ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

むむむぅ

2012年05月19日 | 岩手県
むぅ~。

看護師としてボランティアの方が活動されている場所を巡回したりする。

仮説トイレのお掃除も兼ねて。

陸前高田の復興のシンボルとして有名になった1本松も少し遠目から何度も見ててね。

私は被災前の陸前高田を知らないから、今の状況が前と比べてどうかっていうのは

言葉でしか理解できないんだよね。

このへんは全部家だったとか、松林だったとか。

そこがもどかしいね。

いや、しょうがないんだけどさ。

もっと理解したいな。もっと寄り添いたいなと思う。

そんなことを感じた1日だった。



話は変わってたまに病院勤務の看護師さんが個人ボランティアとして来ると、一緒に働くことになるんだけど、

消毒とか滅菌とか不潔とか、めっちゃ気にするんだよね。

自分のその感覚がごっそり抜け落ちてる感に驚いた。

日本の病院に復活したいならやばいのかもしれないけど、自分はそういう気持ちがあまりないから

そんなに清潔環境必要かな~。。。。なんて思ったりして、帰国隊員っぷりを発揮しているよ。

いやだって、病院じゃなくて、ボランティア出来るほど元気な人たち対象だしさぁ。

みたいなね。

この逆カルチャーショック、結構めんどうだにー。



この間ボランティアセンターの方が話していた話だと、被災された方の悩みが前向きなものになってきたということだ。

ようやく、生活すること、これから生きていくことに目を向けられるようになっていている段階なんだろうということだった。

今は畑のがれき撤去や、カキ養殖のいかだ作りなどにボランティアの方たちが派遣されている。

災害支援から復興支援になってきているということだった。

でも先は長いからぼちぼちいくんだ。って地元の方が言っていた。

そうなんだよね、ここに住んでいる方にとっては先は長い。

ほんとに、これからなんだもんね。

そんな風にいろいろ、気付かせていただいています。

ここに来てよかった。











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