とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

エンジェラちゃん

2005-12-27 03:51:54 | 子供と遊ぶ?(at 沖縄)
先週、12月23日のこと。
他県に住む私の両親から子供たちへクリスマスカードが届いた。
かわいらしい天使の指人形が二個、ついたカードである。
一人はブルー、一人はピンク、男の子と女の子の天使、ということじゃないかと思う。
子供たちにせがまれて、早速、指にはめて口からでまかせに話を始めた。

「こんにちは、わたしたちは天使です」というと、長女(仮称ララ、6歳)が「名前はなあに?」と尋ねる。
しかたないので、その場で思いついた名前を告げる。
「わたし(ピンク)はエンジェリーナ、ボク(ブルー)はエンジェリーノ。」
名前を聞いて、子供たちは一気に盛り上がる。
次女(仮称リリ、4歳)の質問。「エンジェリーナちゃん、エンジェリーノくん、どうしておうちにきたの?」
「わたしたちは、天使。もうすぐ、クリスマスでしょう?この家には良い子がいるかなーって見に来たんだよ。
良い子がいたら、クリスマスの夜に屋根の上に飛んで行って、そりでお空を飛んでいるサンタさんを呼んでくるの。
『サンタさん、この家には良い子がいるから、忘れないでプレゼントを届けてください』って。
そしたら、サンタさんが家にやってきて、プレゼントをくれるんだよ。」

子供たちは大興奮。
「ララは良い子だよ!」「リリも!リリも良い子!」「ルル(末っ子、2歳男)も!ルルも!!」
それからエンジェリーノ(男の子の天使)はルルが良い子かどうかを見守る、という話になった。
エンジェリーナ(女の子の天使)は、二人の娘を見守る。
・・・というはずだったのだが、一人に一つ、守護天使(??)が欲しいという。

フェルトと布で作られた、簡単な指人形である。
これなら私でもできるかな?と作ってみることにした。
思い立ったら即実行。
子供たちには録画しておいたアンパンマン映画を見せておいて、その間に作った。
布を筒状に縫い、切ったフェルトを木工用ボンドで貼ってできあがり。
エンジェラちゃん」という名前で、ララの守護天使(?)になった。

エンジェリーナとエンジェリーノは姉弟で、エンジェラちゃんはお友達、という設定をララが考えた。
クリスマスイブの晩には、ララが指人形天使3人を玄関前に持って行った。
「ちゃんとサンタさんを呼びに行ってね」といいながら。
朝、届いていたクリスマスプレゼントを大騒ぎして開け終えた後、ララは指人形を確認に行った。
「ちゃんといる・・・けど、順番が変わってる!!」と大声をあげていた。
「やっぱり、屋根の上に飛んでサンタさんを呼んでから、戻ってきたところなんだ!」と。
(私は触っていないぞ。)
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子供の身を守る本

2005-12-21 12:52:35 | 
子供を狙った事件の報道が相次いでいる。
3人の子を持つ身としては、他人事ではない。

まぁ、まずは心の準備、ということで本を買って読んでみた。

Say “No!” “やめて!”といおう -悪い人から自分をまもる本-

自分で自分の身を守るための知識を子供に与えるための本である。
子供にも読めるよう、漢字にはすべて振り仮名がついている。
しかし、大人にも読みごたえのある本だった。

最初の章に「チェック」がある。
「チェック1」は質問形式。どれを選ぶか、というもの。
  質問1、歩いている人から「道をおしえてくれる?」と聞かれたら?
  ①行き先が近いならそこまでつれていってあげる
  ②聞こえないふりをして通りすぎる
  ③近所のお店や、近くにいる大人の人に聞いてもらう
こんな質問が五つ、続く。

回答・解説ページは、どの選択肢を選ぶのが正解、という書き方ではない。
どう書いてあるのかは、ぜひ、この本を読んで欲しい。

その次の「チェック2」がなかなかすごい。
「どんな人なら信用できる?」と年齢も性別もさまざまな人の絵が描かれている。
上品そうなおばさん。学生服のお兄さん。白いブラウスに赤いイアリングのお姉さん。
背広ネクタイ眼鏡のおじさんは2パターン入っている。
身だしなみのきちんとした穏やかな笑顔の中年男性と、ネクタイがゆるんだ変な目つきの男性。
他にもいろいろ、合計12人の人物像が描かれている。

  「声をかけてくる人もさまざまです、どの人だったら答えてあげてもよさそうですか?
   あなたの目で信用できそうな人をえらんでください。だいじょうぶだと思える人は何人いますか?」

ララ(長女、6才)にこの本を渡したとき、読んですぐ、このページを開いて私のところに持ってきた。
「おかあさん、どの人なら信用できると思う?」
それだけ印象に残ったページなのであろう。

回答・解説ページはこうなっている。

  「少しいじわるだけど、この質問では<ゼロ>または<えらべない>と答えた人が安全感覚の高い人といえます」

人は外見で判断できない。確かに、もののわかった大人は誰もがそう思っている。
見かけでは人を判断できない、という内容が述べられたあと、
同じページに、目立つようにしっかり書かれている。

