Vフォー・ヴェンデッタ
とあるブログで紹介されていたのを読んで、大好きな
J・ハートの出演作と知り、
これは是非チェックしなければ!と、この大嵐の中観に行ってきた/笑
テアトル池袋は初めてで、てっきりシネマサンシャインの辺りだとビショ濡れで
着いてみたら…ない。迷いました。ほんとうにごめんなさい/深謝
始まる19:00ジャストくらいに着いたのに空いてて、落ち着いて観れてよかった。
きっとダヴィンチに流れたんだね。
けっこー小難しい作品だった。イギリス映画的とも言える。
疲れた頭の中をたくさんの意味ある言葉がどんどん駆け抜けてゆく
きっとこれをアメリカンが撮ったら、主演がA・バンデラスの『マスク・オブ・ゾロ』
になってしまうのかも。笑
J・ハートの出演作に似た話の『1984』がある。
『クライング・ゲーム』のスティーヴン・レイ、『オスカー・ワイルド』のスティーヴン・フライほか
よくぞここまで素晴らしいキャストを揃えられたなと感心。
体制にしかれた第三次世界大戦後の近未来社会。人々の暮らしは安定し、平凡で
そして一部の独裁者によって完全にコントロールされていた。
いつの時代にもいた「わたしが政治的パワーで世の中を変える!」と信じて
権力を振りかざし、それに溺れる人たち。そして、一緒に信じて支える人たち。
でも、ほんとうに世の中を変えられるのはひとりひとりの意識からだと私は思う。
イギリス好きなコと、ジョン好きな私と、サスペンス好きなコの3人。
それぞれ食いつきどころは違っても、各自の視点で楽しめたから誘ってよかったw
要所、要所にいろいろリンク
するポイントがいくつかあったし。
たとえば、ラストのナタリーのセリフに「わたしもあなたもVなんだ」みたいなひと言があった。
そう。おおもとはみんな同じひとつ。
わたしはたまたま此処に居て、あなたは其処に居て、個々に存在しているように見えるけれど
生きとし生けるもの(もしかしたら生きてはいないものも)
わたしたちはみんな、過去も未来もずっと、つねに同じひとつだったのだ。
嗚呼、それにしてもジョンは年を取るほどに色気が漂ってステキだ
わたしが死んでもなお、現役で活躍していて欲しいと切に願う。