よく見かけませんか、この文言。
でも、反対のはあまり見かけませんね、「大型初心者にはちょっと…」なんてやつ。
自分的にこういうのは提灯記事だよな〜って思うんです。
あと、面白くないんですよね、この表現が。
バイク初心者に適切であるという理由はエンジン特性と足つきかなと。
足つきは寸法の設計なので、足つきが悪いとなるのはそのバイクに対する思想でしょう。
エンジンについては、エンジン特性だって初心者云々ではないとしてもどんどん運転しやすい方向に行くわけですよね。
しかも大型バイクといえば400cc以上の排気量があるわけですよね。
考えてみれば軽自動車はもともと360ccだったわけですよ。
いまの盛り盛りの軽自動車なら360ccのトルクで動かすことは不可能でしょうけれど、もともとは車を動かすトルクがあの時代からあったってわけですよね。
それを現代の技術で最適化する。
そんなトルク特性があったら、わざわざ暴力的にするという設定にでもしない限りイージーに走らせることが出来るようになるでしょう。
等々考えると、「初心者でも・・・」の文言がそう意味をもたないと自分的には思うのですよね。
ですので自分としては動画等においてもこの文言で概要説明されているものは見ません。
もともと大型バイクと言えば上記のとおり400ccであっても人間様では発揮しえないパワーを持っているわけですよね。
それを扱いやすくしているからということで初心者でもと表現するのは甘いと思うんですね。
とんでもないパワーがあるのが当たり前で、そのうえでどうやって扱うのが適切でそれに対してそのバイクがどうなっているのかを説明してもらうような概要説明が良いなと思っています。