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渋柿

2008-12-03 | 創作・工作・実験♪
朝起きてすぐの私が、水の次に口にするのは必ず果物です。
生の食物にしか含まれない酵素を摂取するのに果物は最適だと
数種類の本で読んで以来実行しているのだけど
食べないときより食べているときのほうが明らかに調子がいいから。

ところで。
今朝、親戚の叔父が送ってくれた渋抜き柿を食べてびっくり。

「しぶを抜くための焼酎の分量を間違えた」と
昨日着いて早々電話があったらしいのだけど。
で、母が足しておいたらしいのだけど、
皮がついた状態で焼酎をかけても一日では浸透していなかったんですね。
いや、先に食べた母が
まだ抜けていないからよしなさいっていっていたんだけどね、
面白いから食べてみたのw

いや、びっくりした!
最初はとろけるような甘みを感じたんだけど、
直後に粘膜に何かびっしり張り付いたようなしびれ感が。
おお、渋とはしぶいだけでなくて痺れもあるわけね!と納得。

洗った包丁を見てまたびっくり。柿に触れた部分だけ真っ黒。
柿渋が染色にも使われるタンニンなのだということに更に納得。

そして興味本位の私、残りの柿に切れ目をいれ、
(毛細管現象で勝手に果肉の間に吸い上げてくれるはずだから)
焼酎を軽く振ってみました。
皮を通さずにダイレクトに焼酎を触れさせたら
どれくらいで残りの渋が分解するのか?

2時間後、食してみました。
一口目に一瞬渋みを感じた気がしたのはホワイトリカーの味で、
既に渋は抜けていました。甘くておいしかった~♪

これも日常の化学なのでしょう。実に面白い出来事でした。

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2 Comments

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おいしそーだね♪ (ゆきき)
2008-12-04 13:06:32
渋抜き柿も、「生もの」でいいのね~(^^)
やっぱり、焼酎の分量足りないと抜け切らないんだ。

音楽教室のピアノ科の講師の先生が、新婚なんだけど、ご主人の実家から「干柿、作るでしょ~?」と言われて渋柿どっさり送られて来たんだって。リサイタル前の大変な時期に(^^;
うろたえていたら、コーラスのみんなに「焼酎かけとけばいいわよ~」ってアドバイスもらって、ホッと安心した様子だったわ~(^^)

私は実家産の富有柿を食べています。
ともたんちの、「焼酎を足した」柿も、おいしそうね~(^^)ヨダレが出るわ~(^0^ヾ
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美味しゅうございますわ♪ (TOMOKO)
2008-12-04 21:20:32
ゆきき♪

加熱してないし、皮の外から入る微々たるアルコールでは酵素は死滅しないと思うんだけどな。でも消える渋…。う~ん、よくわかんなくなってきた(^^;でも加熱製法でなければドライフルーツでも大丈夫っていうからいいことにしておきましょう(笑)
でも誰が気がついたのかな、この仕組み。知恵だよね。

先生お気の毒に、焼酎のお話がわかるまではさぞ慌てたことでしょうね。
やっぱり一戸建てのおうちはいいわね~。ご自宅に果樹って、憧れる。

ブランデーで干し柿をコンポートにしたり、そういう製品もあるので、柿とアルコールは相性がいいことになっているんじゃないかしらね。
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