ワシントンを出たのは午前11時頃でした。
ツツジとハナミズキが満開の樹木園でしたが、私の意図するところと異なっていたので、次の目的地に向かうことにしました。
今回の花の旅の最終目的地であるニューヨークには二つの植物園があり、その一つがブルックリン植物園です。
この後はニューヨークへ足を伸ばし、ブルックリン植物園を訪ねる予定です。
とは言っても、今日は様子見だけのつもりです。
明日に備え、数日前から気になっていたニューヨーク市内の交通事情と植物園の駐車スペースなどを把握しておこうと考えました。
アメリカまでやって来て、市内で無駄な渋滞に巻き込まれたり、駐車待ちに多くの時間を浪費したくはありません。
ニューヨーク市内の交通事情を自分の目で確認して、方針を考えるつもりです。
取り敢えず、ナビへブルックリン植物園の住所を入力して、ハイウエーに入りました。
ナビが計算したワシントンからの距離は358キロ、推定所要時間は3.29時間です。
計算通りなら、午後2時20分頃に到着するはずです。
途中でNASAの看板を目にしました。そうですか、こんな所にあるんですね。
てっきり、フロリダにあるのかと思っていました。
朝来た道を、今度は北上します。
藤が、紫の花を咲かせていました。
ところでフジは何処が原産地なのか?と気になったので、ネットで調べてみるとアメリカ原産のアメリカフジという種類があるそうです。
ナビのルートには選択枝が三つあり、私はいつも無条件に「最短時間」を選んでいました。
今回も同様で、ナビが最も早く目的地に着けると計算したのは、バルチモア市街を通らず、バルチモア港の下を抜ける有料のバイパスルートでした。
路肩に桜が咲いていました。
そんな長閑な風情をよそに、ここでも頻繁に交通事故を目にします。
今回は本当に多くの事故を目撃しました。
アメリカは交通事故の頻度が日本よりもはるかに高いように思えるのですが、 どうなんでしょうか?
出発して1時間半後にサスケハナ川を通過しました。
メリーランド州を抜けて、ニュージャージー州へ入る手前から車が増え始めました。
ある程度順調だったのはこの辺りまででした。
小さな渋滞を繰り返し、デラウエア川を渡り、アトランティックシティー(Atlantic City)への分岐点までは何とか走っていたのですが、
15時20分頃にはこの状況でした。
緩い上り坂なので渋滞の様子が写るように、バックミラー越しです。
この時、運転席の私は前を見ていませんが、情けないことに、車は完全に止まっていますので、安全には全く支障はございません。
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