ララ(8歳、長女)とリリ(つい先日、6歳になったばかり、次女)を二人で私の実家に行かせることにした。
ジュニアパイロットだとかキッズおでかけサポートだとかいうサービスを利用。
子供二人での飛行機旅行である。
ララは、昨年、既に
経験済み。
リリはお姉ちゃんと一緒なのだが、今回が初めてということで、決まったその日から
いろいろと心配して質問してきていた。
以下、リリの心配をQ&A形式にして書いてみよう。
Q1.おかあさんは、どこでバイバイするの?
くるまから おりたら、もう、すぐ、バイバイなの?
ひこうきに のる ところまで ララとふたりであるくの?
A1.そうじゃないよ。
車から降りて、荷物あずけて、飛行機が見えてもうここから乗る!っていう、
すぐ前の所まで、おかあさんが一緒に行くからね。
Q2.そうしたら、ひこうきのなかは、こどもだけ?
A2.違うよ。飛行機に乗る前にスチュワーデスさんが来てくれて、飛行機の中まで
連れて行って、中でもずっと一緒にいてくれるんだよ。
(正確には「ずっと一緒」でもないかもしれないが・・・客室乗務員には他の
仕事もあるので・・・でも、リリを安心させるためにはそう言った。)
それに、ララがずーっとずーっと一緒にいるでしょう。
ララお姉ちゃんは去年、一人で乗った時には近くに座ったおねえさんやお兄さんと
友達になったってよ?
ララが一緒なんだから、リリ一人じゃないんだし、大丈夫だよ。
Q3.スチュワーデスさんが、こわいひと だったら、どうしよう。。。
A3.大丈夫!リリみたいな可愛い子供が大好きなスチュワーデスさんが、子供の
お世話をするって決まってるから、きっと、優しいスチュワーデスさんだよ。
それに、優しいだけじゃなくってキレイな人かもよ!?
リリはキレイで優しい女の人が好きでしょう?子供はキレイで優しい女の人が
好きだから、そういう人がお世話するんじゃないかって、お母さんは思うなぁ。
どんな人がお世話してくれたか、後で教えてね!
Q4.ひこうきを おりたら、どうやって おじいちゃんたちに あうの?
A4.スチュワーデスさんが、飛行機を降りた後も、ずっと一緒に歩いてくれるよ。
預けた荷物をとるのも一緒にやってくれて、ニコニコマークの看板のところで
おじいちゃんたちが待ってるはずだから、そこまで一緒に来てくれるはず。
Q5.もし、おじいちゃんたちが まってなかったら?
A5.おじいちゃんたちが来るまで、スチュワーデスさんが一緒に待っててくれるよ。
大丈夫だよ、子供だけにはしないって。
Q6.おじいちゃんたちが、こなかったら、どうするの?
A6.うーん。もし、おじいちゃんたちがホントに来れなかったら、それは途中で
事故にあったとか、おじいちゃんが急に大変な病気になって入院したとか、
とにかくとってもとっても大変なことだから、そしたらリリたちが泊まりに行く
のも無理ってことだから、お母さんたちがスチュワーデスさんと電話で話して、
ララとリリには家に戻ってきてもらう。
でも、そういうことって、ほとんどないと思うよ。
大丈夫だよ、おじいちゃんたち、きっとニコニコマークのところで待ってるよ。
・・・という具合で、リリの心配はつきない。
先の予測がつかないと心配になるのがリリの性格。
深く考えずになりゆきまかせにするララとは面白いくらい性格が違う。
「ドキドキする!」と言いながらも荷物を準備し、念のために実家に電話したら
おじいちゃん、おばあちゃんに加えて叔父さん(私の弟)まで迎えに来るという。
「やったぁ!ミッチー(叔父さん)もくるんだって!!」と二人は大喜び。
子供の3人の中で、一人だけ残るのはルル(3歳、男)。
「ルルもでんわする!『ルルはいかない』っておじいちゃんにいう」
と、ちょっとスネた雰囲気。本当に電話を替わってもらって言っていた。
一人だけ行けなくてつまらないだろうが、自分には無理だっていうのもある程度、
わかってもいるようで。
姉二人がいない間、それなりにルル専用のイベントも用意しているし。
悔しそうだが「ルルだけが、おかあさんといっしょに、いくんだもんね!」と
姉たちに、せいいっぱい自慢している姿がなかなか、いじらしい。
今夜は全員、早く寝た。明日が楽しみなのだろう。