  それでも「ほんとうにこまっている人がいたら親切にしてあげたい」
  「悪い人より良い人のほうがずっと多いはずだよ」と感じたあなた。
  それはまちがいではありません。
  そのやさしい心はもちつづけてください。
  そして、この本を読んで、どうしたら安全に、親切にできるかを、
  お父さん、お母さんといっしょに考えてみましょう。

いやな時代であるが、こういう時代であることに文句を言っても仕方がない。
人間は、怖いものである。怖いだけのものではない、のだが。

この時代だけの問題とも思えない。
「子供の身は昔から危険にさらされていたのが、問題にされていなかっただけ」という見方もある。
ずっと昔なら「神隠し」と言われていたような失踪者の大半は今なら「誘拐事件」「行方不明者」なのだろう。

長女は来年、小学校にあがる。
登下校の安全をどうやって確保するか、が当面の問題になるだろう。

(文中、引用はすべて岩崎書店「Say “No!” “やめて!”といおう」より)
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もう飽きた、たまごっち

2005-12-19 20:14:51 | ゲーム好き母の育児方針
子供にたまごっちを与えた時のことについてはこちらを。

11月から12月のはじめまで、ララ(6歳、女)はたまごっちに熱中していた。
朝起きてから、登園中の車の中でたまごっちのお世話。
夕方保育園に迎えに行くと「たまごっちは?」と私に尋ねる。
約束どおり保育園の門を出てから渡すとまた帰りの車の中でお世話をし、という毎日。
保育園でも毎日たまごっちの話をしている、と保育士が言っていた。
確かに、保育園に迎えに行くと他の子供に「ララのおかあさん、ララのたまごっち、
おかあさんが持ってるの?みせて!」と声をかけられたことも一度ならずあった。

しかし、そういう日々は、1ヶ月半くらいだった。
最近は熱が冷めて、一言も「たまごっち」と言わない日が続いた。
私も世話が面倒だったので、たまごっちの時計を止めた。

ほとんど遊ばなくなったので「もう電池をはずす?」というと「イヤ!」と答える。
そう答えるが「おかあさん、たまごっちは?」とはまったく言わないので、もう飽きた、ということだろう。
たまごっちはフリーズした(時計を止めた)まま、子供の引き出しに入っている。

なぜ、あれほど欲しがったのだろう、と考えてみた。

 友達が持っていてたまごっちの話をするので、自分も欲しい。
 自分のたまごっちを友達に自慢したい。

まぁ、大方はそういう気持ちだろうか。
そもそも、親しい友達が持っていたというのがきっかけだったし。
保育園の友達との話のネタにしていた、という面は確かにあると思う。
子供心での虚栄心、見栄みたいなものも手伝って、熱中した、のではないかと思う。

しかし、その熱中は長続きするものではなかった。
まぁ確かに、親の目でみると、たまごっちは長く遊び続けられるゲームではない、と思うのだ。

この年齢だと子供にゲームを与えるなら、親と共有する、というのがいいか、と改めて思った。
(ゲーム好きの親だからできること、ではあるが。)
子供がやりたがるのなら、生活のルールやマナーをちゃんと守らせつつ、どっぷり浸らせる。
親もそのゲームをやることで、どういうゲームであるかを親の目である程度判断できる。
面白いゲームなら、一緒にやり続ければいい。親子共通の趣味になる。
つまらないゲームは時期が来れば飽きる。飽きて、やめれば、それでいいのだ。
ゲームはゲーム、所詮は遊び。
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子供の目から見ると

2005-12-16 12:23:52 | 育児
職場の忘年会に着物で行こう、と思い立った。

まず、近所の呉服屋で安物ポリエステルの着物と帯、足袋を買った。
それから10年以上前に通った着付け教室のカバンを押入れの奥から出した。
中に入っていた長襦袢の衿が黄色く変色していたので、付け替え用の半衿も買ってきた。
古い半衿をはずし、夜のうちに新しいのを縫いつけるつもりで。

しかし、子供たちを寝かしつけようとしたら自分も一緒に朝まで寝てしまった。
忘年会は今夜。なのに長襦袢に半衿がついてない。
亭主が朝食を作り、子供たちがねぼけてぼーっとしている間に少しでも、と裁縫道具を出して半衿をつけ始めた。
朝食の支度ができたというので、途中だったが、そのままにして食卓につく。

今日の朝ごはんはパン。
食べているうちに目が覚めたリリ(次女、4歳)が最初に食べ終え、私が出しっぱなしにしていた長襦袢の所に行った。
私はルル(末っ子にして長男、2歳)に食べさせるのに忙しく、食卓を離れられない。
針も糸も出しっぱなしだが、リリが下手に触らなければいいなぁ・・・と心配していたら、リリの声がした。

「おかあさん、おかあさんの針、とってもきれい」

何のことを言っているのだろう?と思ったら、ガラス玉が頭についた待ち針のことだった。
「どうして、おかあさんの針、ピンク色なの?」
針山にも、縫いかけの長襦袢にも、ピンクや白、緑色といった色とりどりの待ち針がついている。
「わかりやすいように、色がついてるんだよ。触らないでよ、見るだけにしてね」と声をかけると、リリはうなずいた。

私にとっては、ごく当たり前の裁縫道具でも、子供の目には新鮮なのだろう。
ガラス玉の待ち針を「きれい」と感じる子供の心。
あわただしい朝の時間が、そこで一瞬、止まったような気がした。

子供たちを保育園に送り出し、半衿をつけ終えてから出勤した。
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おなかが痛いのやっつけて、アンパンマン!

