goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

USA ハーレムも別に

2011-08-05 10:28:13 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ブルックリン植物園を出たのは12時半ごろでした。微妙な時間でしたが、このままニューヨーク植物園へ向かうことにします。

 

 

 リンクフリーの「あっとニューヨーク」のページをご覧下さい。

 リンクした地図で説明すると、ブルックリン区のブの字辺りにあるブルックリン植物園から今度は、ブロンクス区のロの字の右下角辺りにあるニューヨーク植物園へ移動します。

 

 

 ハイウエー料金を節約する為に、ナビで一般道を選択して約26km、一時間弱の行程です。

 

 走り出して暫くすると、見慣れぬ衣装の人々を数多く目にしました。

 

 

 あまり見かけたことのない衣装で、何処の人達か見当が付きません。

 ネットで、「ブルックリン、黒、民族衣装」で検索してみましたが、引っかかりません。

 オランダ、トルコ、ロシア、などの民族衣装を検索して、やっとユダヤ系のものだと判りました。

 

 この様に、私はユダヤ人、アメリカやイスラエルの知識に関してはゼロに等しいのですが、中東で起きていることを見聞きするたびに、無関心ではいられない思いがしています。

 

 

 ナビの案内のままに、やがて車はクイーンズ地区を通り、クイーンズボロー橋を渡りました。

  

 

 

                       

 

 この橋はイースト川の中州となるルーズベルト島を跨いで架けられています。

 

 下の左写真の左側がマンハッタン島、ルーズベルト島を挟んで右写真に煙突のある場所がクイーンズ地区になります。 「あっとニューヨーク

 

 

 この橋は二階建で、上の道は橋を渡ると直ぐに右カーブしてマンハッタンのファーストアベニュー(1st Ave)に入りました。

 

 

 そのまま直進すると、やがて116 Stを過ぎた辺りでハーレムに入りますが、その手前の91 St 辺りから、赤信号でも平気で、歩行者が車の前を渡りはじめます。ご覧下さい、下の写真は私が青信号です。

 

 

  しかし、ハーレム地区も別に喧伝されるほどの危うさを感じることもなく、イースト川に架かるウイリスアベニュー橋を渡り、ブロンクス地区に入りました。

 

 

 ウイリスアベニューでも梨の花が見頃を迎えていました。

 

 

 後はナビのガイドに任せて、ニューヨーク植物園はもう目と鼻の先です。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA どうぞ登らないで下さい

2011-08-05 10:16:41 | アメリカ大陸横断 花の旅

 桜咲く春に、木々の梢が色づき始める頃。

 水温み、草萌えて、森で小鳥達が囀りを交わしています。

 

 

 クリーム色に、小さな釣鐘の花が咲いています。

 

 

 白いベールを被った浅葱色の葉の傍で、カナリア色の花が陽を浴びています。

 

 

 ツツジが、夜明け前の地平線と同じ色に花を咲かせていました。

 

 

 そんなふうに、優しい色に咲く花と、芽を膨らませた木々の枝に見惚れながら散策しました。

 

 所々に大樹が枝を広げていました。

 これはコーカサス沢胡桃。

 

 

 根元に小さく、「どうぞ木に登らないで下さい」とあります。

 こんな枝振りの木を見れば、大人だって登りたくなる気持ちも良く分かります。

 

 林の中に広がっていたのは釣鐘水仙の和名を持ち、英語ではブルーベルと呼ばれ、ヒヤシンスに似た青い花を咲かせるユリ科の多年草です。

 

 5月には4万5千本の花がブナ林を染め上げるそうです。

 

 

 園内めぐりを終えて、出口へと向かう途中で桜の木と出会いました。

 周囲に人々の語らいが途絶えることはありませんでした。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA 花から叡智を集め

2011-08-05 05:28:26 | アメリカ大陸横断 花の旅

 日本庭園を出ると、広場があり、植栽された木々の先がほんのり色づいていました。

 近づくと、花芽が開きかけています。

 名札を確認して「手弱女(たおやめ)」という桜の品種であることを知りました。

 

 「手弱女」は八重咲きの桜で、花の中心が微淡紅色で、周辺に向かって色が濃くなります。

 原木は桜の名所、京都北野の平野神社の境内にあるそうです。

 

