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立春大吉

2008-02-05 | 自然大好き・いきもの大好き
近所の自然公園。穏やかな青空と、ところどころ積もったままの雪がうれしくて
まだだれも通っていない雪の上を歩き回ってしまいました。
道路の雪はもうなかったけど、公園ならきっとあるにちがいない、と
雨靴を履いて出た甲斐がありました!
かたゆきかんこ、しみゆきしんこ、キックキックトントン、キックキックトン♪
宮沢賢治の童話の一節かな(「雪渡り」?)思わず口をついてでてきました。

いつものコースを通ると、
半ばのぐるりにあるカヤの藪が雪の前に半分ほど刈られていたのが
更に雪の重みでだいぶ倒れていていました。
小鳥たち、おおかたどこかへいっちゃったかなと思ったら。
大丈夫、小さい集団がいました。シジュウカラとメジロ。すかさず歌と口笛を。
逃げずに、間近でしばらく姿を見せてくれました。あ~、かわいい♪

帰り道、メインロードに出ずにずっと木々の間を歩いてきました。
そうすると、ジ、ジ、と聞き慣れない声。かなり近くから聞こえます。
どこにいるのかな?

1本先の木の上に、いました。
…小さな鳥。淡いベージュ地に横にスジが入った模様、
幹をつつく垂直な長めのくちばし…え。
コゲラ!一番ちいさい、きつつき。

ここにいるときいてはいましたが、
まさかお目にかかれるとはおもっていなかったので
驚くやら、うれしいやら。

コゲラは、私がすぐ下から見ているのに警戒音?を出すのをやめてしまい
少しの間、幹をコンコン、コンコン、とつついていました。
と思ったら、上向きに伸びた太い枝の向こう側にまわって、姿が見えなくなりました。
でも、飛び立った様子はないから、まだいてくれるよね…
そう思って木の向こうへ回り込んで上を見上げると、
その枝にはまあるい小さな穴が。そこからくちばしだけが突き出てる!

なんと、巣をみつけてしまいました。

小鳥がこうして自分の大切な場所を見せてくれたこと。
何か贈り物をもらったような気分で公園を後にしました。
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