2005-12-07 09:58:50 | 子供の病気
リリ(仮名、4歳女)が熱を出した。
朝、起こす際に手に触れてどうも熱いなぁ、と思い、朝食時に「おなかがいたい」と言うので、
熱を測ったら38度7分。
はぁ。この熱では保育園には行けない。
亭主は今日は休めないというので、私が休むことになる。
が、私もいきなり丸一日、休むわけにはいかない。

共働きの親にとっては、こんな風に突然の子供の発熱や病気でいきなり休まなくてはならない時が大問題である。
今日、片付くはずだった仕事の山が頭の中をかけめぐる。
それと同時に、ナンなのかわからない子供の病気のことも頭の中をかけめぐる。
「うわぁ、仕事、どうしよう!子供も、どうしよう!」となるのだ。
近所に親戚(祖父母など)がいる人はこういう時こそ頼っているそうだが、私たちの親戚は皆、遠い。
一番近い主人の実家が、高速自動車道を使って1時間という距離だ。

しかし、遠くの親戚より近くの他人。
こういう時の保険(?)も兼ねて平日の午前中にはヘルパーさんに来てもらっている。
ヘルパーさんに頼むのは家事援助、毎日のお掃除とお洗濯をお願いしている。
(時給1000円で午前中2時間。我が家にとっては必要経費である。)
このヘルパーさんが、子供が病気になるとシッターさんに早変わりする(笑)。
もう4年ごしのつきあいになる、大変有能な方で、子供たちにも慕われており、
子供の世話をしながら家事も片付けておいてくれたりする。
(子供がいる時は家事はできる範囲でいい、と言っているけれど、いつもしっかりやって下さっている。)

というわけで、午前中の2時間、リリをシッターさんに頼んで私は仕事に行った。
2時間では仕事らしい仕事は何もできない、が自分が休む間の段取りはつけられる。
午後と翌日の午前中休む手はずを整え、家に帰る。

家に戻ってくると、シッターさんが「熱が上がっている」という。
リリの熱を測ってみると39度7分。
うーん。確かに、かなり高い。
熱以外にどこか具合が悪いか尋ねたら「あたまとおなかがいたい」という。
「アンパンマン、かいて」という。
・・・子供の腹痛には、まず、アンパンマンの絵を描くことにしているのだ。
もちろん、ただのおまじないだが、結構、効果があったりする。
「じゃあアンパンマンがしょくぱんまんとカレーパンマンと力をあわせて、
リリのお腹のバイキンマンをやっつけるよう、絵を描こうね」と言って、描いた。
おなかが痛いの、やっつけて、アンパンマン!

この時点で、病院に連れて行こうか、迷う。
高熱と頭痛、腹痛以外の症状はない。
熱が高い割にはお昼に炊いたおかゆも全部食べたし、まぁ、元気である。
こういう状態で病院に行っても、熱さましを持たされて返されるのがオチだろう、と行くのをやめる。
喘息の予防薬がもうなくなりそうなので、明日の朝にもまだ症状が続いていたら受診することにしよう。

その夜、夕食はいらないと言って牛乳だけ飲んだリリが、飲んだ直後に全部もどしてしまった。
もどした中に昼に食べたおかゆも混ざっていたので、消化されていなかったらしい。
便は一度だけ、下痢便というほどではないが軟便が出ていた。
夜は私の布団に寝させた。リリは夜中、何度もうなされていた。
「かなしいね、かなしい感じがするね」と突然言うから「何事か!?」と思うと寝言だったり。
熱が高かったので、悪い夢を見たりしていたのだろう。

翌朝のリリ。
欲しがって食べたおかゆをもどし、その後も2回、もどし続けた。
熱は平熱に下がっていたが、嘔吐がひどいということで小児科を受診した。
病院で待つ間にも3回、もどした。もう胃液しか出てこなかったが。
「おんながいい、おんなのおいしゃさんがいい」と言い続けていたリリの願いが叶い、みてくれたのは女性医師だった。
診察時、お腹のアンパンマンを見て笑っていた。
「誰が描いたの?」「おかあさん」・・・ちょっと恥ずかしい。

医師の診断は、胃腸かぜ。ノロウイルスかロタウイルスだろう、とのこと。
熱はもう上がらないだろうけれど、嘔吐と下痢は続くかも、他の子にうつさないよう手をよく洗うように、と言われた。
吐き気止めの飲み薬などを処方してもらい、帰宅。
午後は亭主にみてもらい、上と下の子を保育園から連れて夕方帰った時には、リリはすっかり元気になっていた。

という具合で、リリの熱で慌てたのは一昨日のこと。
今日は子供3人とも元気に登園したので、このblogが書けるのである。
コメント (2)
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