里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カモシカの食痕 ハルジオンなど 

2020-02-09 | 日記

南三陸町入谷地区西部、沢沿いの林道を上がって行くと、沢へ下って行く作業道があります。
これを下って行くと、山側法面にハルジオンの根生葉が散生していますが、殆どの葉が千切れ
ています。先ほど登った尾根には、カモシカのものらしき糞がたくさん落ちていたので、これ
もカモシカに食べられたものと推測されます。

                              二枚とも2020.2.3撮影

別の作業道を上がって行くと、谷側の路肩に生えたスゲの葉も千切られていました。
他にも同じように千切られた葉のスゲがありましたから、これらもカモシカに食べられた
のでしょうね。

帰りに林道沿いの常緑の植物を見ると、小さな笹類は上部の葉が食い千切られています。
シダ類では、リョウメンシダやオクマワラビの葉先が食い千切られていましたが、イノデ
類やヤブソテツの葉は全然食べられていませんでした。因みに、ヤブソテツはシカの忌避
植物といわれていますから、カモシカも食べないのでしょうね。

                                  2020.2.3撮影

 

 



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