とにかく日記

とにかく何でもいいから書く日記。3人の子へは仕送り、更新頻度は下がり、書き続けられるのか?(コメント等は承認制です)

編み物の神様降臨?

2007-10-29 01:07:51 | 子供と添い寝、をやめたい
4歳6歳8歳の子を寝かしつけるのに、添い寝してるとこちらまで寝てしまう。
で、添い寝しないで(とにかく一緒の部屋にいて)子供が寝るまで暗い部屋にいる間、こちらが時間をつぶす?方法というのをいろいろ試みている。

ノートPCを持ち込んで仕事してみたり。
ゲームボーイアドバンスを持ち込んでゲームしてみたり。

で、数日前から編み物がしたくなり、いきなり編み物を始めた。
編み物の神様降臨、というか、ときどきこうして無性に編み物がしたくなる。
子供を寝かしつつなので、部屋は暗くして、電気スタンドを持ち込んで手元だけ照らして。
子供たちは布団の中から興味深そうに見ながら、寝る。

最初に編んだのはティーポットカバー。
そもそも編み物をしたくなったのは、これを作りたかったからだ。
私の編み物はカギ針でぐるぐる円形に編んで行く、という超テキトーなもの。
家にあった紫の毛糸を、半球形にテキトーに模様を入れつつ編んだ。
2時間余で完成。(自慢できるような品ではないので画像はなし。)

で、翌朝完成品を見たララ(長女、8歳)が言った。
「帽子みたい!お母さん、ララの帽子も、編んで!」

そういえば、編み物に凝っていたのは独身時代や子供を産む前。
子供のために何かを編んだ、ということはなかったような。
出産後に編んだのは、アクリル100%毛糸による皿洗いクロスくらいだし。

ということで、子供と一緒に100均に毛糸を買いに行った。
ララは黄色、リリ(次女6歳)はピンクの糸を選び、二玉ずつ買った。
縁取り用に白い毛糸も一玉。帽子二つで500円の材料費。
どれもアクリル100%なので、毛糸が余ったら皿洗いクロスになる予定。
ルル(4歳、長男)は関心ないようなので購入せず。

最初に鎖編みでララの頭周りにちょうどいいくらいの目を作った。
模様は今回はポップコーンでいくことにした。(といっても適当。)
一晩で作り上げるつもりだったが、途中で飽きて、翌晩に持ち越し。
編み物の神様が去らないうちに、と翌晩に継続。
てっぺんにはポンポンをつけ、白い毛糸で縁取りをしてできあがり。

画像が完成品。
さて、あと一つ、リリ用の帽子を作るまで編み物の神様はい続けるだろうか。
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お姉ちゃんの自覚

2007-10-19 18:25:57 | 子供と保育園と学童保育と
6歳のリリ(次女)が、最近なんだか「お姉ちゃん」らしくなっている。
これまではルル(4歳男、末っ子)と同レベルで争うことが多かったのだが、
「ルルの方が小さいから」と譲ったりできるようになってきている。

そんなある日。
帰宅したら、ルルがアゴに怪我をしていた。かすり傷、ちょっと痛そう。
でもまぁ、そう大きな怪我でもなく。
で、その日は亭主とデート(笑)の予定だったのでそのまま外出。

食事をしながら、亭主がルルの怪我について詳しい話をしてくれた。
保育園に迎えに行った亭主は、先生から聞いたという。

保育園の鉄棒が好きになっているルル。
少し高めの鉄棒に両手でぶら下がったルルの所にリリがやってきて。
下からルルの両足を持ったが、もちろんリリの力では支えきれるはずもなく。

なのに、ふとした拍子にルルが両手を離したらしい。
足をリリに持たれたまま、ルルは頭から地面に激突。
額を打ち、アゴをすりむき…大泣きのルル。

リリは、真っ青になったらしい。
遠くから先生たちが見ていたので、すぐに駆けつけてルルの手当をして。
怪我はたいしたことないし、誰もリリを責めてはいない、らしい。

そう。リリのせいというよりはアクシデント、ただの事故。
でも本気で青ざめたリリは、自分の責任だと思ったようだ。
リリは一言もそんなことは言わない。
というか、ルルの怪我についてリリは何も言わない。
それはまだ自分のせいだと思ってるためかも?と、ちょっと心配になった。


酔っ払った亭主とともに帰宅して子供たちを引き取り、寝かしつける時に
ちょっとリリのベッドに上がって小さな声で話をすることにした。

「リリ、ルルの怪我について聞きたいんだけど」
リリ、沈黙。

うーん。この沈黙は、ルルの怪我は自分のせいだと思ってるためだ、と確信。
自分に都合が悪いことについて、リリは絶対、自分から話そうとしない。
沈黙したのは、自分のためにルルが怪我をした、とリリが思い込んでるためだ。

