 

 アンナプルナ山群やマナスルを源にするマルシャンディ川に沿って、バスは渓谷の中を走り続けました。

 

 

 エメラルド色の水が、白い飛沫をあげながら流れていました。

 

 

 やがて、マルシャンディ川とカトマンドゥ方面から流れきたトリスリ川が合流する場所で橋を渡りました。

 

 

 バスは橋を渡ると、街道沿いのムグリンの街を抜け、トリスリ川に沿ってカトマンドゥを目指しました。
 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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本日は安息日

2014-06-10 00:12:13 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 3月15日

 

 サランコットの丘のGHで目を覚ましました。

 

 朝なのに外は明るくなりません。

 

 じたばたしても仕方ないので、ベッドの中で暫く大人しくしていました。

 

 7時を過ぎる頃、東の空を眺めると、お日様が雲の間から光を投げかけていました。

 

 

 再びベッドに戻り、ぼんやりと時を過ごしました。

 

 今朝は鼻の調子が悪く、水のような、たらたらの鼻汁が止まりません。

 

 何時もの寒暖差アレルギーと思いますが、鬱陶しいことこの上なしです。

 

 8時半頃に朝食をとり、再びベッドに戻りました。

 

 GH(ゲストハウス)をチェックアウトした時は10時半を過ぎていました。

 

 見上げると無数のパラグライダーが空に舞っていました。

 

 

 GHからポカラへ向かう石段を下って行くと、昨日バスに乗って来た道に出ました。

 

 その道の横で、ノボタンが埃だらけの花を咲かせていました。

 

 日本の温室では、特等席に花を咲かせますが、故郷では雑草扱いのようです。

 

 

 

 バス通りを横切り、斜面に伸びる道を下って行きます。

 

 下る途中で出会った、チョータラ(休憩所)に育つペアの木の整った枝振りに琴線が震えます。

 

 

 その場所を過ぎた辺りで、幼い女の子に英語で話し掛けられました。

 

 日本人? 観光に来たの? ポカラに泊まっているの? 私達の写真を撮って下さい。

 

 そして間を置いて、ギブミースイーツ、ギブミーマネーの言葉を耳にしました。

 

 え! まー ・・・ こんな日もあります。

 

 鼻をぐしゅぐしゅさせて不景気な顔をしていると、天使も避けて通るようです。

 

 しかし、今気が付きましたが、英語で話しかけてきた女の子、カメラに笑顔を見せていません。

 

 蛇足ですが、このような場合、はっきりと拒否すべきは言うまでもありません。

 

 蛇足ですが、ここで彼女達にお菓子やお金を渡せば、彼女たちは、一生物乞いの発想のままで生きてゆくことになるのです。

 

 

 眼下のフェワ湖に向かって、標高差700メートル程を下りました。

 

 

 フェワ湖畔に着くと汗だらけとなっていました。

 

 鼻アレルギーの症状も治まる気配はありません。

 

 すぐに通りかかったタクシーを拾い、レイクサイドのホテルへ向かいました。

 

 ホテルはトレッキング時に親切にしてくれたガイドのサンデシュさんが、ポカラに行ったら私のホテルに泊まって下さいと言っていた「ホテル ロータスイン」です。

 

 サンデシュさんのお姉さんのご主人がオーナーです。

  

 私は体調が悪いと写真まで撮れなくなるようです。

 

 サランコットの丘を下る途中からご覧頂ける写真が全くありません。

 

 

 本日は安息日と決めて、ホテルにチェクインするとシャワーを浴び、そのままベッドに倒れ込みました。

 

 長旅の疲れが出たのでしょうか。

 

 

 16時頃に目覚め、ホテルの周囲を散策しました。

 

 ブーゲンビレアの巨木が満開の花を咲かせていました。

 

 朝はスミレの咲く道を歩いていたのに、夕方にブーゲンビレアを眺めています。

 

 

 
 18時を過ぎた頃、ホテル近くのネパールキッチンという食堂に入りました。

 

