播州しの笛の曲に「音の葉~雨傘(城山如水作曲)」という曲がある。
これは「風の音~雨の色(城山如水作曲)」という、数曲からなる しの笛曲集からの転載。
雨の季節や、雨の日のお稽古でよく取り上げる。
この「雨傘」はいわゆる子供達の世界ではなく、大人の情感を奏でる曲だ。
あえて言えば「大正ロマン」を感じさせるような趣になっている。
大正ロマンを代表する芸術家といえば竹久夢二が思い浮かぶ . . . 本文を読む
黒髪の乱れも知らずうち臥せば まづかきやりし人ぞ恋しき
( 和泉式部集86 )
これは自分が一番好きな歌人、和泉式部の歌。
和泉式部の歌いぶりには、はっとさせられるものが多い。
何よりも温かい血が通っていて、体温を感じさせる歌いぶりなのだ。
達観したような「侘び寂」の世界ではなく、
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