リリ(仮名、4歳女)が熱を出した。
朝、起こす際に手に触れてどうも熱いなぁ、と思い、朝食時に「おなかがいたい」と言うので、
熱を測ったら38度7分。
はぁ。この熱では保育園には行けない。
亭主は今日は休めないというので、私が休むことになる。
が、私もいきなり丸一日、休むわけにはいかない。
共働きの親にとっては、こんな風に突然の子供の発熱や病気でいきなり休まなくてはならない時が大問題である。
今日、片付くはずだった仕事の山が頭の中をかけめぐる。
それと同時に、ナンなのかわからない子供の病気のことも頭の中をかけめぐる。
「うわぁ、仕事、どうしよう!子供も、どうしよう!」となるのだ。
近所に親戚(祖父母など)がいる人はこういう時こそ頼っているそうだが、私たちの親戚は皆、遠い。
一番近い主人の実家が、高速自動車道を使って1時間という距離だ。
しかし、遠くの親戚より近くの他人。
こういう時の保険(?)も兼ねて平日の午前中にはヘルパーさんに来てもらっている。
ヘルパーさんに頼むのは家事援助、毎日のお掃除とお洗濯をお願いしている。
(時給1000円で午前中2時間。我が家にとっては必要経費である。)
このヘルパーさんが、子供が病気になるとシッターさんに早変わりする(笑)。
もう4年ごしのつきあいになる、大変有能な方で、子供たちにも慕われており、
子供の世話をしながら家事も片付けておいてくれたりする。
(子供がいる時は家事はできる範囲でいい、と言っているけれど、いつもしっかりやって下さっている。)
というわけで、午前中の2時間、リリをシッターさんに頼んで私は仕事に行った。
2時間では仕事らしい仕事は何もできない、が自分が休む間の段取りはつけられる。
午後と翌日の午前中休む手はずを整え、家に帰る。
家に戻ってくると、シッターさんが「熱が上がっている」という。
リリの熱を測ってみると39度7分。
うーん。確かに、かなり高い。
熱以外にどこか具合が悪いか尋ねたら「あたまとおなかがいたい」という。
「アンパンマン、かいて」という。
・・・子供の腹痛には、まず、アンパンマンの絵を描くことにしているのだ。
もちろん、ただのおまじないだが、結構、効果があったりする。
「じゃあアンパンマンがしょくぱんまんとカレーパンマンと力をあわせて、
リリのお腹のバイキンマンをやっつけるよう、絵を描こうね」と言って、描いた。
おなかが痛いの、やっつけて、アンパンマン!
この時点で、病院に連れて行こうか、迷う。
高熱と頭痛、腹痛以外の症状はない。
熱が高い割にはお昼に炊いたおかゆも全部食べたし、まぁ、元気である。
こういう状態で病院に行っても、熱さましを持たされて返されるのがオチだろう、と行くのをやめる。
喘息の予防薬がもうなくなりそうなので、明日の朝にもまだ症状が続いていたら受診することにしよう。
その夜、夕食はいらないと言って牛乳だけ飲んだリリが、飲んだ直後に全部もどしてしまった。
もどした中に昼に食べたおかゆも混ざっていたので、消化されていなかったらしい。
便は一度だけ、下痢便というほどではないが軟便が出ていた。
夜は私の布団に寝させた。リリは夜中、何度もうなされていた。
「かなしいね、かなしい感じがするね」と突然言うから「何事か!?」と思うと寝言だったり。
熱が高かったので、悪い夢を見たりしていたのだろう。
翌朝のリリ。
欲しがって食べたおかゆをもどし、その後も2回、もどし続けた。
熱は平熱に下がっていたが、嘔吐がひどいということで小児科を受診した。
病院で待つ間にも3回、もどした。もう胃液しか出てこなかったが。
「おんながいい、おんなのおいしゃさんがいい」と言い続けていたリリの願いが叶い、みてくれたのは女性医師だった。
診察時、お腹のアンパンマンを見て笑っていた。
「誰が描いたの?」「おかあさん」・・・ちょっと恥ずかしい。
医師の診断は、胃腸かぜ。ノロウイルスかロタウイルスだろう、とのこと。
熱はもう上がらないだろうけれど、嘔吐と下痢は続くかも、他の子にうつさないよう手をよく洗うように、と言われた。
吐き気止めの飲み薬などを処方してもらい、帰宅。
午後は亭主にみてもらい、上と下の子を保育園から連れて夕方帰った時には、リリはすっかり元気になっていた。
という具合で、リリの熱で慌てたのは一昨日のこと。
今日は子供3人とも元気に登園したので、このblogが書けるのである。
朝、起こす際に手に触れてどうも熱いなぁ、と思い、朝食時に「おなかがいたい」と言うので、
熱を測ったら38度7分。
はぁ。この熱では保育園には行けない。
亭主は今日は休めないというので、私が休むことになる。
が、私もいきなり丸一日、休むわけにはいかない。
共働きの親にとっては、こんな風に突然の子供の発熱や病気でいきなり休まなくてはならない時が大問題である。
今日、片付くはずだった仕事の山が頭の中をかけめぐる。
それと同時に、ナンなのかわからない子供の病気のことも頭の中をかけめぐる。
「うわぁ、仕事、どうしよう!子供も、どうしよう!」となるのだ。
近所に親戚(祖父母など)がいる人はこういう時こそ頼っているそうだが、私たちの親戚は皆、遠い。
一番近い主人の実家が、高速自動車道を使って1時間という距離だ。
しかし、遠くの親戚より近くの他人。
こういう時の保険(?)も兼ねて平日の午前中にはヘルパーさんに来てもらっている。
ヘルパーさんに頼むのは家事援助、毎日のお掃除とお洗濯をお願いしている。
(時給1000円で午前中2時間。我が家にとっては必要経費である。)
このヘルパーさんが、子供が病気になるとシッターさんに早変わりする(笑)。
もう4年ごしのつきあいになる、大変有能な方で、子供たちにも慕われており、
子供の世話をしながら家事も片付けておいてくれたりする。
(子供がいる時は家事はできる範囲でいい、と言っているけれど、いつもしっかりやって下さっている。)
というわけで、午前中の2時間、リリをシッターさんに頼んで私は仕事に行った。
2時間では仕事らしい仕事は何もできない、が自分が休む間の段取りはつけられる。
午後と翌日の午前中休む手はずを整え、家に帰る。
家に戻ってくると、シッターさんが「熱が上がっている」という。
リリの熱を測ってみると39度7分。
うーん。確かに、かなり高い。
熱以外にどこか具合が悪いか尋ねたら「あたまとおなかがいたい」という。
「アンパンマン、かいて」という。
・・・子供の腹痛には、まず、アンパンマンの絵を描くことにしているのだ。
もちろん、ただのおまじないだが、結構、効果があったりする。
「じゃあアンパンマンがしょくぱんまんとカレーパンマンと力をあわせて、
リリのお腹のバイキンマンをやっつけるよう、絵を描こうね」と言って、描いた。
おなかが痛いの、やっつけて、アンパンマン!
この時点で、病院に連れて行こうか、迷う。
高熱と頭痛、腹痛以外の症状はない。
熱が高い割にはお昼に炊いたおかゆも全部食べたし、まぁ、元気である。
こういう状態で病院に行っても、熱さましを持たされて返されるのがオチだろう、と行くのをやめる。
喘息の予防薬がもうなくなりそうなので、明日の朝にもまだ症状が続いていたら受診することにしよう。
その夜、夕食はいらないと言って牛乳だけ飲んだリリが、飲んだ直後に全部もどしてしまった。
もどした中に昼に食べたおかゆも混ざっていたので、消化されていなかったらしい。
便は一度だけ、下痢便というほどではないが軟便が出ていた。
夜は私の布団に寝させた。リリは夜中、何度もうなされていた。
「かなしいね、かなしい感じがするね」と突然言うから「何事か!?」と思うと寝言だったり。
熱が高かったので、悪い夢を見たりしていたのだろう。
翌朝のリリ。
欲しがって食べたおかゆをもどし、その後も2回、もどし続けた。
熱は平熱に下がっていたが、嘔吐がひどいということで小児科を受診した。
病院で待つ間にも3回、もどした。もう胃液しか出てこなかったが。
「おんながいい、おんなのおいしゃさんがいい」と言い続けていたリリの願いが叶い、みてくれたのは女性医師だった。
診察時、お腹のアンパンマンを見て笑っていた。
「誰が描いたの?」「おかあさん」・・・ちょっと恥ずかしい。
医師の診断は、胃腸かぜ。ノロウイルスかロタウイルスだろう、とのこと。
熱はもう上がらないだろうけれど、嘔吐と下痢は続くかも、他の子にうつさないよう手をよく洗うように、と言われた。
吐き気止めの飲み薬などを処方してもらい、帰宅。
午後は亭主にみてもらい、上と下の子を保育園から連れて夕方帰った時には、リリはすっかり元気になっていた。
という具合で、リリの熱で慌てたのは一昨日のこと。
今日は子供3人とも元気に登園したので、このblogが書けるのである。