 

 川魚のダルバートを注文しましたが、これがスパイスが利いた、なかなか結構な一品でした。

 

 

 ポカラのレイクサイドにある「ホテル ロータスイン」の宿泊料は一泊800Rsです。

 

 上の写真のように明るく広い部屋に、大きなベッドが二つ。

 

 近くに、高級レストランや家庭的な食事処まで揃った、便利な場所にあります。

 

 ポカラに行ったら、次回もお世話になろうと思います。

 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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神々の白き峰

2014-06-09 14:09:20 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 サランコットのGH(ゲストハウス)のテラスから、空を舞うハングライダーを眺め、

 

 

 

 ネパール餃子のモモを肴に、ビールを追加しました。

 

 

 眼下に、白い背の鷲が弧を描きました。

 

 

 空に月が昇り、陽が傾き始めます。

 

 

 私はテラスを出て、ほろ酔い気分でサランコットの頂へと登ってゆきました。

 

 山陰に陽が沈んでゆきます。

 

 

 北の空にマチャプチャレが浮かんでいました。

 

 

 遠い西の空に浮かぶのはダウラギリでしょうか。

 

 

 南西の宙に白い峰が輝きを放っています。

 

 

 サランコットの丘は夕闇の中へと沈み始めました。

 

  

 神々のおわす宮が天空に照らし出され、

 

 

 神々の峰が晩餐のワインに頬を染めていました。

 

  

 恙なく一日が終わろうとしています。


 そして私は、シルバーワインのベールに包まれたマチャプチャレにそっと、「素敵な一日をありがとう」と呟きました。

 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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車掌が踊るバス

2014-06-09 12:45:45 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 尾根の上で、サランコットへと続く道は、陽射しを遮る木陰がありません。

 

 レストランの看板を掲げた、パラソルを庭に広げた店で暫しの休憩を取りました。

 

 汗を拭って歩き始めると突然、目の前にバスが現れました。

 

 地図を確認すると、コトマウトという村のようです。

 

 

 一緒に歩いていた男性が、バスは此処で折り返し、サランコット経由でポカラへ行くと教えてくれました。

 

 時刻は15時20分頃でした。

 

 トレッキングに出発する日にバスに乗りそこないましたし、田園風景も十分に堪能しましたので、これ幸いと、バスでサランコットへ向かうことにしました。

 

 サランコットまでの運賃はたったの100Rsです。

 

 

 そして、このバスが楽しかった。

 

 車内に大きな音で、モーニング娘のようなのりの、ネパール語の歌が流れ、「ツンチャカ、ツンチャカ、ヘイヘイヘイヘイ ♪♪ 」みたいなリズムに合わせ、サングラスを掛けた天然パーマのお兄ちゃん車掌が腰を振ります。

 

 

 始発のバス停で5~6人の客を乗せ、15時40分頃、陽気なバスが走り出しました。

 

 

 私は乗車口のすぐ横に座り、窓を開け放ち、車外の風景を楽しみました。

 

 

 途中のバス停で次々と乗客を拾い、バスは満席状態となってきました。

 

 乗客が持参した1m四方もありそうな藁の束を車掌がバスの屋根に載せています。

 

 

 

 バスが走り続ける間は、車内にモーニング娘風の曲が流れ続けました。

 

 やがて、眼下にフェワ湖が見えてきました。

 

 中学生の頃に、遠足で箱根の芦ノ湖へ行ったときにも似た気分です。

 

 

 バスが田舎道を走っていると、畑の中から「待って!(多分そんな意味でしょう)」と誰かが叫んでいます。

 

 息を切らせた小太りの小母さんが、畑の中から現れました。

 

 そんな微笑ましい、何故か懐かしい雰囲気に包まれた乗り合いバスです。

 

 

 バスが走り出して20分ほどで、正面にサランコットの丘が見えてきました。

 

 

