第 84回哲学カフェ 『真理について考えてみょう?』 2019.5.14
Yo-Yo Ma plays Ennio Morricone # The Mission - Gabriel's Oboe
哲学カフェ84
2019.5.14 坂元
『真理について考えてみょう?』
人は長々と生きていると人生の支路を決断する事があります。
我々は大事な決断をする時は神(真理)に向かって問い直し
一番正しい道を導き出したいと思考します。。
しかしその真理についてしっかりと私は哲学したことがありません。
今回はこの真理とは如何なるものか考えてみてください。
できれば二枚目の資料を参照してみてださい。
① あなたの真理とは?概念
② あなたは真理を導き出すためにどう思考しますか?思考回路
③ これが真理と感じた事を語つてください。
例えば 泳げる事ができた。 自転車に初めて乗れた。
資料
スピノザ『エチカ』の真理よる一説によると
【実に、光が光自身と闇とを顕わすように、
真理は真理自身と虚偽との規範である。】
[エチカ]書簡集Ethica 倫理学
神とは、絶対に無限なる実有、
言いかえればおのおのが永遠・無限の本質を表現する
無限に多くの属性から成っている実体と解する。
「真理を探究してゆくとはどういうことであるか」
真理とは?人生の中に顕れている真理は、本来、秘められているものである。
観えない方にとっては全く観えないものであり、観える方にとっては如実に発見されるものである。
その意味において、人生において、日々真理を発見してゆかなくてはならない。
日々、真理を発見してゆくことが、真なる生きる意味でもあるということなのである。
発見された真理こそが、その方が本来何者であるかということを語っているのである。
故に、日々において発見した真理を紙につづってゆけばよいのである。
そして、その内容を自己観照してゆけばよいのである。
そうすれば、真に自己を認識することが出来、真理としての自己、思想としての自己を確認することが出来るのである。
その真理の連続こそが、生命の流転する姿であり、思想の連続こそが、生命の輝く姿そのものであるといえるのである。
真理は、本来秘められているが故に、発見され、顕現することによって本来の光を顕わすのである。
思想は、本来秘められているが故に、発見されることによって、世を照らす光明となるのである。
故に、日々思索し、真理を発見し、思想を創造しつづけてゆくことは、
世の中に対して光を供給しつづけてゆくことであり、哲学者としての愛そのものであるといえるのである。
真理とは、本来、形に執われないものである。
真理とは、本来、人に属さないものである。
それ故に、真理とは、本来、永遠普遍のものであり、全人類に、全生命に共有されるべきものなのである。
誰の真理というものでもなく、誰のための真理であるというものでもないのである。
全ての生命の真理であり、全ての生命のための真理なのである。
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