第3回 「 連帯」とそれをはばむもの デュルケーム“社会分業論”
急速な近代化によって進む「個人化」。
だがそれにより社会がばらばらになるわけではない。
自律的個人は、それぞれが異なるからこそ専門的な社会機能を担う役割を分担する。
近代化に伴い個人は相互依存の網の目に参入。
「社会的分業」によって人々は結びつけられるのだ。
デュルケームはそれを「有機的連帯」と呼び、一つの理想状態として提示。
だが、現実には、そう簡単にうまくいかない。適切な規制がないことや時代にそぐわない規制が邪魔することで、経済恐慌や労使対立、労働者の活力低下などさまざまな問題が引き起こされる。
Acker Bilk - Stranger On The Shore (Original Stereo).avi
第三回は個人がばらばらにならずに連帯していくには何が必要かを考える。
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