 これだけの桜が一斉に咲いたら、本当に見事でしょうね。

 

 

                 

 

 ロングウッドガーデンで見かけた富貴草に、此処でもまた出会いました。

 結構アメリカでは人気があるようです。

 

  

 庭園の一隅に黄色いモクレンを見かけました。

 紫や白いモクレンは良く見ますが、黄色のモクレンを見るのは初めてだったでしょうか? もしかすると、調布市の京王フローラルガーデンで見たことがあるかもしれませんが。

 

 掲示板の解説では、このモクレンは「エリザベス」という品種で、1956にブルックリン植物園で北米原産のマグノリア・アクミナータとハクモクレンを交配して作られ、当植物園の後援者エリザベス・ヴァン・ブラントさんに敬意を表して名付けられたとのことです。

 

 

 温室を覗いてみました。

 

 

 ここにも盆栽が展示されていました。

 ちいさな樹木に大木の風情を現す奇跡が、海外で人々に感動を呼び起こさせるのでしょうか。

 

 

                   

 

 温室では八重のクチナシに似た白い花が咲いていました。

 名札がありませんでしたがキョウチクトウ科のヤエサンユウカのようにも見えます。

 

 

 フィルムで花の写真を数枚撮って外に出ると、キブシがいかにも気持ち良さそうに花を咲かせています。

 

 キブシは日本をはじめとする東アジア原産の樹木ですが、ニューヨークで見ても、洒脱な表情に変わりはありません。

 

  

 

 「花から叡智を集め、力を得る人は幸せである」そんな一語を掲げた白い家がありました。

 

 

 

 (He is happiest who hath power to gather wisdom from a flower.) 

 原文をそのままネットで検索すると、出てきました!

 これはイギリスの19世紀の女流詩人メアリー・ホーウィットの言葉だそうです。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA ブルックリン 日本庭園

2011-08-05 05:01:44 | アメリカ大陸横断 花の旅

 マンハッタンからイースト川を渡り、ブルックリン地区へ入り、

 

 

                     

 

 一時間ほどで植物園の入口に近い路上に、車を停めることができました。

 

 

 開園は9時だと思っていたのですが、10時からだったので、車の中でパンとジュースで朝食を摂って、ゆっくりと開園を待ちました。

 

 街路樹ではリスが元気に走りまわっていました。


 (赤い車の窓に重なる位置を、リスが樹の幹を、頭を下に駆け下っています)

 

 

 開園10分前ごろから人々が集まリ始め、開門と同時に改札口へ向かいます。

 

 

 桜まつりは来週からのはずなのに、皆花を待ち焦がれているのでしょうか。

 

 

 

 ブルックリン植物園はニューヨーク ブルックリン地区のワシントンアベニューに位置しています。

 

 開園 火曜ー金曜 9:00ー18:00

     土曜ー日曜 10:00-18:00

 休園 月曜

 料金 大人 10$ 学生 5$ 12歳以下無料

 交通 地下鉄2,3,4線EASTERN PARKWAY駅から徒歩6~7分

 

 チケット売り場の直ぐ横に木製の垣根が続き、30m程進むと日本庭園の入り口がありました。

 

 

                     

 

 桜祭り前なのに、中に入ると、日本庭園で桜が満開でした。

 

 

 池の上には周囲の桜を望む四阿があり、入園者達は暫くその場所から動きませんでした。

 

 

 枝垂桜は既に葉桜になっています。

 桜は特殊な種類(冬桜や河津桜など)を除いて、まず枝垂桜が早く咲いて、八重桜が遅く咲くのが一般的なので、アメリカでもその状況は変わらないようです。

 

 

                     

 

 池の周囲を散策路が巡り、入園者達は思い思いに春の風情を楽しんでいます。

 池の石の上では亀が日向ぼっこ。

 

 

 

 池を巡って振り返ると、マンションを背にした四阿が見えます。

 

 園内は大都会とは思えない風情ですが、庭園の周囲には住居が密集していました。 

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA 奇妙なビル

2011-08-05 04:37:56 | アメリカ大陸横断 花の旅

 五番街のこの辺りからは、エンパイアーステートビルが見えました。

 近付くと高過ぎて見えなくなってしまいます。

 