 そしてその20分後、私は楽しい気分に満たされたまま、サランコットの丘に建つGH(ゲストハウス)のテラスから、ポカラ市街とフェワ湖を見下ろしていました。

 

 

 勿論、このようなシチュエーションに冷たいビールは欠かせません。

 

 

 

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ポカラでは2月に桜が咲くようです。

2014-06-09 10:58:43 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 ハグルン自動車道を歩き、14時10分頃、ナウダンダに到着しました。

 

 

 道路脇の商店で道を確認して、サランコットへ通じる道へ歩を進めました。

 

 泥の道を予想していましたが、簡易舗装が施されていました。

 

 

 稜線上の道を進んで行くと、眼下にのどかな田園風景が広がります。

 

 

 牛が畑を耕していました。

 

 

 耕作地の全てが斜面の中にあります。

 

 それでも、モディ・コーラ沿いの山村と比べれば、はるかに恵まれた環境。なのが分ります。 

 

 民家の庭先にバナナやパパイアが稔っていました。

 

 

 

 建築中の現場で、支持棒に竹が使われていました。

 

 数年前に旅した、上海のビル工事現場を想い出します。

 

 

 畑の中にシュロの木が見えていました。

 

 温暖な気候に恵まれ、作物には不自由しない様に見えます。

 

 

 道路端に緑色の実をつけたサクラの枝が落ちていました。

 

 いつの頃からか一緒に歩いていた、40歳前後のネパール人男性に、この木は何時ごろ花を咲かせたのかと尋ねると、一ヶ月程前との返事でした。

 

 ポカラ周辺では2月中旬頃にサクラの花が咲くようです。

 

 もしかすると、年二回、米を収穫しているかもしれません。

 

 

 道路脇の所々に溜池を見かけました。

 

 農作物の生産に一番大きく影響するのは水なのかもしれません。

 

 

 

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ハグルン自動車道を歩く

2014-06-08 21:56:10 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 オーストラリアンキャンプからハグルン自動車道のカンデ「地球の歩き方 ネパールヒマラヤ トレッキングはカーレと記されていますまでは高度差300メートル程の下りを残すだけです。

 

 東方にポカラのフェワ湖らしい湖面が、霞んでいました。

 

 

 丘を下る道は村人の生活道路です。

 

 道を下るにつれて、周囲は住宅地の雰囲気になってきました。

 

 

 そして13時を僅かに過ぎた頃、ハグルン自動車道の合流点となるカンデに到着しました。

 

 商店が並び、タクシーが客待ちをしています。

 

 一週間以上も山中で過ごしてきた私の目には、このカンデが結構な規模の街に見えます。

 

 

 下りてきた丘を振り返ると、拍子抜けするほど凡庸な表情の森が佇んでいました。

 

 ヒマラヤトレッキングとしての行程はこの地点で無事終了となりました。

 

 終わってみれば、その時はいつも「あっそうだったの」的な感慨しかありません。

 無事に山を下りて来たそのときは、「平凡な人生だったな~」みたいな気分になるのはどうしてなのでしょう。


 無事に過ぎれば、次の旅路しか見えなくなる為かもしれません。 

 

 

 カンデからポカラまではバスが走っています。


 そして客待ちのタクシーから繰り返し勧誘されましたが、私はそれらには目もくれず、ハグルン自動車道をポカラへ向かって歩き始めました。

 

 

 陽射しが強く、額に汗が滲みます。

 

 ジョムソン方面に向かう極彩色のトラックが通り過ぎて行きました。


 山登りから、何時もの旅人に戻ったような、


 詩を書く作業から、散文を書く作業に戻ったような、そんな気分です。

 

 

 「つ」の字形に曲線を描く自動車道をショートカットする村の道を見付け、ホケダンダ村の中へ下って行きました。

 

 民家の間を抜けて行きます。

 

 

 暫く下ると、迂回してきたハグルン自動車道が足元に見え、サランコットへと続く尾根が正面に望めました。


 新しい状景に巡り合える期待に気分が昂ってきました。

 

