ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

つぶやいてみる

2011年05月02日 | 日記
投稿画面の調子が悪くて、しばらく投稿できませんでした。
先ほどのテストで投稿ができるということを確認したのでまたぼちぼち書いていきます。

少し前まで、家に帰った時間帯のネット速度が日本か!?って思う程早いって日が何日か続いてた。

でも何日かで終了してしまった。。。

(あ、言っておきますけど遊んでいるわけじゃないですからね。
ウズでは事務所や、隊員同士の連絡手段はこのPCメールとなっているので(緊急時は電話だけれど)メールチェックをしなければならないのです。そして、教科書では足りない医療情報や画像の取得などをしております。
で、このブログ更新はおまけ。)

その後は相変わらずのネット速度。

不安定だね。

だけど料金は下がった。

サービス拡大もねらってるらしいことを聞いた。

ウズもネット社会にしたいらしい。

保育園の子にPC教育の依頼があったとか・・・

他に教えることあるよ。って思ったのは私だけじゃないはず。。。

ネット、どうせ見れるようになるならロシア語をしっかり勉強してほしいと思うのです。

この国のことだから、ネットに制限かけるんだろうけど、それでもだ。

独立してすぐ、多くのロシア人たちがロシアに帰って行ってしまった影響で、ロシア語をきちんと教える先生がいないらしい。

先輩隊員の配属先にお邪魔した時、ロシア系の小中学校だったんだけど、

「ロシア語わかりません!書けません!」って平気で言うような感じだ。

びっくりしたよ。

しかもウズ語ってロシア語と同じキリル文字を使っていたのね。

ЁЙЦУКЕНГШЎЗХЪ こーゆーの。

でも今英語のアルファベットに切り替えられてしまってね。

若い人はキリル文字書けなくなってきてるみたい。そのうち読めない子も出てくるんじゃないかなー。

これも読んでたのかな??国は。

外の情報に触れなければ、国は人をまとめやすいもんね。

隊員は両方教わってくるからどちらも書けるし読める。

たった60日の訓練でも習得できるんだからウズの学校だってやればいいのにね。

なんでロシア語学んでほしいかって言ったら、

自分で情報を見つけようとしないと、この国では手に入らないから。古い情報しか。

アンテナつければ世界中のニュースが見れる。

英語が難しくても、身近なロシア語なら習得しやすいだろうしね。

世界はどうだっていう視点を持ってほしいなーって。発展をのぞむのなら。

今のままでも、みんな幸せそうだし楽しそうだしいいんだけどね。

でも、知った上で、こっちを選ぶ。というのと、知らないでこのままというのは違うきがするんだよね。



今病院に1冊しかない最新の基礎看護技術系の本は2007年のもの。

それすら常に鍵のかかる部屋に保存されている。1冊しかないから・・・?

だからその内容を知っている看護師は0。(オイオイ( ̄ω ̄;))

他の古い教科書みたいのは10年以上も前の古いやつ。

2007年のだって、もう古いってくらい医療は日々進歩してる。

医師も、ラテン語を勉強するから辛うじてロシア語で書かれた画像診断書なんかを読める状況みたいだけど、

若い医師はロシア語で書かれた教科書は全然読めないと言っていた。(どーすんの?)

授業わかんなくても賄賂で学校を卒業して、古い医療をする医師に教わって・・
またそれが次に伝えられていくという悪循環・・・・

ウズから出て行った優秀な人材はきっと沢山いる。

知り合いの看護師の息子さんもオーストリアで働いている。

日本語、英語、ロシア語を話せるそうだ。

タシケントで日本の法律を勉強する学生さんたちもいる。

そういう人たちの手によって、ウズがウズに住む人にとってもっともっと住みやすい国になるといいなぁ。

そういう手伝いにきたつもりでいたのだけど・・・・

まだ、早いのではないだろうか。

これだけ、強制力も影響力もある政府がきちんとあるのに。と思う。

今出来ることをやるけどね、やるんだけど、でも思う。

この国の看護師隊員てちゅーぶらりんだ。

ブプテ、マイレ。(じゃーまた。)

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