 

 マンハッタン島は南北に24キロ、西のハドソン川と東のイースト川に挟まれた中州です。

 

 南に向かって少しずつ低くなっているのは理に適っていますが、改めて肉眼でそれを確認して、ウーンやっぱりそうなんだと、意味もなく納得しています。

 

 そんな当たり前の事を確かめられただけで、訳も無く嬉しかったりするのは、少々マンハッタンの毒気に当ったせいかもしれません。

 

 

 かなり南に下ってきました。今の場所は32ストリート(St)辺りです。

 厳格に定義されてる訳ではなさそうですが、59Stと30Stの間がミッドタウン、それより南がダウンタウンと呼ばれているようです。(34Stで分けることもあるようですが)

 

 

 5アベニュー(AV)を振り返りますと、既にミッドタウンの先は坂の上となって望むことができません。

 

 

 5AVの名物、フラット・アイアン・ビルが見えてきました。

 このビルは5AVとブロードウェイの交差する三角地帯に、地形のままの三角形に作られていました。一番狭い頂点では幅が2メートルしかない、奇妙な姿のビルです。ビルの高さは90メートルだそうですが、倒れる心配は無いのでしょうか。日本のような地震大国では建設許可が下りないかもしれません。

 

 

 私はこの場所でブローウエー通りへハンドルを切り、5AVに別れを告げました

 

 マンハッタンのメインストリートを只単に、縦に走り抜けて来ただけですが、十分にマンハッタンを満喫した気分になっていました。

 

 既に朝8時を過ぎましたので、このへんで本来の目的地、ブルックリン植物園へ向かうことにします。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA ブランド品

2011-08-04 18:43:58 | アメリカ大陸横断 花の旅

 私が今居る場所はニューヨーク5アベニュー(AV)、59ストリート(St)。

 日曜日の朝8時前ですから、目にしているのは通常とは異なる状況ですが、日本で言えば銀座4丁目、三愛の前辺りに該当するのでしょうか。

 それにしても静かですね。

 

 ? もしかすると、こんな写真こそレアなのかもしれません。

 

 すっかり私にニューヨークのイメージとして刷り込まれた、梨の花がここでも清楚な花を咲かせていました。

 

 

 

 そして、梨の花咲く場所に建つビルには、林檎のマークが付いていました。

  アップル社の本社でしょうか。

 

  実を申せば、私はブランド品に殆ど興味がないのですが、それでも周囲に見知っている名前を目にしたので、その姿をカメラに収めてみました。

 

 有名ブランド店が軒を並べているのは、懐の豊かな人達がここに集っている証なのでしょうか。

  

     

 

   

 

 5アベニューを南へ下ると、荘重な雰囲気の建築物を見かけたので、訳も分からずにシャッターを押してみました。

 帰国後に調べると、どうやらニューヨーク公立図書館のようです。

 この図書館は建築物としても歴史的価値があるのだそうです。

 

 

 

 ニューヨーク公立図書館の前に車を止め、5AVの道路の真ん中に立ち、今走って来た方角を振り返って写真を撮ってみました。

 交通量も極端に少なく、おまけに交差点の信号は赤ですから、余裕でこんなことが可能です。

 ニューヨークは北の方角に標高が高いことがはっきりと確認できました。

 

 

 次に、反対に南の方角をカメラに収めますと、5AVは僅かに坂になって下って行きます。

 

 

 歩道にはスイセンが綺麗な花を咲かせていました。

 そんな季節なんですね。

 

 

 写真を見ながら今頃になって気付いたのですが、この時私は無意識に車を道路の左側に停めていました。

 右側通行のアメリカでは、本来は道の右端に停めるべきだったのでしょうか。

  前にも一台停まっていますので、気にしなくても良いのかもしれませんね。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA 五番街の花

2011-08-04 18:33:50 | アメリカ大陸横断 花の旅

 五番街(5AV)をゆっくり南へと下ります。

 五番街もまだ朝の8時前ですから、好きな場所に車を止めることができます。

 こまめに車から降りて、カメラのシャッターを切りました。

 セントラルパークの中には広々とした芝生が広がっていました。

 

