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西郷隆盛『南洲翁遺訓』第1回 揺らぐ時代  2018.01. 「2」

2024-11-17 22:39:46 | 文学

西郷隆盛『南洲翁遺訓』

第1回 揺らぐ時代 

西郷が生きた時代、1830-70年代は、世界で巨大な情報通信革命とエネルギー革命が急速に展開している時代だった。

一大鉄道網の敷設、大陸間をつなぐ海底電信ケーブルの設置等々、現在でいえばインターネット革命に匹敵するような巨大な地殻変動。

その余波が超大国ロシア帝国をも揺さぶる時代。

「南洲翁遺訓」を読むと、西郷が世界史的視野からそうした変動を鋭く洞察し、国家がどうあるべきかについてのヴィジョンを模索していたことがわかる。

こうした激動の時代だからこそ、国家の屋台骨を打ちたて、世界に伍する国柄を明確にせねばならないと考えた西郷は、巨視的な立場から、藩閥政治の利害争いや安易な西洋文明の模倣に対して、鋭い批判を展開する。

第一回は、西郷の人となりなども交えながら、彼の思想の先見性に迫っていく。

「愛しき日々」堀内孝雄

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

  

  

  

  

  

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西郷隆盛『南洲翁遺訓』第2回 敬天愛人  2018.01. 「2」

2024-11-17 22:39:30 | 文学

西郷隆盛『南洲翁遺訓』

第2回 敬天愛人 

ともすると、古きよき人生訓やビジネス指針として読まれがちな「敬天愛人」の思想。

しかし、「南洲翁遺訓」を読み解いていくと、そこには時代を経て培われてきた奥深い思想が秘められていることがわかる。

そのエッセンスの一つが佐藤一斎らが展開してきた「陽明学」。

維新が成った結果、人々の欲望が解放され、経済的利害のみが人々を動かす行動基準になろうとしていた時代、西郷は、

改めて日本人がよって立つべき原理を「天」という概念に求め、

旧秩序の崩壊で価値基準が混沌する中、国家の命運をかけた大きな決断を下す際の基準点をぶれることなく持ち続けた。

第二回は、奄美流罪時代の西郷の苦闘の意味なども交えながら、これまであまり読み取られることのなかった「敬天愛人」の思想の淵源に迫っていく。

 加古隆クァルテット『黄昏のワルツ [Takashi Kako Quartet / Waltz In The Evening Glow]』

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

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100分de名著 索引

 

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西郷隆盛『南洲翁遺訓』第3回 文明は普遍的 2018.01. 「2」

2024-11-17 22:39:14 | 文学

西郷隆盛『南洲翁遺訓』

第3回 文明は普遍的 

「このままでは日本は商法支配所になりさがる」。

私利私欲に走り、そろばん勘定だけを政策決定の基準にしようとしているかにみえる藩閥政治に対して、西郷は鋭い論陣を展開する。

刑法のあり方、財政のあり方など具体的な指針も交えながら、西欧列強と対峙しうる国家のアイデンティティとは何かを追求し続ける西郷。

だがその基本姿勢は偏狭な国粋主義と一線を画す。

彼の思想は、西欧に学ぶべきところは学ぶが、途上国に対する非道さや経済的な打算による威信の軽視を鋭く批判するという文明史的視点に貫かれているのだ。

第三回は、西郷が思い描いた文明のあり方、国家のあり方の奥深さに迫っていく。

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

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西郷隆盛『南洲翁遺訓』第4回 時代を映す「古典」

100分de名著 索引

 

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西郷隆盛『南洲翁遺訓』第4回 時代を映す「古典」

2024-11-17 22:30:55 | 文学

西郷隆盛『南洲翁遺訓』

第4回 時代を映す「古典」

「愛しき日々」堀内孝雄

西郷を悲劇の死に追いやった「西南戦争」。

不平士族たちの思いを背負った西郷が負けとわかって挑んだ戦いと記されることも多いが、先崎彰容さんは、実はこの戦いは、西郷が大きな思想的な課題を成し遂げようとして戦った必然的な戦いだったと考える。

この戦いには、洋行帰りで西欧の最新知識を吸収した人やルソーに心酔した知識人も参加していた。

こうした事実と「南洲翁遺訓」を合わせて西郷の行為を読み解くと、官僚独裁が進み排除の論理が横行する新政府に対して行った大きな「抵抗運動」だったと考えられるという。

時代の転換期ごとに読み返され、福沢諭吉、内村鑑三、三島由紀夫らにも大きな影響を与え続けた西郷の思想。

第四回は、時代を超えて何度も掘り起こされてきた西郷の思想が、現代の私たちの置かれた状況にとってどんな意味をもっているかを明らかにしていく

西郷隆盛『南洲翁遺訓』第1回 揺らぐ時代  2018.01. 「2」

 

 

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索引 西郷隆盛『南洲翁遺訓』

2024-11-17 22:11:46 | 文学

索引 西郷隆盛『南洲翁遺訓』

明治維新の立役者の一人であり「江戸無血開城」等の政治的難事業をなし遂げた稀有な政治家、西郷隆盛。

晩年こそ反逆者として追われ不遇の最期を遂げたが今なお多くの人から慕われ続けています。

しかし、特に晩年の行動は謎に包まれており、今でも議論が尽きません。

西郷を生涯にわたって支えた思想とはどんなものだったのか? 

