ひょんなことで立石で呑んでみようと言うことになった。最初は少人数と言うことで気楽に考えていたが、そろったのは６人。こうなると小さな居酒屋ではなかなか一気に入れない。当初、駅(ガード)商店街の「一毛作」へ案内しようとしたが、下調べ悪く休業。陳謝。
時間的には、やや早いので入れる店は限られる。うちだ(モツや)に入りたいが、この人数だと敬遠される。その他の店もまだ準備中が多い。時間つぶしもかねて、町おこしの地元の展示を見させてもらう。雨があっているので、のんびり並んでいる状況ではない。工芸品を見ながらしばしの調整。
狙うは鳥房、開店は１６時。少し前に向かうが、すでに２グループが並んでいる。いつものように威勢の良い女将(女性が)仕切り始めていた。とにかく座れるのは、20数名。ぎりぎりに座っての話である。16時と言うが、店内が準備できると開店というのがここのスタイル、本日は５分遅れ、雨に当たりながら待つ。どうにか入店。グループなので、最終グループとして滑り込んだ。
小さな机、どうも足のやり場がない。このグループどうにか気心が知れている。互いの足を交差させながらポジジョンをえてどうにか定位置を見付ける。しかし、ここで女将のの指導が入る。ちょうどサービス導線の位置の机。もっと詰めろの指示。なれない仲間は困惑。どうにか落ち着いた頃に注文。
基本は、鳥屋。メインは揚げ鶏。女性も多いので分けて食べ用途思えば、「食べられるから１羽づつ注文しろ」という。残れば持ち帰れば良いという。これは定番の女将の発言。従う。初めての方々だったので①鳥から揚げ②鳥刺し③鳥南蛮④ポン酢刺し⑤鳥南蛮⑥砂肝等を注文。口直しに⑦漬け物も頼んでみた。
ここの場合、まず注文をドンとしておいた方が良い。その後状況を見ながら出してくれる。いつものようにお通しは「鶏皮の煮物」。脂が十分抜けているので食べやすい。煮込み時間が長いのであろう。砂肝は、辛みを加えた酢の物。こちらもなかなかさっぱりしている。基本は鮮度の良い物をすべて使用。美味しい。
唐揚げは、小さな物を注文しておいたが、やはり出されたときの迫力には、皆様びっくり。唐揚げと言えば、物状態となっているが、この店は半羽・一羽単位であげられてくる。どちらかと言えば、素揚げに近い。しかし、これがなかなかうまい。脂も強くなくあげられている。店頭で見ていると巨大な釜であげている。豪快。
飲み物は。ビールから始まり、ワイン(小さなボトルがある)。酒と変化。私は日本酒でたべる。とにかくおなかかをふくらまさない努力が肝心。焼酎はおいていないので、焼酎党の方は残念がっていた。いろいろな物を堪能。なれてくると勢いがつき、結構食べていた。終始、満席の店内。後から来る客をどんどん断っていた。
焼き鳥屋ではない鳥屋「鳥房」。楽しい街立石での出会い。
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