昨今のカップ酒ブームの影響で日本全国のカップ酒が
蔵元の近辺に行かなくても手に入るようになりました。
(とはいえ、有名な地酒を醸造している蔵元に限られますが。)
そうした中、かつての地酒ブームの主役であった蔵元のカップ酒も
ちらほら店頭で見かけるようになってきました。
朝日山 アサヒカップ(朝日酒造) 180ml
http://www.asahi-shuzo.co.jp/brand/asahiyama.html
久保田で有名な朝日酒造の地元向けカップ酒。
カップ酒ブームの影響か、置いている店が増えてきた。
冷やして飲んでも、お燗にして飲んでも
すっきりとした味がする辛口のお酒。
香りは、それほど高くない。
端麗辛口の見本のようなお酒だった。
八海山 カップ(八海醸造) 180ml
http://www.hakkaisan.co.jp/corp/item.html
カップ酒ブームに遅れまじと思ったのか、最近、発売が開始された八海山のカップ酒。
普通酒のカップ酒としては、少々お高い値段となっている。
本醸造酒並の規格で造って、他社の本醸造酒並の価格設定であるのに普通酒としているからだ。
冷やで飲んでみると、すっと口の中に入っていき香りが広がるお酒。
ぬる燗にすると、より香りが高くなる。
地酒ブームの主役だったことを納得させられる味だ。