山城知佳子  プカリー水辺の物語 ー

  YAMASHIRO Chikako
水面に漂う水草物語

本日は予定通り

2011年01月23日 | Phillipin

今日はマニラ沖縄県人会へ。

月一回、県人会の集まりが開かれているということで伺いました。

沖縄でその情報を教えてくれた宮良カズコさんが

 

『あのねー、クバオのねー、アラネ~タコロシアムという

大っきいショッピングモールの裏道にねー、オフィスがあるよー。

チョップスティック.レストランの隣にあるねー、

ヤングトレードビルディングの中の2階だよー』

 

 

と言っていたのを聞いて、ちんぷんかんぷんで、

果たしてこの情報だけをたよりに無事に到着できるのかと

不安だったんですが、その通りにオフィスが見つかりました。

すごいっそのまんまにチョップスティックレストランがありましたよー!

次回もきっと来られるように、写真で記録。

 

チョップスティック ハウスの隣にあるヤングトレードビルディングの2階に

オフィスがあります。

 

 

どきどき。

約束の2時より1時間まえに電話して、今日の予定はちゃんとあるのか

確認したところ、担当者がフィリピーノで日本語は通じず、

私のつたない英語と担当者のタガログ訛り?の英語でやっとこさ会話したら、

今日は予定通り県人会メンバーが集まりますよ。と言っていた。

ぁぁっやっと会えるっ

 

 

2階のオフォス看板の下がった部屋をあけると、おおー、たくさんいらっしゃいました。

 

平均年齢70代後半、フィリピン移民1世のおばあちゃんたち。

 

にこやかに迎えていただき、

 

『まーんちゅかぁ?』

 

との質問に一瞬、タガログ語?

いやいや、うちなー口だった。とあせりました。

英語もなかなかすぐに返答できないですが、

うちなー口にも反応できませんっ…ワタシ。

 

 

沖縄で情報を集めていたとき、県庁の国際交流課は最近は

マニラの県人会と連絡がつかず、情報がないと言われ、逆に情報が入ったら教えてほしいと

言っていた。それもあって私はきっと辿り着けないんじゃないか、お会いできないんじゃないかと

思っていたのですが、全然!そんなことはない、たくさんメンバーがいますし、

月一回は必ず集まっているとのことです。

そして、今日は1世だけでなく、2世~3世も集まってなにやら報告会をしていました。

説明をしている男性は、現在の県人会のまとめ役。

フィリピン人。

顔だけ見てると、なるほど、うちなんちゅじらーと思ったら、

生粋のフィリピン人でした。

 

ん?   なんで?

よくよく聞くと

彼の妻が2世ということです。

説明はすべてタガログ語だったので、ちんぷんかんぷん。

おばあちゃん達に翻訳をお願いしたら、『私もここに50年住んでるけど、

タガログ語はちょっとわからんからね、途中途中は何言ってるかわからんよー』

とのこと。

ぇえっ? それでいいの? 大丈夫?

県人会って1世のおばあちゃんに話通じてなくっていいのー???

 

 

世代は変わりこの会を続けていくのに2世、3世が新しくメンバーに加わり始めて、

その後に続く皆さんは日本語は喋れないとのことです。

それでもこうして集まってくるのは、自分のおばぁ達をこのオフィスまで車で連れてきて、

いつものおしゃべり報告会が終わるのを同じ部屋で待ってる孫が沖縄を知り、意識することになったのかもしれない。

 

今日聞いたお話はまたまとめてご報告しまっす。