素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

インフェクション3回目。

2015年12月22日 20時16分02秒 | 日記
センパイの彼女、予想を軽く飛び越えてきやがったwwww

「死にかけのくせに使えねぇなテメェ!」「使えるじゃん……♪」

ここまで直球でクズ化するとは予想だにしませんでしたよwww
クズソムリエの私としては嬉しい限り。
(なんだそれは)


まぁ、こういうキャラがいるから、そうでないキャラの思いやりやら気高い行為が引き立ってくるわけですけど。

今週グッときたの、主人公が妹と電話で会話するシーンですなぁ。

自分の逃げ込んでる避難所が保菌者に攻め込まれて、陥落寸前なのに。
恐怖を押し殺して普通の声で兄と応対してんのな。

何故かって、ここで生存本能のままに、兄に助けを求めてしまえば、兄が助けに来ようとするかもしれないからですよね。

まず間に合わない可能性大だし、それ以前に兄妹二人とも共倒れになってしまう可能性大だから。
死にたくないけど、自分を助けるために、家族には死んで欲しくないと思ってる。死地に向かってきて欲しくないと思ってる。

あぁ、こういうの弱いわぁ。

電話口では憎まれ口叩いてるのも無理してる感があって良かったです。

妹のそんな思いに気づいて、主人公、妹を助けに行こうと決意しましたけど。
助かって欲しいなぁ。


あと、センパイ。

気高いですね。

自分、散々な目に遭ってるってのに。
それでも他人を救おうと行動することを止めない。

ここまで散々な目に遭ってしまえば、自暴自棄になってムチャクチャやりはじめても、ちょっと責めるのは酷だろ、ってなもんですけど。

それでも理性を失わず、死ぬまで他人を救おうとした。

かっこよかった。
死んじゃったけど。

彼が特に気高かったと思ったの、救ったのが彼にとって「その他大勢」の人だったことですよね。
普通は相手を選ぶもんだ。
自分にとってそれほどの価値があるのか?それを計算するのが普通。

でも、彼はそうしなかった。

こういうのが本当の献身だと私は思うんですけどね。
見ず知らずの人間を、身を挺して思わず助けてしまう。そういうの。

そんなセンパイですが。
最後の最後、救いがあって良かったですな。
(いや、死んじゃったのに良かったもクソもあるか、という意見もあるかもですが)

裏切られ続けて、何も報われずに一人でのたれ死ぬ。

そんな悲惨な最期でなくて。
最後の最後に、ホンモノの友情を感じながら逝けて。
まぁ、マイナス100がゼロ付近まで持ち直した、そのくらいの救いでしかないのかもしれませんが。