goo blog サービス終了のお知らせ 

里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヒメフウロ 漁具置場に群生

2017-03-08 | 日記
十三浜地区の国道を歩いていると、国道脇に細かい砕石が敷かれた漁具置場が
あって、隅のほうに淡紅色の小さな花が群れ咲いています。
花や実の様子からハクサンフウロの仲間と思われますが、このあたりの山野では
見かけないので、外来種か園芸種と思われます。
そういえば、民家の庭先やお墓の砂利道などで、時々見ているような気もします。




                            二枚とも2016.6.11撮影

我家の植物図鑑には載っていないため、ネット検索でフウロソウ科を調べてみました。
ネット記事に「ヒメフウロ」という種が載っていて、滋賀県の伊吹山などの石灰岩の山に
自生する希少種とのこと。それに良く似ていますが、そんな希少種が、道路脇の砂利敷
に野放図に生えているはずがありません。
これはたぶん・・園芸種が逸出したものでしょうね。
それを裏付けるかのようなネット記事がありましたので、下に転記します。
「最近では、同じような花が日本各地の路傍に繁殖しているそうです。そしてそれらは
自生のヒメフウロではなく、北半球に広く分布する ヒメフウロ Herb Robert が帰化した
ものらしいのです。」


                                 2016.6.11撮影

ヒメフウロの外来種として、データが掲載されていました。

フウロソウ科フウロソウ属の越年草で、ユーラシア大陸~北アメリカの温帯域に分布。
観賞用のものが北海道と本州で帰化しているのが確認されていて、北海道では
ブルーリスト(カテゴリーA)の指定を受けている。
茎の高さは40cmほど。葉は対生し深く3裂~5裂する。葉と茎がせん毛に覆われていて、
茎と葉の端が赤みを帯びている。
花期は5~8月で、葉の脇から伸びた枝の先に花を1~2個付ける。
直径2cm程の花で、桃色の花弁が5枚。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。