
ディスカバリーの「宇宙入門」を見ていたら「宇宙の果て」の話だった。
我々の宇宙全体の大きさは、インフレーション理論によると、観測可能な147億光年の10の23乗倍か、それ以上の大きさがあると見られているそうだ。
つまり全体の大きさからすると、原子の大きさが、我々の「観測可能な宇宙」ということらしい。
そんな膨大な宇宙が泡のように無限に生まれているのが、宇宙の全体像であるらしい。
宇宙の「真空空間」も不思議でエネルギーが渦巻いているのだそうだ。
粒子と反粒子が無限に生成されて、打ち消しあっているのだそうだ。
一見静かに見える「真空空間」は非常に騒がしい「場」であるらしい。
人類が無限に科学技術を開発し進化するのも、宇宙に船出する準備なんだろうなあと思える。
バスコ・ダ・ガマ、マゼラン、コロンブス・・・が当時は未知の海洋に船出していった。
人類は地球から太陽系へ、さらに他の恒星系へ旅立つ運命にあるような気がする。
おそらく今世紀半ばには人類は太陽系惑星に旅立つのではないかと想像する。
そして将来は太陽系外の恒星系へ。さらには銀河系を飛び出して他の銀河へも旅立つのだろう。
21世紀に入ってからの10数年で科学技術の進歩は目覚しい。
人類の寿命も150年になるのだそうだ。
老化ホルモンを抑制すると寿命は1000年になる可能性も見えてきているらしい。
寿命が150年になったとしても、文明の大変革が起こる。
60歳でもまだまだ生きられるから、社会構造が変わる。
これはもう間近に迫っている将来の世界だ。
なんか宇宙は不思議だし「人類の存在」も不思議だ。
でもこの無限の宇宙には無限の楽しみがあるような気もする。
何をしようかなあ。なんかワクワクするなあ。
「宇宙を駆ける恋」なんてのも現実になるだろうなあ。
今は馬鹿みたいに聞こえるけれど、必ず実現するだろうなあという気がする。