黒助~想い煩う~

 悪性リンパ腫の闘病生活と気まぐれ日記

切実な問題

2011-10-13 11:55:57 | 社会・経済

あと何年働かなければいけないのか?

隠居生活なんてできるのだろうか?

私が年金をもらえるようになる年齢は65歳からである。

現時点で決まっていること。

職場の定年退職する年齢は現時点で60だが、望めば

60歳を超えても働ける。ただし、どんな仕事があるのか?

一応、職場としては65歳まで延ばす事は約束をしているが

老・老介護の施設になっていく。

そんな中で、年金受給年齢を引き上げる案がでてきた。

当初は68~70歳に引き上げ!2030年をめどにと言っていたが

どうやら68歳に決まりそうだ。現時点から3年引き上げられる事になる。

だけど、今は3:1の割合(3人で受給者1人を支えている)での検討だから

今後、この割合は2:1となり30年後位には1:1になると予想されている

のだから、2030年の時点では更に受給年齢はあがり70歳になっている

とかなりの確立で予測できる。

現時点で49~50歳以下の人は、決して他人事ではないのだ。

ひょっとしたら、年金そのものが貰えなくなるか、月に2~3万の金額しか

もらえなくなる可能性がなくもない。

せいぜい、自分の親を長生きさせて親の年金を貯蓄に回した方が

賢い選択かもしれない、とニュースを見ながら思ってしまった。

私の様に病気になり、10年後や20年後の事など考えられない人も

病気を理由に働けなくなってしまい年金を払うのさえ困難な人も

働く場所さえ無い人も居るわけで・・・。

定年60歳、年金がもらえるまでの8年間の収入はどうする?

考えただけでも不安で仕方が無い。

北欧の様に福祉を充実(確実に全ての人が受けられる)して

その分税金が高いけれど国民が納得している国にするとか

欧米の様に、税金を安く、その分福祉も薄くして自分で何とかする

ように、自己責任にする国にするのか、今の日本のやり方は

得をするものと、得がない者とが生まれるのはおかしい。

未来を担う子供達が、ますます可哀想である。

今の政府や官僚にこのまま未来を預けていいのだろうか?

と言って、どうしたらいいのか分からないが、結局日本も

自分の身は自分で守れ!せっせとタンス貯金をして貯めよう

なんて考えても貯めるお金すらない。

やっぱり一攫千金を夢見るしかないのか。

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