それを知る上で大きな手がかりがあります。生前の彼の言葉が記録されている「南洲翁遺訓」です。

 編纂したのは元庄内藩有志たち。西郷の仇敵にあたる庄内藩の人たちが彼の言葉を残そうとしたのは、西郷のはからいにより庄内藩に寛大な処置がとられたからでした。

その高潔な人格に感動した人々による編纂であるため、これまでは「偉人・西郷隆盛」をイメージづける名言集という読まれ方がなされてきました。

しかし、その言葉の端々に潜む意味を丁寧に読み解くと、西郷が世界史の動向を鋭く見据え、比類のない洞察力で、国家のあり方、文明のあり方、

人間のあり方を模索し、新たな時代の指針を打ちたてようとしていたことがわかってきます。

研究者の先崎彰容さんは、この書が単なる名言集を超えた一級の思想書であり、これまで謎とされてきた西郷晩年の行動の意味を解き明かす鍵を握っているといいます。

 また、その言葉の裏には、せっかく維新を成し遂げたにもかかわらず志を失い私利私欲にふける官僚達、民のことを忘れ権力闘争にあけくれる政治家達、

物質的な繁栄のみを追い求めようとする政策等々への、西郷の深い憂いがこめられています。

この書は、明治新政府への厳しい諫言でもあり、現代社会の問題をも鋭く刺し貫く射程をもっているのです。

南洲翁遺訓とは?西郷隆盛が残した名言・遺訓集の本おすすめ3選! | 日本の歴史わかりやすくもっと知りたい!

西郷隆盛『南洲翁遺訓』第1回 揺らぐ時代  2018.01. 「2」

西郷隆盛『南洲翁遺訓』第2回 敬天愛人  2018.01. 「2」

西郷隆盛『南洲翁遺訓』第3回 文明は普遍的 2018.01. 「2」

西郷隆盛『南洲翁遺訓』第4回 時代を映す「古典」

 

 

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秋模様 2017.11.06 「315」

2024-11-17 17:42:26 | 植物観察

秋模様 2017.11.06

 

Beautiful Romantic Music: Relaxing Music, Piano Music, Violin Music, Guitar Music, Sleep Music ★101

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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植物観察  2017 索引 8

 

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嘉吉の変 徳政令 応仁の乱 「52」

2024-11-17 17:27:20 | 歴史

嘉吉の変1441 

嘉吉の変(かきつのへん)は、室町時代の嘉吉元年(1441年)に播磨・備前・美作の守護赤松満祐が室町幕府6代将軍足利義教を殺害し、

領国の播磨で幕府方討伐軍に敗れて討たれるまでの一連の騒乱である。 

徳政令 

応仁の乱1467~1477 

 

Il Postino Soundtrack

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史時代別 №2 飛鳥・奈良~昭和・平成 海外編  索引

 

 

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偉人 健康診断 索引

2024-11-17 17:10:45 | 読書記事

偉人 健康診断 索引

 

明智光秀・織田信長・松永久秀・細川ガラシャ健康診断 「52」

斉藤義龍謎の病の正体「52」

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読書記事 2015 索引 1

2024-11-17 17:10:01 | 読書記事

読書記事 2015 索引

 

 

33.読書記事 2015.09.06~09.12

32.読書記事 2015.08.30~09.05

① 山田洋次監督の映画 家族② 石山公園にオープンカフェ③ どこで最期問題ではない④ この国の借金は1千兆円を超えている。⑤ 日本刀⑥ 失敗の本質⑦ 今週の本棚⑧ いったい夏はどこへ行ってしまったんでしょう

⑨ コロガリ  カセ⑩ 下問を恥じず

31.読書記事 2015.08.23~08.29

① 逢魔おうまが時② 地獄は善意の敷石で敷き詰められてる③ ヒイゴ池湿地 サギソウ④ 眠る盃⑤ 真庭あぐりガーデン⑥ 失言こそ本音の危機 上下⑦ 日本の棚田百選 美咲町大垪和地区⑧ 見切り千両

⑨ 戦力の逐次投入⑩ 戦争につながる暴力は人間の本性で それを抑えるにはより強い暴力が必要

① 星の杜② 赤蜻蛉③ 訪日外国人④ 週休3日制⑤ JR伯備線方谷駅⑥ 偏った歴史館 片りんのぞく  保坂正康さん 上下⑦ 政治という仕事⑧ 画家 柳原良平⑨ 桜島の大噴火⑩ 日本の主な超高層ビル

