メランコリア

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『連合艦隊』(1981)

2009-10-04 17:05:29 | 映画
『連合艦隊』(1981)
監督:松林宗恵(本編)/中野昭慶(特技監督)
出演:森繁久彌、永島敏行、金田賢一、古手川祐子、財津一郎、中井貴一 、小林桂樹、
三橋達也、藤田進、丹波哲郎、長門裕之、鶴田浩二 ほか
主題歌:谷村新司『群青』

「東宝製作・配給の特撮戦争映画。世界第3位の規模を誇った旧日本海軍の連合艦隊が、
 第二次世界大戦(太平洋戦争)に引きずり込まれ、5年後の戦艦大和撃沈によって、
 その終焉を迎えるに至るまでの軌跡。製作費は、当時としては破格の10億円。(ウィキ参照)」

story
1940年(昭和15年)、連合艦隊司令長官・山本五十六らの反対にもかかわらず、
時の海軍大臣・及川古志郎の「やむを得ない」の一言により「日独伊三国軍事同盟」が締結された。
やがて、日米交渉が決裂し、1941年12月8日、「真珠湾攻撃」が行われた。
B-25爆撃機の編隊による日本本土初空襲の衝撃を受けた軍令部は、
空母を含む米太平洋艦隊の残存部隊を全滅させるという山本の「ミッドウェー攻略作戦」案を決行するも失敗。
沖縄水上特攻作戦に向かった戦艦大和は、坊ノ岬沖の壮絶な海空戦の末に乗組員3000人もろとも海に沈んだ。

「宇宙戦艦ヤマト」を見て、実在した戦艦大和のことが知りたくなった。
近代化を急いだ日本が諸国を占領し、世界大戦へと突っ込んでゆく。
もう過ぎた歴史なのに、こうしてリアルな映像で観ると、なんと無駄に人の命が捨てられたことか。
父親が自分の戦果を自慢し、息子らを兵士に送ることを誇りに思い、
お国のためと喜んで送った戦地から死亡通知が届いて初めて悔やんで涙を流す。
恋人は結婚してすぐ離れ離れとなり、不安の中で夫を待ち、帰らぬ人となった男の子どもを産む。

特典として当時のニュース映像、製作映像、戦艦の特撮映像が入ってる。
ロケ地として、立教大学の校舎・旧図書館が使われてるとのこと/驚

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