作詞家 なかにし礼
令和2年12月に亡くなったなかにし礼さん。恋する女性の心を大胆な言葉で表現し昭和歌謡の黄金時代を築く。
50歳を過ぎて小説に転じ「長崎ぶらぶら節」で直木賞を受賞。
なかにしさんは昭和13年、旧満州・現在の中国東北部生まれ。終戦後、命からがら日本に引き揚げる。
20歳の時シャンソンの訳詞で評判をとり、石原裕次郎の勧めで作詞家に。
次々とヒットを飛ばし、昭和45年にはレコード売り上げ上位100曲中34曲を自作が占めた。
時代が平成へ移ると小説に転じ、度重なる病と闘いながら創作活動を続けた。
わき上がる感情を鮮烈な言葉に置き換え、多彩な作品を残した82年の生涯だった。
石原裕次郎 わが人生に悔いなし
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