 

 南へ真っ直ぐに五番街(アベニュー)が伸び、左手には梨の花で飾られたストリートが東へ向かっています。

  私は今回の旅で、ニューヨークに梨の花のイメージが定着しましました。

 

 

                   

 

 南北約4キロに及ぶセントラルパークのほぼ中央にメトロポリタン美術館があり、五番街(5AV)にエントランスを向けていました。

 

 

 

 

 

 

 美術館の南通りが79丁目(79St)で、その角に古風なデザインの建物を認めました。ちょっと印象に残るデザインです。

 

 

 

 

 日曜日のこの時間帯、五番街(5AV)を走っているのはイエローキャブだけです。

 

 

 右手にセントラルパークを見ながら南へ伸びる五番街(5AV)は、街路樹が途切れることはありません。

 

 

 公園や通りに面したホテルの前ではモクレンの花が春の到来を告げていました。

 

 

                   

 

 セントラルパーク・ノースの110丁目(110St)から2.5マイル南下して、60丁目(60St)までやって来ました。

 次の信号がセントラルパーク・サウスで59丁目(59St)になります。

 

 五番街(5AV)は次の信号でセントラルパークと別れ、ビルの谷間をミッドタウン、ダウンタウンへと進んで行きます。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

  その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA セントラルパークの彩り

2011-08-02 12:57:44 | アメリカ大陸横断 花の旅

 アベニューを適当に北へ走っていると、セントラルパークにぶつかりました。

 と言うことは、これを右に曲がればフィフスアベニュー(5AV)、ニューヨーク五番街へ出るはずです。

 

 

 次の私の企みは、マンハッタンのど真ん中、フィフスアベニュー(5AV)を北から南へ一直線に走り抜けようと言う大胆無敵な計画です。(表現が何とも、大げさですが)

 

 フィフスアベニュー(5AV)と59ストリート(59St)の交差点にでました。

 

 

 上の写真の右端、交差点の角のお店はア・テストーニという靴屋さんです。

 この場所に来てフィフスアベニュー(5AV)が北から南への一方通行であることが分かりました。

 フィフスアベニュー(5AV)を一旦南へ進み

 

 

 交差点で左折を二つ続けて4AVを北上します。

 

 

 セントラルパークの北辺に当る、110ストリートの先で再度フィフスアベニューに入りました。

 

 

 角の食料品店の看板にフィフスアベニューの文字が見えます。

 

 

 公園の北東にある、ハーレム・ミアーと呼ばれる池では白鳥や鴨が生息しているそうです。

 朝の公園はとても静かな佇まいを見せていました。

 

 

 周囲を見渡すとスイセンが、清しい色に咲いていました。

 

 

 ニューヨーク五番街も、この辺りは落ち着いた雰囲気で、爽やかな緑に包まれています。

 

 

 セントラルパークではモクレンやレンギョウの花が公園に春の彩りを添えていました。

 

 

                 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

  その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA ウエストサイド

2011-08-02 12:49:19 | アメリカ大陸横断 花の旅

 マンハッタンは碁盤の目に道路が走っていて、南北に通る道がアベニュー、東西に走る道がストリートです。

 マンハッタンの中心を南北に貫く通りが五番街(5AV:フィフス・アベニュー)で、その東側がイーストサイド、西側がウエストサイドです。

 昔昔ウエストサイド・ストーリーというミュージカルがありましたが、その舞台になったのがこの辺りです。

 

 

 小学生の私が、初めて自分のお小遣いで買ったレコードがウエストサイド・ストーリーのドーナッツ版でした。あの当時で450円ぐらいだったかな~。

 

 何処からかマリア(ウエストサイド・ストーリーのヒロイン)が走り出てきそうな気がするウエストサイドを彷徨いました。

 

 

 車の窓から街を眺めるだけですが、街は実に様々な表情を見せてくれます。

 

 

 街角の数だけ、人の数だけ物語があるのでしょう。

 

 

 でも、今日は街の香を楽しむだけ。

 上澄だけを味わって、あとは素知らぬ振りで、アベニューを北へ。

 

