生まれて初めて『内視鏡検査』というものを受けました。
ことのはじめは今年の3月。
お通じがちょっぴりしか出なくなった。
そのころ胃痛が続いて
あんまり食事がとれてなかったせいかもしれないけど
「便が細くなったら大腸がん」
と言っていた母の言葉がよみがえりちょっと不安、
なんて話を職場でしてたら
Y山さんが「内視鏡の検査受けたらいいじゃないですか。
検査用のキット渡されて、その通りに飲んで病院に行ったら
あとは寝てる間にすんじゃいますよ」という。
あ、そんなに簡単?
で、内視鏡クリニックへ行きました。
渡されたキットはこれ。
前日の昼食(やわらかいおかずとおかゆ)
夕食(やわらかいシチューとクラッカー)
夜8時の下剤、夜10の下剤、当日朝6時の下剤。
しかし、これが案外簡単じゃなかった。
8時の下剤400cc、10時の下剤200ccは難なくクリア。
作用もそんなに激しくなく楽勝だったが
翌朝が。
「コップ1杯を15分かけて1000~2000cc」
うんと時間がかかるので朝6時なわけで。
約2時間かけて飲んでね、なわけですが
自分、ちょびちょび飲むのが苦手です。
ふだん水やお茶を飲むときものど越しで飲んじゃう。
なのでこれも、ごきゅごきゅ飲んで15分休んで、
ごきゅごきゅ飲んで… ってしてるうちに
猛然と吐き気が襲ってきて…
ぶわはっと吐いちゃいました。
出てきたものはすごい量の真っ白な泡。
発泡するのか~、それならそうと言っといてくれよ。
(ってか、だからちょびちょび飲むよう指示されてます)
そうするうち二度目の波がおしよせてきてぶわはっ!
今度は赤かった(明らかに鮮血)。
大惨事。
やっちゃった。
これ以上飲めないし、検査は無理だね、と思って
病院に電話しました。
先生「あ、そうですか。
勢いよく戻すと食道が切れちゃうことあるんですよ。
でも、まあ大丈夫です。予定通りいらしてください」
大丈夫なんか~い!
で、予定通り検査を受けることになりました。