メシアンの「トゥランガリラ交響曲」のスコアは自分が高校生の頃に手にしていた。
その複雑な変拍子や現代和声に当惑したのを思い出す。
今夜、N響アワーで、この交響曲を聴いた。
多彩な音楽語法と音の洪水だった。
感じたのは12音を使う西洋音楽の究極的姿で、西洋12音音楽の終焉モニュメント的作品だろうなあと思った。
この交響曲は、音楽語法の展覧会として作曲家が「書く」ことに意義があった。
そして . . . 本文を読む
先日はクラシカル・アンサンブル<セシリア>の合わせをした。
フルート、オカリナ、ピアノのアンサンブル。
もう、結成以来かれこれ15年以上になる。
「心に優しい音楽」をテーマに、たくさんのコンサートやイヴェントを演ってきたトリオだ。
クヴァンツのトリオ・ソナタは定番曲なのだが、久々に合わせてみると、やはり美しい。
フランス宮廷楽長でフルーティストでもあったクヴァンツの作品はどれも高貴だ。 . . . 本文を読む
バブル全盛時代には、女性が望む結婚の条件として3高ということが言われていた。
高学歴、高収入、高身長 の三つだ。
なんかくだらんなあと思っていた。
高学歴は汚職に詐欺をする輩が多い。
高収入は愛情がない、不倫する浮気の輩が多い。
高身長は頭へ血のめぐりが悪そうだ。
しかし時代は流れて不景気な現在は価値観もかわり、結婚条件も変化しているそうだ。
愛情、誠実、思いやり だそうだ。
これ . . . 本文を読む