 

 民家の庭先で、熱帯地方に育つヒメフヨウが赤い花を咲かせていました。

 

 ここは標高1600m程ですが、今朝出てきたトルカよりも、この標高としては気温が高い気がします。

 

 

 アカマンマ(イヌタデ)のような花が路端を飾っていました。

 

 人里に咲く花は、山野と異なるのは何故なのでしょう。

 

 

 フェワ湖へ流れ込む川の水源の谷に、段々畑と同じ景色で棚田が積み重なっていました。

 

 

 再びハグルン自動車道に出て、屋根の上に人を乗せた、いかにもネパールらしいジープを眺めながら、サランコットへと道が分岐するナウダンダを目指しました。

 

 

 

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オーストラリアンキャンプへ

2014-06-07 23:35:39 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 新しいアイデアを思いつき、店じまい気分から一転して、もう一度がんばろうモードにスイッチを切り替えました。

 

 ハグルン自動車道から分岐してサランコットへ通じる道は、車が走る未舗装道路のはずですが、周囲に素朴なネパールの農村風景が広がっている気がしました。

 

 何か新しいものに巡り会えるかもしれません。

 

 ガイドブックにはない、ネット検索にも絡まなかった旅のアイデアに挑戦します。

 

 

 振り返ると、以外な大きさでマチャプチャレが神々しい姿を空に浮かべていました。

 

 

 尾根の上に、石畳みの道が、正面の丘へと伸びていました。

 

 取りあえず、あの丘を越えなければなりません。

 

 十分にやりがいがありそうです。

 

 

 目論見通りにサランコットに辿り着ければ、明朝は、朝陽に輝くマチャプチャレとご対面できます。

 

 

 11時頃にポタナに到着しました。

 

 今までの山村と違い、まるでリゾート地のような雰囲気を漂わせています。

 

 

 少々時間が早いのですが、次に食事が摂れる場所はオーストラリアンキャンプまでありません。

 

 ここで早目の昼食を摂ることにしました。

 

 今日の昼食はチキンカレーとチャパティです。

 

 

 今日は先が長いので、ゆっくりと時間を掛けて食事を済ませ、気持ちと体にエネルギーを補いました。

  

 ポタナを12時少し前に出発し、数分でダンプスとオーストラリアンキャンプの分岐を通過しました。

 

 

 その辺で、セティ・ガンダキ川の支流が、ダンプスの尾根を廻り込む様子を確認しました。

 

 この辺りは地図にない道が、尾根や沢から合流してきますので、地形を何度も確認します。

   

 

 やがて、森の中の緩やかな坂を登り、

 

 

 12時20分頃、オーストラリアンキャンプに到着しました。

 

 地名は、オーストラリア人がキャンプをしたことに由るそうで、ポカラから日帰りでトレッキングを楽しみたい時、手頃なルートを提供してくれるとガイドブックに記されています。

 

 

  

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新しいアイデア

2014-06-07 21:58:14 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 あちらこちらに旧道跡が顔を出す道を進んで行きます。

 

 

 そんな道を1時間程も歩くと、尾根の上へと登るトレッキングルートの分岐点に出ました。

 

 

 その場所から、一軒のGH(ゲストハウス)の庭先を抜けるように石段の道を登り始めました。

  

 スミレの花が咲いていますので、標高が高くなってきたようです。


 ヒマラヤでは、標高が高くなれば気温が下がり、季節が後戻りします。

 

 

 尾根の上に再びアンナプルナ・サウスが見えてきました。

 

 

 

 森の中を登り続てけ、30分程でベリカルカのGHを通過しました。

 

 眼下に、先ほど歩いてきた、トルカへ通じる道が見えていました。

 

 

 この辺りは、以前のページで紹介した地図「Annapurna Base Camp」には、トルカから直接尾根へ上がるように記されていますから、注意が必要です。

 

