大学時代、私のリスニング力をのばしてくれたもの。それは・・・・
2台のポータブルカセットテーププレーヤーである。(当時すでにMDやMP3が一般的だったけれど、私はどちらも持っていなかった。友人はシンジラレナイという顔をしていた。)しかし、MDやCDやMP3だったら、あそこまで力は伸びなかっただろう。(その理由はまたあとで・・・)
2003年放送された、遠山顕先生によるNHKラジオ講座『英会話リスニング入門』は、素晴らしい番組だ。私は、遠山先生たちのユーモアとウィット溢れるトークにすっかり魅せられ、「これだっ!このテキストをとにかくしゃぶり尽くすぞ~」と、大学の銅像に決意した。
図書館から借りたテキストのスクリプトをコピー。
CDラジカセを大学の空き教室まで持ち込んで、ひたすらカセットに録音した。(今思うと電気ドロボーかしら)
デカいラジカセを家から運んできて、空き教室でひとりブツブツ言っている姿はさぞかし不気味だったに違いない。しかし、当の本人は面白くて夢中だった。
それからの私は、スクリプトをポケットに忍ばせ、24時間持ち歩いた。(風呂場にも貼った)
カセットを可能な時はいつも聞き、シャドーイングや音読をした。通学する時も、授業が始まる前も、味噌汁作ってる時も。「可能な時はいつも」を文字通り実行した。
歩行時にシャドーイングするには、人がいると面の皮が厚い私でもハズカシイので、わざと人気のない畑の間とか、寂しい道を選んで歩いた。
最初は4人の登場人物の会話にまったくついていけず、チンプンカンプン。
「本当の会話ってこんなに速いの?」
気づいたら会話が次のページに移っている、というレベルだった・・・。
つづく
英語学習に限りませんが、何事にも夢中になることは大切ですね。続きの記事を楽しみにしています。
P.S.国連英検はこの5月に受験されるでしょう。今年は例年よりも早い実施ですね。頑張ってください。
いつも励ましの言葉をありがとうございます。
国連英検、先日申し込みを済ませました。
今回までは一次免除があるので、二次のみを受けようと思います。
二次試験の勉強法で悩んでいます
前回はひたすら読んで情報を集めたものの、本番でそれが口をついて出てきませんでした。音読、ブツブツ独り言トレーニングが足りなかったのかな・・・
何か前回の学習方法と変えないと、と思っています。
国連英検2次まで、ちょうど3ヵ月ですね。
今頃から直前までの国際関連、特に国連がらみのニュースをしっかりと押さえてください。そんなニュース・記事などをしっかりと音読(ブツブツ独り言トレーニング)してください。私はそうした物をかなり音読しました。本番では、結構直前のことを聞かれましたが、音読していたものが、固有名詞を含めて発話できました。内容(情報)はもちろん大切ですが、音声トレーニングも同様に大事だと思います。
いろんな方の合格体験記も参考になります。これだと思う自分の学習スタイルを決め、継続されるのが合格への道だと思います。頑張ってください。
やはり音読が大事なのですね。
それが足りなかったかな・・
実際に合格された方の言葉には重みがあります
ニュース記事の音読を続けてみようと思います