snclimbエス・クライムのブログはじめました!

初めまして、趣味の登山と釣りと囲碁と映画鑑賞と図書館巡りをアップしていきます。
月1回climb シネマ 開催

トーマス・マン“魔の山” (3)  死への共感 「13」

2024-07-11 16:13:16 | 文学

トーマス・マン“魔の山” (3)  死への共感

ショーシャ夫人は、ハンスを置いて突然山を去ってしまう。

代わりに登場するのがイエズス会士にして、テロリズムをも容認する過激な革命主義者ナフタだ。

ナフタとセテムブリーニはことあるごとに激しく論争し、ハンスも巻き込まれる。

二つの思想の間で葛藤し続けるハンスをよそに、従兄のヨーアヒムは従軍することを決意して下山する。

残されたハンスは、雪山で遭難しかける中、生と死は決して切り離すことはできないこと、

生をこそ尊重しなければならないことを悟る。

だが、生還後、すっかりとその記憶を失うのだった。

第3回は、様々な価値観のあいだで揺れ動きながらも、

「生と死」の問題に真摯に向き合おうとするハンスの姿を通して、「生きること」の意味を考える。

HAUSER - Intermezzo from Cavalleria Rusticana

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

索引  100分de名著 ②

トーマス・マン“魔の山” (4)  生への奉仕へ 「13」

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トーマス・マン“魔の山” (4) ... | トップ | トーマス・マン“魔の山” (2) ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事