素振りブログ。

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連載記事「敗神・建御名方が築いた新王国」

2018年09月22日 12時10分11秒 | 日記
今、産経でマイフェイバリット神様の建御名方(タケミナカタ)の連載記事やってて。
その中でミシャグジさまの話が出てた。

まさか新聞読んでてこのよくわからない神様の話を目にすることになるとは思わなんだわ。

同一視されているこの二柱の神様ですけど。
実際は別々の神様で、地域の伝承で「タケミナカタの軍勢と、ミシャグジさまを奉じるモリヤの軍勢が激しく争った」という話が残ってるらしい。

このミシャグジさまを奉じているモリヤ(守矢)氏、代々ミシャグジさまを降臨させる神降ろしなどの神事を明治初期に廃止されるまで一子相伝で担ってきた、って記事にはあるんですけど。

ミシャグジさまについて書かれた別の本で「神主の任期は1年」「それが過ぎると後継者が新たに守矢一族から指名され、前任者は殺される」「このしきたりは1年の四季を表している(冬にあたるのが死、らしい)」って話を読んだことあるんですが。
これ、どうだったんだろうかなぁ?

まぁ、活字は疑えという鉄則あるので、私が読んだ資料本の記述が嘘八百の可能性もあるにはあるんですけど。

去年諏訪大社にお参りしたとき、上社にあった資料館に入ったんですが、ミシャグジさまに関する資料は一切無し。
結構期待はしてたんですけどね。

明治初期に廃止されるまで、ミシャグジさまの神事が続いた。

こうあるけど、どの程度まで資料本の記述と一緒だったんだろうか?
すっごい気になる。

まぁ、明治初期といえば文明開化で、西洋の国々に日本を認めさせようと躍起になっていた時代だし。
もしこの生贄めいた風習が事実だったとしたら、強制的にやめさせようと言い出す人、多分出てきたでしょうな。
(ただ、明治初期まで同じ風習が続いていたとしたら、謎多き神とは言われない気もしますがねぇ。さすがに記録に残るだろうし)