⑪ 写真でつずる自分史⑫ 桜島噴火⑬ 天津市 港湾大規模爆発⑭ 模倣小僧⑮ 昭和天皇を育てた男⑯ 流言の公式⑰ 9条の源 痛切な反省⑱ 新聞は戦争をどう報じたか

29.読書記事 2015.08.09~08.15

⑥ 間人主義⑦ 日本文化論⑪ 浜口首相⑭ 現代史は面倒

28.読書記事 2015.08.02~08.08

⑨ 従属的独立 日本の誇るべき力⑭ 加藤陽子

27.読書記事 2015.07.26~08.01

② 仲間の御霊が

26.読書記事 2015.07.19~07.25 25.読書記事 2015.07.12~07.18

24.読書記事 2015.07.05~07.11

⑦ 国民の常識を越え思慮を超えて⑫ 宮古島 ミサイル部隊

23.読書記事 2015.06.27~07.04

② 経済学者ジャック・アタリ⑤ ギリシャ問題の本質⑪ イソップ物語③ 理想社会をあきらめよう。⑥ 平和の名の下に

22.読書記事 2015.06.21~06.27

① 柳田邦男 恐怖の現実感 喪失の危機⑳ あなたが一番幸せのとき

21.読書記事 2015.06.14~06.20

④ 徳利となりて永く栄えん⑳ 国策となった習政権の日本たたき

20.読書記事 2015.06.07~06.13

⑤ エピソード記憶こそが  人格の芯⑧ 日本に浸透する中国の世論戦⑨ ネツトアセスメントに注目せよ

19.読書記事 2015.05.31~06.06

③ 歴史的円安に警戒を緩めるな  美人投票④ 観光の語源は  国の光を観る⑤ 国の破滅へ導く  習政権暴走⑩ もう逃げるしかない

18.読書記事 2015.05.24~05.30

① 生きる意味を深く問う  河瀬直美監督⑧ 自衛官54人が自殺⑪ 円相場は3年半で50円近く下げた。⑮ 歩く歩く⑯ 理解が和解につながる⑲ 危うい安倍政権

17.新聞記事 2015.05.17~05.23

⑤ 安保法案を閣議決定⑬ 藤原 頼長⑯ パーキンソン病の仕組み21 すむという言葉22 韓国に宿る恐中DNA25 若者に伝えたい戦後史

16.新聞記事 2015.05.10~05.16

① 無用の用⑤ 長田 弘⑪ 孫子の兵法

15.新聞記事 2015.05.03~05.09

⑥ GDP・軍事費・人口 1950:2015 比較⑬ 揺らぐ米主導の秩序  1.2.3

14.新聞記事 2015.04.26~05.02

③ 医の道は医療側に寛容で患者に厳しい⑭ 戦地の子供⑰ 免疫力

13.新聞記事 2015.04.19~04.25

② 周首相⑦ ダライ・ラマ14世⑳ 口のケアー

12.新聞記事 2015.04.12~04.18

⑭ 中国の金融野心

11.新聞記事 2015.04.05~04.11

⑳ AIIB

10.新聞記事 2015.03.29~04.04

① 草枕の道

9.新聞記事 2015.03.22~03.28

① 日銀 株保有10兆円に  GPIF 27兆円

8.新聞記事 2015.03.15~03.21

⑨ 若山 牧水

7.新聞記事 2015.03.08~03.14

① メンケル首相④ 空間のゆがみが重力を生む⑦ 45億年前 火星は青色

6.新聞記事 2015.02.22~03.07

① 大地埋め尽くす命の喧噪浮彫が宿した人間くささ② 心をこめて見るべきもの⑤ 価値は日常にあり⑥ 山との出会い世界が広かった⑨ 明治維新という過ち

5.新聞記事 2015.02.15~21

② 人類 累計で1080億人

4.新聞記事 2015.02.08~14

③ 新資料を駆使 現代人に警鏡⑨ 明石康氏 ・・単なる戦後ではない。悲惨極まる第二次世界大戦に⑬ 日常に戦争混入、暗転ゆっくり大規模に

3.新聞記事 2015.02.01~07

⑧ ピケテイ⑨ アジア10か国の若者調査

2.新聞記事 2015.01.25~01.31

功名心を漢詩「述懐」から見る 

1.読書記事 2015.01.01~10

 読書記事 2015.09.13~09.19 「242」「242」

 新聞記事 索引 3読書記事 索引 2

 

29.新聞記事 2014.01.10~01.17 

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瞑想 マインド フルネス 心のリカバリー 「282」

2024-11-17 17:09:34 | 心理学

 瞑想 マインド フルネス 

  心のリカバリー 

 

私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。

特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。

つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。

こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を"今"に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。

めい想で心を"今"に向ける

「282」  

  

         「扁桃体」の画像検索結果

  五感

  dIPFC 思考や認知など知的活動のまとめ役 

  海馬 一時記憶装置  

    偏桃体 情動

   ストレスのある時は雑念に飲み込まれている。

 デフォルトモードネットワークが働き過ぎ・・考えることから五感に戻す。

 瞑想 マインド フルネス 15~20分

   瞑想マインドフルネスは考える心から感じる心にスイチをいれ変えること。

   毎日ストレスを抱えてるひとは瞑想マインドフルネスをやってみてください。

 

 

 

 

 

 

心理学 索引

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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