素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

注目の新連載

2016年11月11日 23時38分06秒 | 日記
腰痛が治りそうで治らない。
猛烈に痛いときとそうでないときがあって、快方に向かってるのか悪化に向かってるのか判別不能。
ハッキリせいや全くもう。


マガジンで新連載「不滅のあなたへ」がはじまりましたが。
(作者は聲の形の人)

アオリで「聖書」ってあったから、聖書の話をモチーフに漫画書くのかとちょっと思ったんですが。
違いましたな。
ファンタジー?

まぁ、他のモノの姿を写し取る謎の物体を投入した存在は神っぽいですけど。
で、舞台は超未来の地球っぽい。

地球最後の人類になってしまったと思われる少年の心情が面白かったですな。

「楽園」に行ってしまった皆は必ずどこかで幸せに暮らしていると信じ、それを希望にして孤独の絶望に耐えて来たけど。
「楽園」を探して自分も旅に出て、「楽園」なんか無かったと思い知って。
それを認めるのが辛すぎるから、目をそらすために的外れなことに注目して、的外れな希望を抱くフリをしてみたり。

最後の最期で孤独と忘れ去られる絶望に耐えきれず、自分を看取ることになった狼(中身は謎の物体)に「自分のことを忘れないでくれ」と言い残したり。

細やかな心情描写が面白かった。
聲の形もそういう描写は細かい漫画だったと思いますが、これもなかなか細かいね。

先が気になります。
最後の人類の少年が死に、その姿を謎の物体が自らに写し取った、というところで第一話が終わりましたけど。

てっきり、謎の物体が少年のために他の誰かの姿を写し取り、少年の本当の相棒になる、って展開になるのかと思ってたので、ちょっと意外でした。
謎の物体、人格と呼べるものが無い状態でしたからね。
少年の姿を写し取ることで、人格を獲得するのか。
そして、人格を獲得したとしても、生まれたてと呼んで差し支えない謎の物体でどう話を回していくのか。

気になりますね。