 しかし、そもそも「地球の歩き方 ネパールヒマラヤ トレッキング 概略図」のトルカと上記地図のトルカの位置が違いますから、地形を読んで臨機応変に判断するしかなさそうです。

 

 

 ベリカルカを通過すると、20分程でビチュクデオラリのGHが見えてきました。

 

 

 そんなとき、高い木に咲く白い花を見かけました。

 

 残念なことに花の位置が高すぎるので、ズームを利かせても花にピントが合いませんが、モクレン科の花に見えます。

 

 標高は2100mを越えていましたから、モクレン科の植物に花が咲いても不思議はないはずです。

 

 

 

 この辺りが、今日のコース上で一番標高が高い場所になります。

 

 周囲に汗ばむ程の陽射しが降り注いでいました。

 

 

 まだ10時半にもなっていません。

 

 地図を確認し、この場所からポタナ→ダンプス→フェディ→ポカラと進む通常ルートとは異なる、オーストラリアンキャンプを経てハグルン自動車道を進み、サランコットまで歩くコースを検討しました。

 

 今日中にポカラへ戻らず、サランコットの丘に泊まって、明朝、朝陽に輝くマチャプチャレを眺めようという新しいアイデアです。

 

 ハグルン自動車道に出た後、12km前後、約3時間の行程と見積もりました。

 

 まだ昼前ですから、日暮れ前にサランコットに到着する計算が成り立ちます。

 

 

 そうと決めれば、先を急ぐほうがよさそうです。

 

 下の写真をご覧下さい。


 写真中央付近の一番奥で、サランコットの丘が、霞に浮かぶ島のような姿に見えています。


 あそこが、今日の新しい目的地です。

 

 

 

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日本とヒマラヤを繋ぐもの

2014-06-07 18:27:58 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 

 3月14日

 

 いつものように夜明けを待ってベッドを抜け出し、ヒマラヤの黎明を楽しみました。

 

 清々しい大気の中に小鳥達の囀りが響き、今日も新しい一日が始まろうとしています。

 

 

 東屋に腰を下ろした私の周りで、中学生ぐらいの女の子が、丁寧に庭の掃除を始めました。

 

 GH(ゲストハウス)の周囲には雑草も見えず、几帳面な暮らしぶりを感じます。


 あれだけの段々畑を積み上げる人々が勤勉でないはずはありません。

 


 

 私は東屋で、今朝もティーの香と、明け行くアンナプルナ・サウスを堪能しました。


 今度こそ本当にアンナプルナ・サウスとはお別れかもしれません。

 

 周囲の木立に響く、小鳥達の声に心が和みます。

 

 リズミカルに石畳みをシュッ、シュッと掃く音が、私の足に歩く活力を蘇らせてくれる気がしました。

 

 今日はヒマラヤトレッキングの最後日となるはずです。 

 

 

 

 ドイツのフランクフルトから来た大学院生達が、一足先に出発して行きました。

 

 アウフ ヴィーダーゼーン、昨晩は楽しい時間を本当に有難うございました。

 

 

 朝食を食べ終わる頃、モディ・コーラの谷に陽が届き始めていました。

 

 

 会計を済ませに事務室へ赴くと、見覚えのある植物がテーブルの上に広げられていました。

 

 一瞬目を疑いましたが、確かにワラビです。

 

 まさかヒマラヤで、このような状況でワラビを目にするとは思ってもいませんでした。

 

 このワラビを見て、数千キロも離れた日本とヒマラヤを繋ぐ何かがあることを確信しました。

 

 

 

 Kさんはゆっくりと起きてきました。

 

 彼が帰国する予定日は、私より10日も後なので、旅を急ぐ必要はないのです。

 

 彼はこの旅を終えて故郷へ戻り、デザインの勉強を始めると言っていました。

 

 本当に気持ちの良い青年です。

 

 

 私は8時を少し過ぎた頃、Kさんに別れを告げ、GHを後にしました。

 

 尾根の斜面に伸びるトレッキングルートを歩きながら、アンナプルナ・サウスを何度も振り返りました。

 

