ジョルジュ・サンド George Sand

19世紀フランス女性作家 George Sandを巡って /日本ジョルジュ・サンド学会の研究活動/その他

ジョルジュ・サンド生誕二百年(2)Le colloque international

2006年01月06日 | サンド生誕二百年
[ジョルジュ・サンド生誕二百年記念政府刊行資料集」より

・前ミッテラン大統領が創設したラ・ヴィレット科学都市にある道路が「ジョルジュ・サンド通り」と命名された。ジョルジュ・サンド通りは、「フランコフォニー広場」と呼ばれる広場に通じる道である。
・政府の男女平等監視局がパリ三区と連携し、ジェンダーの問題を取り上げる講演や展示会を開催する一方、ノアンとガルジレスでは、ECHESS(社会科学高等研究院)のF・ガスパールがアフガニスタン、イラク、パレスチナ、チャド、カンボジアの女性作家やフェミニズム運動家を集めて「世界の女性達」と題するコロックを組織し、現代女性が直面している問題とサンドのフェミニズム思想との関連について論議を交わした。
・メディアに関しては、フランス文化放送France Cultureが年間を通して十回のサンド特集番組を編成、ラジオ・クラシック、フランス・アンフォ、フランス・アンテルのほか、TV5、フランス2、フランス3などもサンドの特別番組を放映した。また、ル・モンド、ヌーベル・オプス、マガズィンヌ・リテレール、リールLireなど、新聞、文芸批評誌の紙媒体メディアもサンド特集を組んだ。(Magazine litte'aireの特集号には日本のサンド国際学会の招聘者の多くが健筆を揮っている)。