音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

奇想天外 「天孫降臨」宇宙人説

2014年02月13日 | 日常雑感
「古事記・日本書紀」の神話時代のハイライトといえば「天孫降臨」だろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AD%AB%E9%…D%E8%87%A8

これを現代人はどう見ればよいか、科学時代の現代はこれをどう解釈すればよいだろうか。
実に面白いテーマだと思う。

「旧約聖書」の神「ヤハヴェ」、シュメル、ヒンドゥーの空翔る神々、アメリカ先住民族・アナサジの神々、インカ、マヤ、アステカ・・・の神々は、古代に地球を訪れた異星人を、古代人が「神」として崇め記録したものであろうと考えられている。

これらの神々は一様に空を飛ぶ航空機?に乗り、反物質爆弾・核兵器・レーザー兵器?と思われる大量破壊兵器を使って「神々の戦い」を繰り広げる。

日本神話では「天孫降臨」の司令塔「計画者」は「天照大神・アマテラス」と「タカミムスヒ」と目されている。

そして選ばれた天孫族の「ニニギノミコト」が高千穂に天下る。

この神話を現代人の目はどう見るだろうか。

ひとつは神武天皇以前の地方豪族の系譜を「神」の系譜として重ねたと考えられる。
天上界の「アマテラス」「タカミムスヒ」などの神々の神話は、世界中に存在するその類いの神話の借用(焼き直し)であろうと考えられる。

そしてもう一つの見方は、世界中の古代文明が語り伝え、あるいは記録した伝説と同じく、異星人が実際に飛来し地上に降り立ったたと見る考え方だ。

「旧約聖書」「ヒンドゥー」「アナサジ」「インカ・マヤ」「シュメル」・・・など古代文明の神々を「異星人」と見る研究者達は、日本の「天孫降臨」も同じ類いのものと見ている。

これはディスカバリー、ナショナルジオ、の見解によっている。

自分としては神武天皇以前の地方豪族の系譜を「神話」に焼きなおして重ね合わせたのだろうと見ている。

そうでないとしたら、やはり「天孫降臨」は「天孫族~すなわち異星人」の高千穂への飛来であろうと考えざるをえない。

いずれにせよ記紀の「国生み」「天孫降臨」を記述どおりに鵜呑みにすることのほうが現代人には「奇想天外」であろうと思う。

「創作文学」か「異星人来訪の事実」かどちらかであると見るほうが、合理的ではないかと思う。


これはディスカバリーとナショナルジオの見解を参考に、私なりの考えを独断と偏見でまとめてみたものですので。

くれぐれも「ホンマカイナ」というスタンスで捉えてくださいね。

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