 

 モディ・コーラに沿った長い尾根に、幾筋もの支流が沢となって食い込み、沢と沢を隔てる小さな尾根がカーテンの襞のように連なっています。

 トレッキングルートは、そのカーテンの襞をなぞるように山腹を横切ります。

 

 

 やがて、トレッキングルートは車道と合流し、幾つかの集落を抜けて、南へと向かいました

 

  

 

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今夜も上機嫌

2014-06-05 19:08:52 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 車道を外れた旧道が沢の中に吊り橋を掛けていました。

 

 

 

 そんな旧道にセロジネ・コリンボサが白い花を咲かせていました。

 

 今朝花の姿を見出した場所とほぼ同じ標高です。

 

 ヒマラヤでは、標高が花咲く季節を決めているようです。

 

 

 歩く旅だからこそ気付いたのでしょう。

 

 これこそヒマラヤ トレッキングならではの醍醐味です。

  

 旧道を歩いていると、車道を四輪駆動車が通り過ぎてゆきます。

 

 数年後には、ランドルンまで車で行くのが当たり前になっているかもしれません。

 

 ポカラからランドルンへ、車で3時間程で入れれば、ABC(アンナプルナベースキャンプ)を4~5日で往復することも可能になるかもしれません。

 

 そうなった時、神々の庭が穢されぬようにと案じるのは、心配し過ぎでしょうか。

 

 

 午後3時頃、標高1700メートルのトルカに宿を定めました。

 

 今夜もKさんと同宿です。

 

 茅葺屋根の東屋を見た時、シャワーの後、ここでビールを飲もうと決めました。

 

 

 沢水溢れるGH(ゲストハウス)の洗い場で洗濯を済ませ、寝床を整え、17時頃東屋のテーブルに座りました。

 

 夕暮れの中、アンナプルナ・サウスが雲の間に頂きを覗かせました。

 

 今夜の客は私とKさん、ドイツ人の大学院生の二人連れだけです。

 

 

 夕食後に四人は東屋に集い、尾根の上に昇る月を眺めながら酒宴を始めました。

 

 

 陽が落ちと、対岸の村に灯が灯りはじめました。

 二日前が私の誕生日と知ったドイツの学生さんが御馳走してくれた、お祝いのヒマラヤ焼酎をあおりながら、今夜もヒマラヤに上機嫌な夜が更けてゆきました。

 

  

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ヒマラヤの車道を歩く

2014-06-05 16:35:57 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 ランドルンでサクラのような花を見かけました。

 

 民家の中庭だったので、近づくことができませんが、花びらが風に舞っていました。

 

 

 ランドルンで昼食を済ませ、再び歩き始めました。

 

 

 そして私はこの村の外れで、驚くようなものを目にしました。

 

 10トンほどの大型トラックです。

 

 一緒に歩いていたKさんも驚きの声をあげました。


 

 何で!


 

 

 しかし、その理由をほどなく理解しました。

 

 トレッキングで歩く道と平行し、ランドルンまで車道が伸びていたのです。

 

 下の写真の段々畑の中央に、埃っぽい道が写っているのがお分かりでしょうか。

 

 

 

 

 ランドルンを出て暫くすると、轍が残る車道歩きが始まりました。

 

 

 大昔、北海道の日高山脈のペテガリに登った時、登山口まで、牧草地の中に続く砂利道を、一日歩いたことを想い出しました。

 

 たまに埃を巻き上げて四輪駆動のジープが通り過ぎます。

 

 ア~ァ、こんな道は歩きたくないのですが、仕方ありません。

 

 

 右の谷底にモディ・コーラが見えていました。

 

 対岸に、ナヤプルへと通じる車道が白い筋となって続いていました。

 

 

 そして、所々に田が姿を見せました。

 

 畑で毎年同じ作物を育てれば連作障害が起きますが、田では毎年イネを育てることができます。

 

 水が確保できる場所でイネを育てれば、毎年確実に穀物が得られます。

 