 

                

 

 日曜日の朝のマンハッタンをイエローキャブと一緒にクルージングします。

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA マンハッタン・クルーズ

2011-08-02 12:40:57 | アメリカ大陸横断 花の旅

 バッテリー公園でニューヨークの朝を十分に堪能したので、リッツ・カールトンの横を歩いて車へ戻ります。

 

 蛇足ですが、かなり気になる「バッテリー公園」という名前を調べてみました。

 

 どうやら、米英戦争当時、イギリス軍が作ったウエスト・バッテリーという砦が名前の由来のようです、バッテリーには砲架、砲兵中隊という意味もあるようです。

 

 

 ここも梨の白い花が満開でした。

 

 ホテルの玄関前にドアボーイが所在無さそうに立っていたので、カメラを向けてシャッターを押すと、口元を綻ばせ、手の掌で目を覆って、恥ずかしそうな素振りを見せたので、私も手を上げて「モーニン、サンキュー」とご挨拶させて頂きました。

 

 旅先ではこんなちょっとした出来事が、街の印象として記憶に残ります。

 

 

 梨の並木の先に、9.11以前はワールド・トレード・センターが聳えていたのでしょう。

 

 

 周囲を見渡すと、何処かのビルが朝日を浴びて眩しく輝いていました。

 

 

 この時点で朝7時。

 

 車に戻ると、またいつものように気侭に街を走ることにしました。

 

 そう、我名付けて、マンハッタン・クルーズのスタート。

 

 

 休日の朝のマンハッタンで見かける車はイエローキャブぐらいです。

 

 

 街はまだ、まどろみの中。

 

 

                

 

 朝の光が、何気ない街角に興味深い被写体を提供してくれます。

 

 壁面の陰影がはっきり分かれる交差点のビル。

 

 真横から、ほんの少しずれて、明るい壁面を写し込み、奥行きを表現して、何処かへ続く時間を視覚化しようと意図してシャッターを押しました。

 

ん~、もう少し建物の縦壁を多めに写し込んだ方がいいですね、失敗です。

 

 なかなか、思い通りにはいきませんが、さりげない街の風景を材料に、あれこれ考えながら写真を創る作業は、本当に楽しい。

 

 

               

 

 気侭に走り過ぎる街角に次々と新しい発見があります。

 

 ヴェリー ファンタスティック。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA 夜明けのマンハッタン

2011-08-02 12:21:49 | アメリカ大陸横断 花の旅

 マンハッタンが朝を迎えました。

 

 

 ほの暗かったバッテリー公園も朝の光に包まれ、木々や草花が眠りから覚め、白い花が輝いています。

 

 

 数日前に、砂漠の道で朝を迎えた日を想い出していました。

 あの頃はまさか、マンハッタンで朝を迎える日があるとは思ってもいなかったのです。

 今朝の太陽もまた、刻一刻とその輝きを増し続けています。

 

 

 リッツ・カールトン・ホテルが朝の支度を始めたようです。

 

 

 やっと自由の女神様が朝靄の中でお目覚めになられたようです。

 ニューヨーク港は薄い靄が掛かり、すっきりした写真が取れませんが、肉眼では鮮明です。

 何だか右手のたいまつの先が光っているように見えるのですが、そんな装置が付いていたか記憶が定かではありません。朝日が反射してるのかな?

 

 

 

 エリス島もかなり鮮明に見えるようになってきました。

 

 

 空には下弦の月が、雲の上に望めます。

 

 

 バッテリー公園ではモクレンが、朝の光の中で華麗な表情を見せていました。

 本当に美しいものは何処にあっても、その輝きを失いません。

 

 

 大雪山黒岳の元旦、アフリカのキリマンジャロ、シンガポールの安ホテルなど、色々な場所で、思い出の朝を迎えてきましたが、還暦になって迎えたマンハッタンの朝も忘れられないものになりそうです。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA 日曜朝のニューヨーク

2011-08-02 12:12:30 | アメリカ大陸横断 花の旅

 地図でも明らかですが、マンハッタンは道路が碁盤の目のように縦横に走っています。

 

