昨年の夏は南三陸町で観察した、キダチコマツナギという外来種をアップしましたが、
それ以来、在来種のコマツナギを見たくなり、ずっと探し続けていました。
植物図鑑には「農村の路傍や河川敷で普通に見られる」などと書かれていますが、
いくら探しても見つかりません。もっと暖かい地方に生えるのかも、と半ば諦めて
いましたが、偶然にも石巻市雄勝町で見つけることができました。
二枚とも2015.8.20撮影
かつての中心街を通り抜け、半島部の県道を走っていると、道路法面にタカサゴユリが
何株か咲いています。撮影すべく道路脇にスペースを見つけて駐車すると、近くの草藪に
淡いピンク色の花が見えます。ユリの花は置いといて、草薮に立ち入ってその花を観察
すると、昨年見たキダチコマツナギの花にそっくりです。
ただ、茎が立ち上がらずに地に伏していますし、花穂が小さめです。
ひょっとして、これが在来種のコマツナギかも ?
写真を多めに撮って持ち帰り、植物図鑑で調べることにしましょう。
植物図鑑で調べた結果、コマツナギで間違いないようです。
両者は花も葉も似ていて決め手に欠きますが、茎が地際で枝分かれし、草のように
茂っていることからコマツナギと同定しました。
周辺に繫殖力旺盛なキダチコマツナギが茂っていなかったので、大丈夫でしょう。
2015.8.20撮影
マメ科 コマツナギ属の落葉広葉樹で、樹高60~90cmの草本状の小低木。
本州~九州に分布し、日当たりのよい路傍や河川敷などに自生する。
名の由来は、茎に馬を繋いでも切れないほど丈夫だ、という例えからきている。
茎が地際で枝分かれして斜上し、草のように茂る。
葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は3~6対、小葉の形状は長楕円形で長さ1cmほど。
花期は7~9月で、葉腋から長さ4~10cmの総状花序を出し、淡紅色の蝶形花を付ける。
花は長さ4~5mmで、花序の基部から咲き上がる。
果実は豆果で長さ3cmの円柱状、数個の種子が入る。
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