Pon子の日記

信州で2016年春から田畑をしながら踊りや太鼓を習っている。仕事もやめて突っ走る無謀なアラサー人生

素直に一途にまっしぐら

2014-02-07 | BOOKS・映画・音楽など

この本、本屋のベストセラーコーナーに1冊だけ残っていました。

Lucky me!

この本は、全く勉強のできなかった金髪ギャルが高2の後半から勉強し始めて、見事慶應大学(それも総合政策学部)に一発合格を果たしたという実話です。著者はその元ギャルさやかさんを指導した、学習塾の先生です。

彼女がどれだけ勉強できなかったかを物語るエピソードが度肝を抜きます。

なんとさやかさんは勉強を開始した時点で

1、日本地図を書けと言われたら、円しか書けない。つまり、日本が北海道、本州、四国、九州、沖縄と小さな島々からなっていることを知らない

2、Hi,Mike! を 「ヒーミケ」と読む

3、聖徳太子 は「せいとくたいこ」と読み、

 しかも、「ブスだからこんな名前なんだね。かわいそうじゃね?」

はっきり言って、学力は小学生以下でした。

そんな彼女が、1年半後、よりによって慶応大学を受験することに。

はたして指導していた先生はどのように彼女に接し、何をどのように教えたのか。家族は彼女にどう接したのか。興味のある方はぜひ一読をおすすめします。

 ・・・でも、彼女が合格できた一番の理由は、周りの人たちのサポート以上に、彼女自身がすごく素直で、ガッツがあって、自分を信じる力を持っていたことなんです。読むとそれがわかります。