 非常に分かりやすいのですが、島の先端に近づくとそれが崩れて、一方通行も多いので、一度ハドソン川の横に出て、島の外周道路を目的地へ向うことにしました。

 

 

 

 ニューヨーク港を客船がハドソン川へと進んで行きます。

 

 

                

 

 ジャージーシティ(Jersey City)でしょうか、対岸の街が陽の光を受け始めました。

 

 

                 

 

 エリス島(Ellis Island)でしょうか。ハドソン川の河口付近に島が見えます。

 

 

 私が今居る場所はバッテリー公園(Battery Park)。朝6時半の公園は殆ど人影がありません。

 

 

 公園の街路灯にはまだ灯が点り、足元に咲くスノードロップの花を照らしています。

 

 

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA マンハッタンを目指す

2011-08-02 11:57:48 | アメリカ大陸横断 花の旅

  朝5時にモーテルを出発しました。こんな時間に何処へ向かっているかと言えば、マンハッタンです。

 

 

 ニューヨークであれば、マンハッタンは見ておきたいと思いましたが、ボストンでは渋滞や駐車場探しに苦労したので、車でマンハッタンには入りたくないと、悩みましたが、ふと、

 

 「そうか、考え方を変えればいいんだ。ガイドブックが一般観光客を前提にしている時間帯に拘わって、同じことをしなくてもいいんだ。レンタカーでなければできない、私の独自の方法でマンハッタンを体験すればいいんだ」と気付いたのです。

 考え方を切り替えたら、答えは直ぐに出てきました。

 

 

 今日は日曜日、どんなにマンハッタンが大都会であっても、休日の早朝から街が車で埋まっている筈はありません。

 銀座だって日曜の朝は人っ子一人いませんから。

 「マンハッタンで夜明けを見よう」

 「マンハッタンが眠っている時間に街を走り廻ってみよう」

 そんなことをした観光客はそうは居ないかもしれない。

 何だか、とってもオモシロソウではありませんか。ワクワクしてきました。

 

 

 昨日からフリーウエーを通らないことにしたので、一般道を走っていますが、この時間帯に車の姿は殆ど見かけません。

 東の空が明るくなってきました。

 

 

 街にはまだ灯が点っていました。

 

 

 マンハッタン島へ抜ける海底トンネルに入ります。

 

 

 そして、ニューヨークマンハッタン。

 

 

                

 

 おや、あそこに見えるのはエンパイアステートビルではありませんか。

 

 

 この辺りから、いつものように、勘だけを頼りにマンハッタンを走りぬけます。 

 

 公園はまだ夜の気配ですが、高いビルの頂は陽の光を受け始めました。

 

 

 

 夜明けが近いようです。急がなければ。

 

 

 ※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA お金が足りない

2011-08-02 11:32:36 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ブルックリン地区に入り、ナビ任せに走ると、どうやら地下鉄らしきものが見えてきました。

 

 植物園で駐車場が使えなかったら郊外に車を止めて、電車で移動しようと考えていたのですが、今の交通状況から推測して、それ程心配する必要はなさそうです。

 

 

 少なくとも、ブルックリン植物園は大丈夫でしょう。

 ちょっと心配なのがニューヨーク植物園。

 そして、どうしようかなー、と大いに悩むのがマンハッタン市街の観光です。

 

 そりゃ、主目的は植物園ですから、マンハッタンなんか見なくても言い訳はできますけど(ん・・・、 誰に?)。

 

 やっぱりニューヨークでマンハッタンを見なかったら、ゼェ~ッタイ後で後悔すると思うんですよね。

 

 

 ブルックリン市街は普通に運転できることが判明しました。

 

 そして! とうとう、到着しましたブルックリン植物園。

 

 更になんと、皆さん路上駐車しています。

 どうやら、土日は路上駐車が可能なようで、道路標示で確認することもできました。

 

 

 これで安心して、明日はゆっくりと花を愛でることができます。

 

 ホッとして次に、今夜は何処に泊まろうかと考えたのですが、ここまで来たら極力リスクは減らしたいので、一昨日のピスカタウェイ(Piscataway)に戻ることにしました。

 

 

 但し、大きな問題が発生しました。

 それはお金。

 

 羽田空港で最初に5万円をドルに両替しました。

 

 そして、旅の中では極力VISAを使い、現金をなるべく残したのです。

 

 しかし、東海岸のフリーウエーで通行料をとる場所が多く、フリーウエーはカードが使えないので、ニューヨーク周辺で橋を渡る時に現金が出てゆきます。

 

 今回も橋を二つ越えるのに5+8ドル必要でした。

 現在の手持ちは約100ドル。NYとピスカタウェイの往復に最低26ドルが必要です。

 

 後三日間で三往復は必要ですから、更に何かあれば現金が足りない!!

