
中国、韓国、日本、それに台湾も加わって、アジアは睨み合っている。
中国は軍事力を誇示するかのような動きを続けている。
韓国は竹島を巡って、反日を盛り上げている。
どの動きを見ても不毛で、将来的に各国に何の利益も生まないものだとわかる。
日本は国際連盟を脱退し、軍事大国路線を走り続けて、太平洋戦争で滅んだ。
ナチス・ドイツも同じだった。スターリン以来のソ連も同じだ。
中国がどういう路線を歩むかは不明だが、ナショナリズムを高揚させて、軍事大国化を目指しているのだとすれば、非常に難しい綱渡りをすることになるだろう。
中国、韓国、台湾、日本はお互い隣国であり、平和共存しかないと思う。
どの国であれナショナリズムを煽って感情的になれば、不毛の衝突を生むだけだ。
第二次世界大戦の頃に比べて、兵器も格段の進歩を遂げている。
国境紛争から戦争に発展する可能性も無きにしもあらずだ。
第一次世界大戦の犠牲者が900万人。
第二次世界大戦の犠牲者が6500万人以上。
それぞれの犠牲者の7割以上が民間人であった。
こういった現代戦争の悲惨を今一度思い起こすべきだろう。
現代において軍事力増強とナショナリズムは、世界に対して何のメリットも生まない。
平和共存こそが最良の選択であることを今一度、冷静に考えるべきだろうと思う。