里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カモシカの足跡 田束山麓

2018-02-25 | 日記
気仙沼市本吉町山田地区の田束山麓、雪の残る林道を上がって行くと、あちこちに
動物の足跡が残されています。林の中よりも歩きやすいので、移動に際しては頻繁に
林道を利用しているようです。

そんな中に、カモシカの足跡も混じっていました。
カモシカとシカは同じような体格で、足跡も似ているので、雪が多いと識別が難しいのです。
それがこの林道では、下の雪は固く凍り付いていて、その上に1~2cmの新しい雪が降った
ので、クッキリと足跡が残されています。これなら容易に識別できますね。




                             二枚とも2018.2.24撮影

カモシカの足跡は丸みを帯びていて、例えればタラコを二本向かい合わせたような形になります。
シカの足跡は前の方が尖り気味で、例えればトウガラシを二本向かい合わせたような形になります。
足跡はタラコ形ですから、カモシカでしょうね

それと、カモシカは単独行動が多く、シカは逆に集団行動が多いと言われています。
足跡は一頭分しかありませんから、カモシカ説を後押しすることになります。
足跡が重なっているのは、前足の足跡に後足が重なったものと思われます。


〈動物の足跡 ニホンジカより 〉


                                 2018.2.24撮影


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