 田や畑がこれ程あれば、沙羅双樹の木に登って、家畜の餌を確保する苦労はしなくても済みそうです。

 

 

 それにしても、見事な光景でした。

 

  

 そんな道路脇に、斜面を切り崩した跡が堆積層を見せていました。

 

 細かな土や石が積み重なり、パイ菓子のような層を成しています。

 

 このような地形は、水が運んできた土や石が積み重なったものです。

 

 ヒマラヤは約5000万年前にインド・オーストラリアプレートが北上し、ユーラシアプレートとぶつかり、海底が隆起してできたのだそうです。

 

 目にした堆積層は、太古の昔、この辺りが水底だった証なのでしょう。

 

 

 車道に埋もれて、以前の歩道が姿を見せていました。

 

 

 地元の人に話を聞くと、ランドルン村に車道が伸びたのは半年程前のことだそうです。

 

 午後になって、車の走る道に学校帰りの子供達の姿を見かけました。

 

 しかし、子供達に「ナマステ」と声を掛けると、何人かの子供達は、「ナマステ」の後、英語で「ジャパニーズ?」とか「チャイニーズ?」などの言葉に続け、「ギブミー・スイーッやギブミー・マネー」を付け加えました。

 

 山奥の村では決して聞くことがなかった言葉です。

 

 車道は利便性と引き換えに、あまり見たくないもの、聞きたくないものも運び込んで来たようです。

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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山深い道

2014-06-05 13:46:55 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 木々に包まれた小屋を目にしました。

 

 モディ・コーラの谷に、里山のような森が続いています

 

 

 木陰に微笑む白いスミレに心満たされ、至福のトレッキングを味わいました。

 

 

 夏雲を纏ったアンナプルナ・サウスが、谷の奥へ小さくなってゆきます。

 

 

 足元に石畳みの道が続きました。

 

 

 本流に流れ込む沢に滝が掛かり、沢の壁を濃密な緑が覆いつくします。

 

 

 そんな場所に、素朴な吊り橋は良く似合います。

 

 

 道は再び、標高を上げてゆきます。

 

 

 眼下のモディ・コーラの瀬に白波が立ちます。

 

 

 田の畔のような場所で、ボーンチャイナのような青白色の花が陽を浴びていました。

 

 Gentiana pedicellata

 

 誰かの畑へ通じるような趣の道を登り進みます。

 

 

 田圃の中に続く道の先で、尾根のラインの流れの中にランドルン村が見えてきました。

 

 

 「山深い」の形容詞のままの風景の中を登り続けました。

 

 一昔前の日本にタイムスリップしたような、信濃路の峠道へ歩を進めるような気分を味わいました。

 

 ゆるやかに登る緑の中の道を歩きながら、日本から数千キロも離れた場所に居ることを忘れていました。

 

 

 そんな山道で突然、頭上からメェ~という鳴声が聞こえてきました。

 

 最初は何のことか分からなかったのですが、周囲へ視線を巡らすと、とんでもない山の斜面に羊の群れを見出しました。

 

 

 斜面の対岸からズームを利かせて撮影したので、斜度が分かり難いのですが、羊の群れが居る場所は絶壁ともいえる崖の中です。

 

 

 羊の群れに動きまわる犬の姿があり、羊を誘導する人声が崖に響きました。

 

 やっぱりここはネパールです。

 

 ヒマラヤに住む人々の生命力に、只々驚かされました。

 

  そして12時半を過ぎて、無事みランドルン村に到着しました。

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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新しくないニューブリッジを渡る

2014-06-04 20:40:43 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 

 モディ・コーラの谷を下って行きます。

 

 太陽が正中へ昇り、歩を進める道を正面から照らし始めました。

 

 

 気温が上がってきます。

 

 緑が濃くなって、花の姿が減ってきました。

 

 そんな時に、振り変えると、別れを告げてきたヒウンチュリが、森の上で雲を纏っていました。

 

 

 そして、眼下のモディ・コーラに、ニューブリッジのGH(ゲストハウス)が見え始める頃、

 

 

 峰々の上に、白いアンナプルナ・サウスが姿を現しました。

 

 今朝、あの白い山を真正面にして味わった、モーニングティーの香が喉に蘇ります。

 

 

 11時15分頃にニューブリッジ(ナヤプルともいう)に到着しました。

 

 今朝私は、8時頃に一人でチョムロンを出発したのですが、この辺りでチョムロンのGHに同宿したKさんが追い付いて来て、一緒に歩き始めました。

 

 Kさんは温泉に降りなかったそうですが、若い人は歩くスピードが早いようです。

 

 

 ニューブリッジを過ぎて、暫く進むと、
 
 

 

 鋼のワイヤーで作られた吊り橋に出ました。

 

 多分、この橋ができて、この付近をニューブリッジと呼ぶようになったのだろうと思いますが、

 

 

 今まで渡ってきた吊り橋の中で、この橋が一番古い代物です。

 

 橋を吊るワイアーは錆びて、足場の板がギシギシと音を立てました。

 

 

 新しくないニューブリッジを渡る終えると、川の左岸に、シダが繁茂する道が続いていました。

 

 歩を進めるにつれ、目にする植物が多彩な変化を見せてくれます。

 

  

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キュムヌ・コーラを越えて

2014-06-04 14:55:31 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 温泉からチィヌウへ戻り、再びキュムヌ・コーラへの道を下ります。

 

 

 この道筋でも多くの花を目にしました。

 

 多分左はCampanula pallidaで、右はシロバナセンダングサに似た詳細不明の花

 

 

 

 左はReinwardtia indicaでしょう、右はカタバミ

 

 

 

 左はLindenbergia grandifloraで、右の花は宿題にしておきます。

 

 

 

 そしてキュムヌ・コーラを渡りました。

 

 

 

 トレッキングルートは麦畑の中に続いていました。

 

 

 この付近は、今朝下って来た尾根から見えた、段々畑の最下部に該当します。

 

 畑の中に紛れ込まないよう、民家の壁の青いマークを目印にトレッキングルートを進みます。

 

 

 ルートは尾根の端を廻り込み、いつの間にかキュムヌ・コーラからモディ・コーラの川筋に入っていました。

 

 

 

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チィヌウ(ジヌウ)温泉

2014-05-31 16:57:31 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 チィヌウ(ジヌウ)には温泉があるので、様子を見てくることにしました。

 

 ヒマラヤの温泉が水着着用なのは分かっていたのですが、持ってくるのを忘れたので、入浴できないかもしれないとは思いつつ、隙あらば何とかと、モディ・コーラの谷底に下って行きました。

 

 

 少し下った頃、赤いシャクナゲがあちらこちらに姿を見せていました。

 

 

 そしてその先に、予期せぬチケットカウンターが控えていました。

 

 料金は50Rsですから、金額はどうと云うことはないのですが、お財布を持って来ないと無駄足を踏むことになるのでご注意下さい。

 

 

 チケットカウンターの傍に咲いていた赤いシャクナゲも見事でした。

 

 

 秘湯を期待させる森の道を下って行きます。

 

 

 下り始めて20分程で湯船に到着しました。

 

 

 湯船は川岸に三つ、通路の横に男女別の脱衣所が設けられていました。

 

 湯の中と周囲に20人程の男女が居たので、水着を持っていない私は入ることが叶いません。

 

 トレッキングの初日に、沢で水遊びをする人を見かけましたので、ヒマラヤトレッキングには水着を持参することをお勧めします。

 

 

 酒を持参するのも一興ですが、帰りに30分程の登りがありますので、日本で露天風呂を楽しむような訳にはいきません。

 

 

 戻る道の途中でモディ・コーラの上流を望むと、険しい谷の奥に、今はもう別世界となったヒウンチュリが白さを際立たせていました。

 

 

 

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