山城知佳子  プカリー水辺の物語 ー

  YAMASHIRO Chikako
水面に漂う水草物語

アサヒカメラに掲載されました。

2012年01月11日 | アート活動速報

今月発売されいてる号のアサヒカメラの特集記事「写真家の仕事2012」の表紙に作品(展示)が掲載されました!

 

昨年参加した展覧会「ニュースナップショットー輝きの瞬間ー」(東京都写真美術館)が

特集内で注目されています!

 

今年の夏はそこで発表した作品群「コロスの唄シリーズ」を

沖縄県立博物館・美術館で発表します。

作品が地元に里帰りできるのはとても嬉しいこと。

 

新しい作品をつくること+引き続いて作品を発表できる場を頂けて幸せです。

県外国外での仕事が生まれてきつつありますが、逆に沖縄での発表が少なくなってきていたので

ものすごく張詰めて制作している間中も、発表して成果を喜んでも、

展覧会を終えて沖縄に帰って来ると誰とも共有できないという苦しみがありました。

 

やっぱり生きている場所で共に生きている人々と苦しみも喜びも共有しながら、

あーだこーだと向き合う事が生み出し続ける力には不可欠なんだなーと、最近ひしっと感じます。

 

沖縄で作品つくって沖縄で発表し続ける事が私にとっては生きる養分のように大事だし、

その方が同時に外へ広がる力になると実感するのでした~

 

それプラス!

今年の目標は島を離れて、別の場所で0から作品を立ち上げてじっくり制作することもやるぞと意気込んどります。

 

もっともっと深く見たい世界。

 

 

 


las barcas 1  好評発売中!

2011年07月19日 | アート活動速報

las barcas 1  好評発売中!

las barcas 1

言葉とアートの旅を。

 

沖縄を中心に活動しているアーティストやキュレーター、研究者が集まり、批評、文学、アート作品を自由に発表できる場を作るべく立ち上げました。

タイトルの「las barcas」は、スペイン語で「小さな舟」の意。

小舟で、力強く、丁寧に言葉とアートの旅をするように編んだ一冊です。

 

<目次>

 

漕ぎ出す前に
崎浜 慎・・・極楽鳥花
徳田 匡・・・「相互扶助」が弾圧され、「反(脱) 原発運動」が嫌悪される!?
白木 游・・・或ル記憶
酒井 直樹・吉田 裕(翻訳)・・・国民的なものに先行する国民横断的なもの―翻訳と境界化
根間 智子・・・鳥の巣
井上 間従文・・・「パレルゴン」の横断―安谷屋正義と沖縄の風景の「創造」
奥間 勝也・・・自分からの逃走
岡田 有美子(cimarcus)⇔川口 隆夫(パフォーマー)【往復書簡】
濱 治佳・・・始まりは船の上—あちらこちらでサーカスのように…cimarcus(シマーカス)………
吉増 剛造・・・(もののともとともに 剛造)
山城 知佳子・砂川 敦志・・・黙認浜、肉屋の女、海に漂う風と歌う男—………
仲宗根 香織・・・光を追いかける
新城 郁夫・・・水の記憶の断想

山城 知佳子・・・コロスの唄—Choros of the Melodies

 

<編集メンバー>

井上間従文、岡田有美子、新城郁夫、仲宗根香織、根間智子、濱治佳、山城知佳子

詳しくは、contributorsページをご覧ください。

 

<雑誌体裁>
サイズ:A4変形(21cm_25cm)
発行部数:500部
発売日:7月中旬
不定期刊
価格:850円

 

◇◇◇


雑誌刊行パーティー『las barcas』

2011年07月02日 | アート活動速報

もうすぐ、沖縄からアート・批評・文学の雑誌『las barcas』が刊行されます!

お楽しみに!!

 

las barcas 1

 

2011年7月上旬に発行予定。

 

<目次>

 

漕ぎ出す前に
崎浜 慎・・・極楽鳥花
徳田 匡・・・「相互扶助」が弾圧され、「反(脱) 原発運動」が嫌悪される!?
白木 游・・・或ル記憶
酒井 直樹・吉田 裕(翻訳)・・・国民的なものに先行する国民横断的なもの―翻訳と境界化
根間 智子・・・鳥の巣
井上 間従文・・・「パレルゴン」の横断―安谷屋正義と沖縄の風景の「創造」
奥間 勝也・・・自分からの逃走
岡田 有美子(cimarcus)⇔川口 隆夫(パフォーマー)【往復書簡】
濱 治佳・・・始まりは船の上—あちらこちらでサーカスのように…cimarcus(シマーカス)………
吉増 剛造・・・(もののともとともに 剛造)
山城 知佳子・砂川 敦志・・・黙認浜、肉屋の女、海に漂う風と歌う男—………
仲宗根 香織・・・光を追いかける
新城 郁夫・・・水の記憶の断想

山城 知佳子・・・コロスの唄—Choros of the Melodies

 


新年おめでとうございます。

2011年01月02日 | アート活動速報
あけましておめでとうございます


年末はパフォーマンスアーティストの川口隆夫さんが来沖しまして、
4月沖縄公演のためのリサーチもあり、伊江島へ行ってきました。
寒かったですねー。風が吹くたびに1度下がる計算で、沖縄は体感温度0度だったのです。
あまりの強風に午前の船が欠航になるほど!

島をくまなく見てまわりましたが、映画作家の砂川敦志が昨年舞台公演した『赤い丘』の舞台となった
ガジュマルを見てきました。
沖縄戦時、終戦を知らずにガジュマルの樹の上で2年間生活し生き延びた2人の日本兵のあのお話です。
まだありましたよ、ツタが絡まり大きな枝を伸ばしたガジュマル。
砂川は短編映像の構想のために見に来たのですが、あまりに高くのびたガジュマルに登ってみよう計画は
あまりに高いのと寒いのとで断念。。
でも見れてよかった。

伊江島ヒーロー阿波根昌鴻さんのつくった『ヌチドゥタカラの家』へ。
阿波根さんがどんな風に活動してきたかがよくわかる資料館が併設されています。
島の北西には米軍基地があり、鉄塔へ行こうとする道を遮断していて行けないようになってました。

「ニャティア洞」がかなり広い洞窟。洞窟の中は白い砂浜になっていて、珍しい。
 (ー女性が持ち上げると子宝に恵まれるという、霊石「力石」がある。第二次大戦中は防空壕として利用され、多くの人を収容したことから「千人洞」(せんにんがま)とも呼ばれる。ーWhikipedia-)

こんな風に小旅へ行く時、記録写真をちゃんと撮るべきだなー。
日記をあとでつける時にいつも思う、その時はその場の空気がいつまでも続くような気がしてしまい、あと
また来るさとカメラを構える時間がもったいない気がしてしまうんだけど、後になるといつも後悔。
今年はこまめに撮るようにしよう。




あっとりえ

2010年11月05日 | アート活動速報
今月いっぱいまでの短期あっとりえ。
一日中流れる商店街のポップスの曲は先月から選曲が変わらず。。
お願いシマス流す曲種類を増やしてくださいっ
寝不足共同体:砂氏と。

アトリエ

2010年10月28日 | アート活動速報
ひさびさに「短期アトリエ」を構えました。

沖縄市一番街の中の空き店舗を短期で借りてますが、沖縄市はほんと独特だ。
那覇っ子のわたしはこんなに沖縄市に長く居続けた事はなく、知ってるつもりでも
やっぱり知らなかった街の顔に浸って面白い体験をしております。
特に食体験。

昼・夕飯を沖縄市で取る事が多くなりましたが、とにかくご飯はどこも美味しい!
ペルー料理、フィリピン料理、タイ料理、台湾料理、中華、メキシコ料理、沖縄大衆食堂、
どこのレストランもその料理の国の出身の人か、
沖縄から移民して帰って来た方々がつくる本場の味でウマい、そして安いと思うんだなー。
この味だったらきっと那覇の国際通り沿いなんかにあったら高いんだはず。
東京だったら2.5倍するはず。
元祖タコスの店のチャーリータコス向いには、外国人向けの同じくメキシコ料理店が。
中をのぞくと一人で食べにきてる大柄のアメリカ人の姿が。
「今日は独りだけど、あそこの店うまいんだよなー、独りで行くのは寂しいけど、あそこの店のタコス食べてえ!」
と思って食べにきたのかもしれない。きっとあの店のタコス、ウマいんだはず。
チャーリータコスも美味しかったけど、この向かいの店も良さそうだなー。

制作の合間合間に池澤夏樹著の「カデナ」を読んでる。
パソコン編集って待ち時間が出てくるので、待ってる間のイライラを知的に有効に使おうと本を読みはじめたけど、
面白くって思わず本を優先したくなるので、けっこー困る。止まらない面白さだー。
沖縄市の知ってる店や通りが出てるので、ふらふら郵便局へ行く途中も歩きながら主人公の気持ちになってくる。
ベトナム戦時代のこの街は今よりもっと栄えて危険だったんだなー
アトリエ向かいの紳士服屋のおばあちゃんももっと若かったはずで、その頃どうだったかいろいろこれから聞いてみよう。

先週、友人がアトリエに来て皆で映画だべり会。
ブレッソン映画について。音と映像の考察だの、モデルと俳優の違いなど。ブレッソンのメモ書き本、深い。
プロジェクター投影で見た映画は贅沢な感じだけど、音が重要だというのに、一番街商店街は朝からずーっと曲が流れているので
途中、レベッカの懐かしい曲に心奪われてしまったけど、それでも映画は我々を引き戻し、ブレッソン拍手でした。
今月来月はなんやかんや朝から夜中まで起きて、徹夜もあるけど、映画観れて良かったー。
カラダの中から出ていきっぱなしのエネルギーをこの小さい沖縄でどこで吸収するのかって、
アート展がなかなか観れない環境に寂しくなるのを振り払ってくれるのが本と映画だー!
忘れそうになってくたばりそうになるけど、最近は友人からいろいろ教えてもらえて嬉しい。
「芸術ってスバラシイー!」

素晴らしい

2010年08月30日 | アート活動速報
昨日はすごく面倒見のいい、人生の生き方をおしえてくれる石川真生さんと一緒に
東松照明さんのお宅へ。

写真人生60年のお話は話す要点に無駄がない!素晴らしくスマートで感嘆の領域でした。
色々とありましたがもったいので話しませんっ
ありがとうございましたぁ。




東松照明 「時を削る」長崎県美術館
2010年9月16日(木)~11月7日(日) 

く、曇り

2010年08月12日 | アート活動速報
本日、中途半端なくもりっす。
撮影断念。
ぎんぎんに晴れてないと。
最近まいにち天気予報が変わるので、読めないっす

ハイニシムイS氏は映画の仕事で、琉大映研の部長かっちんも山本監督
と撮影で沖縄を歩いているようです。
私も勉強&経験したいー!

明日こそ晴れてくれッ!

あすから「じんぶん学校」キャーンプ!

2010年04月02日 | アート活動速報
じんぶん学校とは電気がない、ご飯もマキを割って自炊する大自然の中で宿泊することのできる
施設です。
明日から東京でお世話になった方が沖縄に来られるので、私も体験した事ない所へ一緒に行ってみようと
思ってセレクトしたエコツアーなのですが、すごく楽しそうです!

一日目のお昼から火を起こして薪割りから、滝へ行って遊んで昼寝して、夜ご飯の準備はまた薪割りから。
お風呂もたしか火を自分たちで調整するんだっけな
電気が無いやんぱるの夜はすごそうです。

じんぶん(頭)を使って生きることを学びます!

エコネット・美(ちゅら)

美術館Happ

2010年04月01日 | アート活動速報
ハイニシムイメンバーの岡田有美子が
4月から沖縄県立美術館支援の会「Happ」の事務局長を勤めることになりました~。
彼女の専門はアートマネージメントなので沖縄県立美術館を裏側で支えるお仕事に携わることが
できるので頑張ってほしい。

映像集団ハイニシムイもささやかながらお手伝いできることがあれば、
撮影隊でも、企画案でも何でも参加していきたいと思っております!



桃井かおりさんのポスターが欲しい

2010年03月23日 | アート活動速報
無花果の顔

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最近は、毎日お勉強の日々。
何を勉強って、「生きるってどんなして?」の時代の私。
あさっては久しぶりのダイビングの予定です。
真栄田岬デビューです。深海の勉強もしています。経験の拡張がテーマです。呼吸について考えています。
私の作品中に呼吸が重要な位置で無意識に表現されています。
ぜんそく持ちなので身体感覚のうち呼吸に敏感なのかもしれません。カラダを作り変えてみせます。
海の蒼さに沈みます。楽しみだぁ