金曜日はWOアート展にpchanさんとかよさんも来るので
仕事終わりに会おうかということに。
待ち合わせはアート展の会場で。
どうせだから30分くらい早く仕事上がろうかな。
そしたらクローズまで1時間いられるし。
朝、出勤して所長に
「Y山さんが大丈夫なら30分早く上がりたいんですけど」
「ふーん」
Y山さんが出勤してきて同じように言うと
「30分と言わず、やることすんだらいいですよ」
ありがとう、やさしいY山さん。
そうこうするうち「本日アート展にうっちー来場」
のニュースがあちこちから送られてきた。
うわ~どうしよう。
Y山さんはああ言ってくれてる。
でも所長には30分って言っちゃった。
あたまんなかぐるんぐるん。
この日はなぜだかお客様からの電話が少なく
仕事は2時すぎにひと段落ついた。
3時に御用聞きの電話をかけなきゃだけど
それだけY山さんにお願いして上がってしまおうか。
いや、それはいくらなんでも。
最低限自分の仕事(3時の電話)まで済ませて上がろう。
ところが
そのあと変なクレームの電話とか、ほかの事業所のトラブルとか
いろんなことに巻き込まれて全然出られなくなりました。
結局Y山さんに「このままじゃ出られなくなっちゃいますよ。
途中で投げってってかまわないから」とまで言ってもらって
当初予定の30分前上がりで会社を出ました。
何やってんだ自分。
しかも会場に到着すると、かよさんとpchanさんが
「うっちー帰っちゃいました~」
「なんで最後までいてくれないの!
うっちーなんて大っキライ!」
ってうっちーに八つ当たりしながら
実は何より自分に腹をたててました。
「ふーん」って言った所長は
早上がりする自分をよく思ってないんじゃないか。とか
「こんなに早く上がるの? 何?」って
ほかの部署の人が思うんじゃないか。とか
どうでもいい想像上の他人のリアクションを気にした結果
「30分といわず」とまで言ってくれたY山さんの好意を
全然活かせなかった。
多少仕事を負担してもらうことになったとしても
「うっちーに会えたんですよ~!」って
私がすごく喜んでたら
きっとY山さんも喜んでくれたはずなのに、
がっかりな結果しか生み出せなくて
せっかくの好意に報いることができなかった。
肝心なところで他人の評価を気にして
差し出されたものをしっかりつかめなかったことを
心底後悔しました。
人の好意には遠慮してはだめ。
「ありがとう!」って明るく受け取って
ちゃんとうれしくならないとだめ。