 

 運悪く、今日は土曜日です、空港まで両替に行くしかないのでしょうか。

 とは言っても、既に17時。今更じたばたしても始まりません。

 

 

 暫く考えたのですが、そうか、有料道路を使わなければ良いんだ!

 

 ナビのルート選択に「一般道優先」があるので、目的地をピスカタウェイに設定し、「一般道優先」で計算すると、所要時間は従来とほとんど変わりません。

 

 これはグッドアイデアでした。

 

 ゆっくりと、信号の多い一般道を使ってピスカタウェイへ向かいます。

 

 

 その上更に、今日は明るい時間内にチェックインして、のんびりとシャワーを浴びることもできました。

 

4月23日のルートと位置

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

USA ずーっと、花を眺めて

2011-08-02 11:15:11 | アメリカ大陸横断 花の旅

 大渋滞に巻き込まれましたが、特に先を急ぐ旅ではありませんし、時間が設定されているのは三日後のJALの出発時間だけです。

 

 アーァ そうだった、もう残りは三日間だけなんだ。

 

 渋滞の右手にピンクの花を咲かせた木々が並んでいました。

 

 

 何だろう? 桃の花かもしれないけど、ちょっと時期が早い気がするし。

 渋滞しているハイウエーの周囲に長閑な光景が広がっています。

 

 前方にパーキングエリアとガソリンスタンドが見えました。ガソリンにはまだ多少余裕があったのですが、渋滞中にガス欠したら嫌なので、早目に補給しておくことにしましたが、・・。

 

 しまった。給油する車の列が5分に一台程度しか前へ進みません。後ろには既に車。

 

 

 30分ほどで私の順番がやって来ました。

 タンンドのお兄さんに、「道路は何時もこんなに混んでるの」と聞いたら、「週末は特に酷いんです」との話でした。

 

 親切にしてくれたので、ポケットに入れておいたガム「ブラックブラック」を差し上げました。

 ついでに、隣のレーンで興味深そうに話を聞いていた給油中の運転席のおばちゃんに、「この日本のガムは結構強くてハードですよ」と言って窓越しに渡したら、恐る恐る、前歯でほんの1ミリ程齧った表情が何とも可笑しくて、渋滞のストレスもすっかり忘れてしまった程です。

 

 以外なことに、パーキングエリアを過ぎた辺りから渋滞が改善されて、流れがスムーズになってきましたが、まぁ、橋に差し掛かって、車線が減少する所での渋滞は仕方がないですね。

 

 

 今はインターステート95を外れ、278へ入り、ゲータル橋をスタテンアイランド(Staten Island)へ渡っています。

 真っ直ぐ進めばブルックリン(Brooklyn)地区へ入り、植物園に到達できるはずです。

 

 

 スタテンアイランドからブルックリン地区へ渡るヴェラザノ・ナローズ・ブリッジが見えてきました。

 

 

 日本へJALが飛び立つケネディー国際空港はこの先にあります。

 

 

 ブルックリン市街に入り、落ち着いた雰囲気の街には白い花を付けた街路樹が連なっていました。

 清楚な花は朱色の家に良く似合います。(帰国して、ネットで調べてみましたら、どうらや梨の花のようです)

 

 

                 

 

 花の命は短いので、このように旅先で期せずして、花咲き乱れる光景に出会えると、本当に贅沢な思いがします。

 私が何よりも旅の喜びを感じる瞬間でもあります。

 

 これからもずーっと、花を眺めて暮らしたいものです。

 

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。  

 アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2

 

 その他の「花の旅」はこちら →  旅の目次

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )