山城知佳子  プカリー水辺の物語 ー

  YAMASHIRO Chikako
水面に漂う水草物語

スペシャル・ビデオプログラム「Body Talks? 未知なるカラダ」

2011年07月29日 | 展覧会

只今、ビデオスクリーニングで作品が上映されています。

昨日、オープニングレセプションにて作品「I Like Okinawa Sweet」が上映されたとのこと。

沖縄から駆けつけられず、残念ですが皆さまどうぞよろしくです。

アートフェア東京2011関連企画

スペシャル・ビデオプログラム「Body Talks? 未知なるカラダ」

アートフェア東京2011に参加するギャラリーのアーティストを中心に、選りすぐりのビデオアート作品を集め、シアター形式の上映会を開催します。テーマは、人間のカラダです。7月28日から8月5日までの9日間に渡る上映プログラムでは、参加アーティストの短編作品を一挙に紹介する「オムニバス・プログラム」と、一人のアーティストの作品をじっくりと紹介する「特別プログラム」を交互に上映します。


首を縦に振って同意を表したり、手を振り別れのあいさつをしたりと、私たちは体を使い意思や感情を表現します。また、演劇や落語では、体をコントロールすることで、別人格を演じます。ダンスやパフォーマンスなどでは、身体を物体のように扱い提示することもあるでしょう。このように、私たちはさまざまな目的で自分の体を使います。しかし、私たちの意図に関わらず、身体は私たちの意識とは別に何かを語っている、とは考えられないでしょうか。それは、理性を超えたもっと本能的な身体性なのかもしれません。


自分が自覚的に捉えているカラダ、演じることで自分ではないものになろうとするカラダ、そして自分とは関係のないよそよそしい他者のカラダ。このように、カラダは、心の状態や体の動きのなかでさまざまな表情を見せることになります。本プログラムは、そのようなカラダの変容性やそれらが発するように見える言葉やメッセージを、ビデオアート作品をとおして探る試みです。


いったい、私たちは、カラダについてどれほど知っているのでしょうか?


【参加予定アーティスト】
アピチャッポン・ウィーラセタクン、小泉明郎、SHIMURABROS.、松井智惠、森弘治、森村泰昌、山下麻衣+小林直人、山城知佳子、余政達


【キュレーター】
小澤慶介(アートフェア東京 アソシエイト・ディレクター/NPO法人AIT キュレーター)
近藤健一(森美術館アソシエイト・キュレーター)


【開催概要】
会期:7月28日(木)~8月5日(金)11:00~18:00
オープニングレセプション:7月27日(水)18:00~20:00 *オムニバス・プログラムの上映のみ
会場:SYMPOSIA(東京都港区六本木5丁目17-1 六本木AXISビル B1)
入場料: 無料


主催:アートフェア東京実行委員会
協力:[シンポジア]、朝日酒造株式会社、MEM、シュウゴアーツ、SCAI THE BATHHOUSE、タカ・イシイギャラリー、タクロウソメヤコンテンポラリーアート、Chi-Wen Gallery、Yumiko Chiba Associates、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]、森美術館
技術協力:ARTISTS`GUILD


発売開始から好評です。早々と売り切れちゃうかも!?

2011年07月22日 | las barcas 1

沖縄発、アート・批評雑誌『 las barcas 1 』の取扱い書店の

蒼穹舎さんのブログで、本誌をご紹介いただきました!http://blog.livedoor.jp/sokyusha/archives/51862139.html


言事堂でも、ご紹介いただきました!
http://journal.books-cotocoto.com/?eid=1243683


las barcas 1

裏表紙。

 

ラス・バルカス編集長の仲宗根さんはこの雑誌を発行してすぐに

カナダ留学。

毎日カナダからlas barcasの情報更新をしてくれます。

そのうちホームページに英語ページが出来てくるかもしれません。お楽しみに。。



やさしい嘘

2011年07月20日 | 映画

『やさしい嘘』

ジュリー・ベルトゥチェリフランス映画監督

1968年フランス生まれ。父ジャン=ルイ・ベルトゥチェリは、70年ジャン・ヴィゴ賞も受賞した監督。

 

大学で哲学を専攻。

その後、ジュリエッタ・マシーナの遺作となった父の監督作『木漏れ日』(91)に助監督見習い及び編集見習いとして参加。

以来、クシシュトフ・キェシロフスキの『トリコロール/青の愛』(93)と『トリコロール/白の愛』(94)、

ベルトラン・タヴェルニエの『ひとりぼっちの狩人たち』(94)といった作品に助監督として就く。

その一方で、アトリエ・ヴァラン社で「Un m師ier comme les autres」「Une liberte」といった短篇ドキュメンタリーの監督を始める。

この後、オタール・イオセリアーニが久しぶりに母国グルジアで撮影した傑作『群盗 第七章』の助監督となってグルジア・ロケにも参加。

以来、グルジアに魅せられると共に、記録映画の演出も再開。

2001年には、ベルナール・レヌッチとグルジアを舞台に描いた初長篇『やさしい嘘』の脚本を完成させ、2001年エメルジャンス賞に提出し、

最優秀脚本家大賞を受賞し、映画化が実現。

2003年に完成させて、カンヌ映画祭の国際批評家週間で初上映されるや、絶賛され、同部門の大賞を受賞。

 


las barcas 1  好評発売中!

2011年07月19日 | アート活動速報

las barcas 1  好評発売中!

las barcas 1

言葉とアートの旅を。

 

沖縄を中心に活動しているアーティストやキュレーター、研究者が集まり、批評、文学、アート作品を自由に発表できる場を作るべく立ち上げました。

タイトルの「las barcas」は、スペイン語で「小さな舟」の意。

小舟で、力強く、丁寧に言葉とアートの旅をするように編んだ一冊です。

 

<目次>

 

漕ぎ出す前に
崎浜 慎・・・極楽鳥花
徳田 匡・・・「相互扶助」が弾圧され、「反(脱) 原発運動」が嫌悪される!?
白木 游・・・或ル記憶
酒井 直樹・吉田 裕(翻訳)・・・国民的なものに先行する国民横断的なもの―翻訳と境界化
根間 智子・・・鳥の巣
井上 間従文・・・「パレルゴン」の横断―安谷屋正義と沖縄の風景の「創造」
奥間 勝也・・・自分からの逃走
岡田 有美子(cimarcus)⇔川口 隆夫(パフォーマー)【往復書簡】
濱 治佳・・・始まりは船の上—あちらこちらでサーカスのように…cimarcus(シマーカス)………
吉増 剛造・・・(もののともとともに 剛造)
山城 知佳子・砂川 敦志・・・黙認浜、肉屋の女、海に漂う風と歌う男—………
仲宗根 香織・・・光を追いかける
新城 郁夫・・・水の記憶の断想

山城 知佳子・・・コロスの唄—Choros of the Melodies

 

<編集メンバー>

井上間従文、岡田有美子、新城郁夫、仲宗根香織、根間智子、濱治佳、山城知佳子

詳しくは、contributorsページをご覧ください。

 

<雑誌体裁>
サイズ:A4変形(21cm_25cm)
発行部数:500部
発売日:7月中旬
不定期刊
価格:850円

 

◇◇◇


雑誌刊行パーティー『las barcas』

2011年07月02日 | アート活動速報

もうすぐ、沖縄からアート・批評・文学の雑誌『las barcas』が刊行されます!

お楽しみに!!

 

las barcas 1

 

2011年7月上旬に発行予定。

 

<目次>

 

漕ぎ出す前に
崎浜 慎・・・極楽鳥花
徳田 匡・・・「相互扶助」が弾圧され、「反(脱) 原発運動」が嫌悪される!?
白木 游・・・或ル記憶
酒井 直樹・吉田 裕(翻訳)・・・国民的なものに先行する国民横断的なもの―翻訳と境界化
根間 智子・・・鳥の巣
井上 間従文・・・「パレルゴン」の横断―安谷屋正義と沖縄の風景の「創造」
奥間 勝也・・・自分からの逃走
岡田 有美子(cimarcus)⇔川口 隆夫(パフォーマー)【往復書簡】
濱 治佳・・・始まりは船の上—あちらこちらでサーカスのように…cimarcus(シマーカス)………
吉増 剛造・・・(もののともとともに 剛造)
山城 知佳子・砂川 敦志・・・黙認浜、肉屋の女、海に漂う風と歌う男—………
仲宗根 香織・・・光を追いかける
新城 郁夫・・・水の記憶の断想

山城 知佳子・・・コロスの唄—Choros of the Melodies