「先生が見てた、ってお父さんから聞いたんだけど、ルルが怪我したとき、
 リリはすぐ近くにいたんだって?
 で、ルルが怪我して、リリがすっごく心配そうな顔してた、って先生が言ってたってよ?」

リリ、沈黙のまま。
でも思いっきり続けることにした。

「先生が見てたからわかるんだけど、ルルの怪我は、リリのせいじゃないよ。
 ルルが怪我したの、リリが、自分のせいって思っちゃったんじゃないかって、
 先生も心配してたってよ?
 ルルの怪我は、リリのせいじゃなくて、ただの事故なんだって。
 リリはもしかして『ルルが怪我したのは、リリのせい』って思ってたんじゃない?
 『違う』って先生は言ってたからね。リリのせいじゃないからね。」

リリは黙ったまま目を閉じ、両手のこぶしを目に当て、涙をぬぐった。
声も出さずに泣いている、リリ。

かわいそうに。
弟の怪我に責任を感じて、どれほど心を痛めたことだろう。
大人の言葉でこうしてはっきり否定されるまで、自分のせいだと思っていたのだ。
気づいて、否定してあげることができて、よかった。
そのまま目を開けようとしないリリに頬ずりし、抱きしめた。

「リリは、立派なお姉ちゃんだね。
 ルルの怪我を、自分のせいだと思ってたんだね。
 でも、違うからね。リリのせいじゃないよ。ただの事故だから。
 心配しないでおやすみ。いい夢を見てね。」

リリは小さくうなずき、じきに寝息をたてはじめた。
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おまえうまそうだな

2007-10-07 16:08:34 | 



宮西達也の絵本は、ウルトラマンやウルトラセブンのシリーズ?で知っていたが、
このシリーズの方が絵本としての完成度は高いと思う。
ウルトラシリーズは絵本の形態をとったファンブック、同人誌という印象がぬぐえず、
ウルトラマンやセブンを知っているから面白い、と思えるのだが、図書館で借りはしても買う気にはなれず。

ティラノサウルスの他のシリーズも見てみたが、この本が最も気に入った。
中生代を舞台にした、大型肉食恐竜と幼い草食恐竜が登場する、和製ファンタジー。

(以下、あらすじについて書いています、未読の方はご注意を。)


「おまえ、うまそうだな」と取って食おうとする大型肉食恐竜に、
生まれたばかりの草食恐竜が「おとうさん!」とすがりつくなんてあり得ない。
で、肉食恐竜が、唐突に示されたその愛情や信頼に応えようとするなんて・・・
もちろん、こんなこと絶対、あり得ない。
あり得ない状況…なのだが。
不器用に描かれた恐竜たちの心に、読む者の心は、みるみる共鳴していく。
大人も、子供も。

生まれたばかりで一人ぼっちで寂しくて泣く、アンキロサウルスの孤独。
それを食べようとして抱きつかれたティラノサウルスの困惑と、変化していく心境。

無心に信頼を寄せる、小さなアンキロサウルスに対して
ティラノサウルスは理想的な強者、父、として接して行くことになる。
自分が食べようとしてたアンキロサウルスが、他の恐竜に食べられそうになると守ったり。
「おとうさんのようになりたい」というアンキロサウルスを、教え導いたり。
ティラノサウルスを心から尊敬し、憧憬するアンキロサウルス。

ティラノサウルスは、その憧憬を利用し、別れの場面を演出する。
本当の父母(?)に引き合わせるために。
無言の別れは、アンキロサウルスにとっては新たな出会い。

誕生したばかりの草食恐竜が孤独に泣く場面で始まったこの絵本。
ラストは、孤独な大型肉食恐竜の、哀愁漂うシーンで終わる。
大型肉食恐竜は、泣きはしないのだけれど。
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ブはいらない

2007-10-04 08:58:37 | 子供語録
基本的に料理は亭主に任せている私だが、食事を全然作らないわけではない。
そんな私が時折つくるお手軽メニューに「ドライカレー」がある。

材料:たまねぎ、にんじん、ひき肉、市販のカレールー、ごはん、卵
作り方:
1.たまねぎとにんじんをみじん切りにする。
2.1とひき肉をフライパンで炒める。
3.カレールーを適宜、混ぜ込んで味付け。
4.1-3と同時並行して卵を(人数÷2)個ゆでる。
5.皿にご飯と3、半分に切ったゆで卵を載せ、完成。

子供たちの好物でもあるし、さっさとできるのが利点。

さて、ドライカレーを夕食に出したある日。
末っ子のルル(4歳児)が嬉しそうに言った。

「ルル、ドライブカレー、大好き!」

すかさず亭主が「ブはいらない」と突っ込む。
が、ルルは意に介さない。
「だってドライブカレー、おいしいよ!」

はいはい。
喜んでくれてありがとう。
ドライ「ブ」カレーのブがとれるのはいつの日か。
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