ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

新隊員さん赴任!

2010年08月14日 | 活動
同じ病院に新隊員のS隊員が派遣されて1週間たった。
職場で日本語が話せるなんてなんて幸せなんでしょう☆

私は今ICUに。彼女は外科に。
最初ってこともあってお昼は一緒に食べて帰りも一緒♪
外科の先生や看護師さんたちもいい人みたいで、なかなかの好発進の様子。
よかったよかった^^
ここは田舎だから方言があるんだよね、しかも強い訛り付き。
彼女たちは標準語しゃべってくれるけど訛ってるから聞き取りにくい。
最初はそれとの戦いになる。
わたしだってまだまだ全然。

しっかし最近せかされる。
「いつ教えるの」
「何を教えるの」
「もうかなり時間たったけどまだなのか」
しゅみしぇん・・・まだでしゅ 。。。_| ̄|○il|li

いや、ほんとの私はそんなに謙虚ではない。(いばってはいけない( ̄x ̄)乂。)
「あんたたちもやってみなさいよ、むずかしいんだからっ。」
と、心の中で逆切れだ。アハッ。

そんなこともそろそろ終わりにしたいもんだ。
前に作っていた提案書は、作っているときに副看護部長に覗かれて、
提出する前にICUの看護師長に内容をばらされた・・・
けっこう批判的に書いちゃったから週明けの月曜、病院行ったら
「Setopa、来て、あなたにみせようと思ったの。」
と、看護師が綺麗にした呼吸器を見せてきた。
ずっと消毒してなかったからそれを指摘して改善策を提案するよていだったのだ。
でもこんな形で消毒されてもなぁ、その後継続されるならいいけど
やっぱ一時的だった。ちーん。

まぁ、批判的に書きながらもそれでいいのか悩んでたし
ウズ語の勉強にもなったからそれを提出するのはやめることにした。
他にもたくさん書いたんだけど、批判したら身構えるだけだしね。
やっぱ方法を変えて行こう。

例えばエイズ蔓延の予防をするとき、麻薬の取り締まりを強化するのではなく、
麻薬常用者にその人専用の注射器を渡すことがある。(使いまわし防止のため)
たしかに、そのほうが必ず効果はあるにちがいない。
目的を明確にして、その過程にこだわりすぎず、柔軟に。
柔軟さが大切だという意味が最近分かってきたなぁ。

そんなことを思う最近でした。
明日は仕事が始まって初めての週末を迎えた新隊員さんたちと
夕飯食べて近況報告大会です☆



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